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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

旅芸人魂 - 2013.02.12(ポケットの窓から)

はる 4239
 最近仮面にこってるいるのは商売替えしたわけではなくて、今年の年末の個展に少し並べるつもりでいるからで、やり始めるとこれもなかなか面白い。元々こういった造形遊びは好きなのでやり始めると時間を忘れる。画用紙一枚でどれだけ変化がつけられるか、水に漬けたり、もんでみたり、この上に一枚薄い紙を貼って張子ができる。そこから墨をぬったり泥をつけたり、やっていることは今の絵とさして変わらない。当分こんなことで遊んでいる。

 我々の仕事はいつも不安定であることが前提で成り立っている。もしそれが嫌ならちゃんとした会社に就職をして給料をもらうなり、自分で起業するなりすればいい。ただ今の状態ではそれも安定しているとは言いがたいところがあるけれどね。

 個展をやって、欲しいというお客さんにコレクションしてもらう。それだけのことだ。ところが私一人がいくらがんばってもたかが知れている。そんなものじゃとても食べては行けない。で、それに関わってもらう画廊と画商さんがどうしても必要になってくるわけだ。

 ある程度名前が通ってくると放っておいても色んなところから声がかかるのだろうけれど、若くて無名の作家はこのスタート時が難しい。最初は地元の小さな貸し画廊ぐらいから始めるのだが、これだと大体一巡すると終わってしまう。それでもなんとか懲りずに続けているとどこからともなく色んな話が聞こえてくる。誰と組んでやってゆくのか、ここのところがなかなか難しい。やってみないと分らないからなぁ。

 基本的な考え方として、私のような仕事は旅芸人みたいなものかと思っている。どこかに常設の小屋があって、また臨時の小屋が建ってお客さんを呼んで観てもらう。どこかでお呼びがかかれば大体どこでも出かけて精一杯のパフォーマンスを演じる。その小屋が大きいか小さいか、名前が通っているのか無名なのか、そんなのはどうでもいい事だ。私はお客さんがいればどこだって最高の仕事をしてみせようと思う。それだけのことだ。


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