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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

伊吹知佐子さんの新しい本「噂のひと」 - 2005.10.29(日記)

はる 1595

 久しぶりにどこにも出かけず一日家にいた。といって絵を描いていたのかといえば、サボっていました。後悔・・。こういうときに本を読みたくなるのはどうしてだろう。昼真っからアトリエでごろごろと本を読んでいた。まぁけっこう幸せな気分。いつもいつもやってられるか!って誰にいってるんだか?


 ちょうど昨日、もう四冊目(噂のひと)になる、伊吹知佐子さんの新しい御本が送られてきた。彼女との付き合いももう長くなったけれど、最初はたまたま銀座の個展に審美社のNさんが来たところから始まった。もう10年もまえになる。


 伊吹さんの処女出版(花の宴 )の挿絵と表紙絵を描いたのが始まりだ。それからこの十年のあいだに彼女は「扉の前 」「出逢いの風景」で今回の「噂のひと」と四冊もの本をものにした。全ての表紙絵に私の作品を使ってもらている。これも一つのご縁だでしょう。


 確かに自費出版ではあるけれど、その間に旦那さんを亡くしたり、また自ら大病をして入退院を繰り返していたということを考えれば、まぁ並みの精神力ではないでしょう。書きたい、書き残しておきたいという切実な思いがそうさせるのだと思います。


 生意気な感想を言わせてもらえば、四冊の御本の中では今回の作品が一番いいように思いました。というのも自らの老境と病のこと、そんなことが淡々と表現されており、無理なくそれでも暗くなく,「充分に生き切った」といった心境が切実な言葉として訴えてくるものがありました。


 まぁ私自身がそこそこ年老いて、どういった締めくくりがいいのか、かっこいい老い様を摸索している段階だからかもしれません。


 よく言われるのは、死期を悟った動物はじたばたせず、ろうそくの炎が静かに消えて行くように、この世からいなくなってゆくそうです。同じ生物でありながら人だけが何だかバタバタと見苦しく未練たらたらでかっこ悪い気がします。


 まぁ、おいおいそういったことも考えなきゃという気になりました。


 ネットでその一部(病む足)を読むことができます 。読んでみてください。で気に入りましたら購入してくださいなよろしく。


 ではまた。

 「噂のひと」

著者・伊吹知佐子

発行者・菁柿堂

03-3325-9064



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