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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

イタリア滞在記 10 - 2005.09.12(日記)

         10 車が手に入るの巻 (7月)

 

 前にも書いたが田舎暮らしには車が必需品だ。ちょっと下町までの買い物も車がなければ人の手を煩わさなければならない。かといって新車を買うほどの余裕もない。中古車の具合のいいものを、下町の利夫さん御用達の修理工マルコに頼んであったのだが、なかなかいいでものがなかった。イタリアの場合、日本の様な車検制度がなく、乗れるだけ乗ってそれでお終い、修理不良でトラブルがあったとしても、それはすべて自分の責任で自分が悪い、自己管理これが原則だ。それ故具合のいい中古車というものがあまりない。

 ある日マルコから電話でいいでものがあったと連絡がはいる、さっそく利夫さんと下町まで行く。走行距離やメカニックの方も問題ない、試乗もしてみたが素人目には分かろうはずもなく、これで良し。さて契約ということになって、マルコが業者に連絡、なんか難

しそうな顔している。さてはなにか問題が、私が外国人ゆえ日本大使館へ行って戸籍謄本を伊訳してもらい私本人である証明が必要とのこと。さもありなんと思い、住民表から謄本、すべての書類は用意してある。なにがあるかわからないのが外国生活、パスポートさえあればとにかく日本までは帰れるのだけれど。それさえ取られるかもしれない。住民表謄本、写真は是非必要だ。

 というわけでローマの日本大使館へ行く、テロを警戒しているのだろうけれど、大使館は物々しい警戒で緊張する。受付で用件を言ったのだけれどうまく伝わらない、なんとか日本語の通じる人と連絡がとれ、一つの関門を通過。ガシャと大きな大きな音をたてて鍵が開く、中に入って又扉があったが今度は簡単に通過、中に優しそうな日本語を話すおじさんがいて一安心、用件を話すと明日できるから来いと言う。田舎から出てきているのでなんとか今日中にと押し問答。やっとのことでそれならば、今日の夕方と言うことになった。

 言われた書類も提出しこれで準備万端、あとは車を待つだけとなったが、なかなか連絡がこない、業を煮やしてこちらから電話すると、やっぱり色々な理由で車は買えないらしい。なんとと言うことか、それなら最初からそう言えよな、とみんなで怒ったのだったがだめなものはしかたない諦めるしかない。マリアが心配して「なんとかなる、それがイタリアだ」となぐさめてくれた。

 ローマの洋子姉さんが新しい車を買った。日産のマーチ、信じがたい色々な事があって納期が随分と遅くなったのだが。そのためにいままで乗っていた、フィアットのウノがマリアにまわってきて、マリアの乗っていたチンクエチェントが私にまわってきた。やったァ、時々この車を運転していたし、こんな車に乗りたいなと思っていたので大喜び。ただこの車一度火を吹いたことのある、すぐれもの。雨がふれば傘が必要かもしれぬ、底抜けけれどとにかく下町までは行ける、やっほー。



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