マラガは港町 長谷川きよし
はる 3895
今日は定期健診で病院にゆく。いつもはほとんど気にしていない体のことだが、この定期健診のときだけ少しは気になる。今回もほとんど何事もなく無事通過、次は大腸の検査が控えている。これが少々憂鬱の種だな。
60歳になるというので年金の手続きをしろと何通か書類が来る。私の職歴はけっこう複雑で、若い頃はほぼ一年単位で仕事をかわっている。その度に厚生年金になったり国民年金になったり学校の先生の時は共済年金だったりする。今までに何回かお尋ねがあったのでその度に一応届けてはいるのだけれど、これがまた複雑でわけわからん。年金の機構そのものが二転三転して聞きもしないのにやれ『年金定期便」だとかなんとか書類が来るのだ。来るのはいいのだけど、同じようなことを何度も聞いてくるので、いい加減めんどくさくなる。
何でこんなに複雑な書類を書かねばならんのか?ある程度文書を読むことに慣れているはずの人間でもまったくもって訳が分らん。けっきょく全て持って昔の社会保険事務所にゆくしかない。国民年金などフルで貰ったとしても生活保護より少ない全く持っておかしな制度だ。
学校などもそうだが、国を動かしている官僚とか役人は試験に受かりさえすれば上級の職員(キャリア組)で、素人でも国の根幹の部分を受け持つシステムになっている。大臣なんかもほとんどが素人で高々2年や3年の任期ではなにもできない飾り物だ。
今回の震災や原発の件でもトップの方は何も対応できないようになっている。たとえ情報が来たとしてもまるで素人の集まりだから何の対応もできない。パソコンは使えても壊れたら誰も直せないのと同じ。ただみんなと同じにわーわー騒いでいるだけだ。
根幹から何とかしなければこの国は立ち行かなくなるだろうな。分ってはいるんだけどなぁ・・。