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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

はる 4208 - 2013.01.12(ポケットの窓から)

はる 4208
 部屋の模様替えをしたのは、冷蔵庫が壊れて新しいものに買い替えなければならなくなったためだ。今まで使っていたものはもう20年も前に買ったもので、まぁ何のトラブルもなくノンストップで今まで働いてくれたものだから、けっこう優秀なものだったのだろう。最近はコンプレッサーの音が少し大きくなっていたので、替え時ではあったのだ。

 我々の子供の頃は冷蔵庫など当然なかった。叔母さんの家に小さな氷を入れて冷やすタイプの冷蔵庫があって、夏休みなどにゆくとカキ氷を作ってくれたのを覚えている。この叔母の家は大体何でも新し物好きで、我が家より一歩も二歩も先に新しいものがあった。それがこども心にうらやましかった。

 真冬に夏の話もおかしなものだが、まぁ事のついでということで許してください。最初に電気冷蔵庫が来たのは何時頃だったのか、良く覚えていないが、小学校の低学年のころだろう。東京オリンピックが小学5,6年生だったから、それより少し前だ。西岸良平の「三丁目の夕陽」と同じような善き昭和の時代だ。妙になつかしいレトロな時代だ。

 そうそう、今頃の夕陽は空気が澄んでいるせいか、透明ですっきりしている。夕暮れ時のちょうど夕陽が山の端にかかるその頃は「三丁目の夕陽」を思い出すな。しみじみ懐かしいというのか、尋常な気分でいられない少し寂しいセンチメンタルな気持ちになる。この気分は未だに変らないなぁ・・。

 画家の遠藤彰子さんが「太陽さん沈まないでと、夕陽を追いかけてゆきたい気持ち」と書いていたけれど、その気持ちがよくわかる。あれからもう50年近く経ってしまったけれど、あのへんの物悲しいセンチな気持ちというのが私に絵を描かせている基本にあるような気がする。死ぬまで変らないものなんだろう。今は人生の夕暮れ時にかかってきたからな・・。


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