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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

「存在としての作品の価値 - 2013.06.02(ポケットの窓から)

はる 4348
 机の上にメモした言葉があった。どこで見たのか読んだのか思い出せないのだけれど、「世界が明日終わるかもしれない時にどうして人はこんな絵を描いていたんだろう」何だかそれだけですべてを言い表しているのじゃないかと思った。ガキみたいだけれど、それだけでウルウルとする。

 そう、いつか私の命も尽きる。明日かもしれないし、10年後かも知れない、神のみぞ知る。そんな事は恐れてはいない。明日何があったとしても今自分が出来る事を淡々としてゆく。でなければ今の私の存在は偽りということになる。そのことに気付いているかどうか、その覚悟で生きているかどうか、そのことがとても大事だな。

 ロペス・ガルシアの絵を観た時に感じた充実感、堂々とした安心感、小手先でない本物感。同じようなことをやっている作家は多いけれど、他の作家にはこの不退転の覚悟のようなものが感じられない。それは一生懸命やるとか、なりふりかまわず、まじめ一筋にやる、命賭けてやるといったモノでもない。

 それらしきものはたくさんあるけれど、ほとんどのものには何もない。空っぽだ。あってもなくても何にも困らない、本人にとって大事でないものが、他の人にとってそれ以上であるはずもない。

 これもスペインの作家タピエスの言葉
「存在としての作品の価値が護符かイコンとしての価値と同じくらいに強くなければならない」


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