FC2ブログ

あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

はる 3925 - 2012.03.25(ポケットの窓から)

はる 3925
イノうえ・ナおひさのイバラード日記
 http://megezo.ddo.jp/inoue/tackynote.cgi?action=view&year=2012&month=02&day=02&no=1196#1
より勝手引用
***********
絵の描き方で、僕のやり方が大方の人と違っているのは、
完成形を決めずに描き出すことではないかと思う。
描きながら作っていくのである。

だからアイデアが無いから取りかかれないと言うことは、無い。
と言うより常に、描き始める時にはどんな絵になるか分かっていない。
それで描いていって、最後までアイデアが出なかったらどうなの? と、
聞かれるかも知れないけど、僕は野球の試合みたいに思っている。

お芝居には台本、絵で言えば下書き、があるが野球にはない。
でも本気で取り組んだ試合には、たとえ草野球でもかならずドラマがある。
むしろ、決まりの構図――台本通りのお芝居――でと言われると、
僕には面白さが半減する。5割の楽しみになってしまう。

写生の場合は、自由に作る絵の七掛けくらいの楽しみかな。
モチーフによって、こんなの描けるかなぁ・・・・と言う時は面白くなる。
*********
 いのうえさんの描き方と絵柄も全く違うけれど、言っている事はよくわかる。たぶんあれを描けこれを描けと注文されると描けなくはないが、面白いと思っては描けない気がする。以前何回か地方の新聞小説の挿絵を描いたけれど、これはこれで不自由さが発想の元になって面白かったのだけれど、どこに向うのかというそういった面白さはない。

 物を見て描く面白さは充分に分る、がそればかりやっていると見ないで描くということがいつまでも出来ない。物を見ないで描くというと誰でも漫画家がすいすい何でも見ないで描くのと同じように思うかもしれない。ちょっと違う。小学校の頃クラスに一人や二人こういう空想画が得意な子供がいた。あれはある種特殊な能力だと思うな。まぁそういった連中の中から日本が誇るアニメーターが出てくるのだろう。

 私が言う見ないで描く絵といのはそれとも少し違う。多分私はそういったないものを空想によって描き出すといった能力はない。もっと具体的にたくさんの線のなかから必要な線を見つけ出す、いたずらがきのなかから欲しい形を見つけ出す、汚れた画面から何かを見つけて物語を作る。ここでも使っている能力は「あるものでなんとかする」という能力ではないかな。

 何かを見て描く、アイディアスケッチから下書きをして本画を描く、まず下絵を作ってというやり方だと多分ネタは尽きてしまうだろう。どんなに充分にアイディアをストックしたとしてもストックしたものはいずれは尽きてしまう。これはいつも言っているブログのネタ探しとよく似ている。

 ネタは絵の中にある。


comment(0)

 
secret


カテゴリ
アーカイブ
シンプルアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ポケットの窓から (4075)
未分類 (209)
日記 (942)
ベッドの上の王国 (15)
裸婦クロッキー (166)
作品 (236)
写真 (69)
今日のアトリエ (83)
「家族ごっこ」挿絵 (10)
未選択 (45)
ブログ (57)
you tube (102)
原発 (75)
イタリアスケッチ (21)
画集「こたえてください」1 (24)
「こたえてください」2 (6)
「山峡」挿絵 (7)
動画 (7)
フリーエリア

designed by まて