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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

はる 4169 - 2012.11.26(ポケットの窓から)

はる 4169
 毎年年末と年始頃に国画に関係する人たちの個展やグループ展が同時多発的に開催される。それはここ10年ぐらいの恒例の行事になってきた。ちょうど昨年の受賞者や新会員などのグループ展もこの時期に開催されるという事もあって、同じ東京でやるなら同時にやった方が見に来てくれる人も多いだろうという皮算用から来ているのだろう。という私も今年は便乗組みになるのかな。

 地方に住んでいる作家が東京で展覧会をするというのはかなりの勇気がいる。これは東京近郊に在住している人たちとは意識の上においてかなりの違いがある。まぁ実際の話、見知らぬ土地で誰も知らない画廊で展覧会をやったとしてどれだけの効果があるのかわからないけれど、それでもやったという実績が自己満足かもしれないが何かしらの自信になって行くように思う。貸し画廊というスタイルは日本だけだというけれど、需要がある限りこれからも続くだろう。

 私が88年に銀座で最初に個展を開催した時は、DMを出す人さえ限られたものだ。親や兄弟や親戚、知り合いに出せばそれで終わってしまった。それでも最初の個展は物珍しさも手伝って多くの知り合いがかけつけてくれた。親戚一同が関西からおのぼりさんのごとく大挙してお祝いに来てくれた。それはそれで嬉しかったし、今までの無く華々しい気持ちにはさせてくれた。母親に銀座の個展を見せることで、多少なりとも罪滅ぼしが出来たのではないだろうか。最初の個展などその程度のものだ。

 ところで勘違いしてはいけないのは、それで絵描きとして認められたわけでは決してないということだ。絵描きとしての始まりの儀式でしかない。絵描きは個展がすべてだと思う。


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