TWO DOGS DINING
はる 3855
あるブログから
「ツキの正体」(桜井章一著)プロのマージャン打ち「ついている人は見返りを求めない」
賭け事は良くないというのは世の中の常識だが、それでもギャンブルはなくならない。どこの街に行ってもパチンコやサンだけは繁盛している。普通に考えてあれだけパチンコ屋さんがあるということは彼らが商売として成り立っているということで、総体的にはお客さんは絶対に勝てない、負けるように出来ているということだろう。まぁそれが分っていながら、たまに勝からなくならないのだろうな。ギャンブルに必勝法などあるわけない。
子供の頃に俗に言う「メンコ(私の地方では「べったん」といった)」「ビー球」、トランプの賭け事でその面白さに開眼する。みんなそうだと思うのだが、何かものを賭けてやる勝負のスリルと興奮に一時はまるのだ。学生の時は毎日マージャンにはまっていた。学生だったから大した金額を賭けるわけではなかったけれど、それでも勝てば少しのお小遣いになったし、負けると次の日の食い物に影響した。
そうやってやがて自分には賭け事の才能が無いということをつくずくと知ることになる。まぁ才能が無くてよかったのだが、その時感じたのは運というのは誰にでも平等にやってくるんだなということだ。自分には運がないと嘆く人がいるけれど、おか目八目でそばで見ていると必ずチャンスは訪れているんだな。問題はその感受性があるかどうか、もっと言えばいつ運が訪れても受容できる態勢ににしておくという、受容体側の問題だったわけだ。
で、そういう態勢をいつも持っているということはかなりの努力を必要としていて、ただ単に流されて自分の手ばかりを見ていてもチャンスは逃げていってしまう。
・・・・何だかまとまりの無い話になった。またあした。