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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

画家というのは? - 2013.04.14(未分類)
 

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はる 4299
 先日書いた公募展「国展」が始まります。私も町中の小さな画廊では展示できないような大きい組作品を一点出品します。とは言っても自宅のアトリエが横2mが限界なので、横3m以上ある作品を実際に組んで眺めるのは会場が初めてという情けない状態です。

 美術史の残るような大御所は別にして今実際に絵描きを生業にしながら、大きな団体に参加もしてる作家というのはどのくらいいるのだろうか。良し悪しは別にして随分少ないように思うな。はっきり言って考え方や志向がかなり違うからな。

 私が銀座で個展を始めた頃言われたのは「絵描きには上野派と銀座派とデパート派の三種類ある、貴方はいずれですか?」まぁそんなこと考えてもいなかったので、すぐには答えることが出来なかったけれど、今考えてみると私はこの三種類すべてを兼ねている。

 上野派というのは要するに当時団体展が展覧会をやっていた上野の都立美術館のことで、そこから団体展を主な発表の場とする要するに画壇派ということで、その会派のヒエラルキーをとても重んじる日本だけのシステム。反対にいえば日本独自の文化とも言える。

 銀座派というのは何も東京の銀座に限らない。日本全国どこにでもある○○銀座と言われるその町一番の繁華街であろうところの画廊で定期的に個展をしながらそれを生業にしながら生活してゆくという作家の事。画廊には二種類あって一般に貸しスペースとしての貸し画廊と、本格的な画商の企画画廊。絵を描いて生きてゆくには本来この企画してくれる画廊とどれだけ契約できるかがミソ。作家としての生き様が問われる。

 デパート派というのはその発表の場が町中の画廊ではないデパートだということで、銀座派と違うのは展示されたものは明らかに商品だということで主催者がデパートでも中間業者であるってもかなりシビアな関係を覚悟する必要がある。そういう意味では良くも悪くも作品の商品としての客観的な価値を知ることになる。


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