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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

安藤建築 - 2005.09.01(日記)
はる 1537
 九月になりました。

午前中は安藤忠雄さんの公演会があるということで出かける。安藤さんは本もだけど、一時期盛んに時代のメッセンジャーとしてテレビにも出られていた。彼の出身が関西ということもあって安藤建築はかなり見ている方だとおもう。

 なぜ彼の様な高名な建築家がこんな辺鄙な田舎の市制祭の公演に来たかといえば、何と驚くなかれ、今度この田舎町の駅舎を安藤さんが設計するということだ。そのデモンストレーションにやってきたというわけだ。

 まぁ関西人特有のブラックユーモアを所々に入れてそれなりに面白おかしく、なかなかの話芸だなぁと思った。まぁとにかく学歴もコネも何もないところから這いあがって来た、一種の建築界の天才だから、何をやっても絵になるし、バイタリティが並みの人間ではないように思う。

 前々からの私の意見は、日本の建築家は建物だけを設計することに優れていて、それを使って生活する、利用するといったことを考えてはいないのではないか。

 もっといえば何も建築家だけではなくて、あらゆるものが自分の主張だけを通して周りの環境など考えてはいないのではないか、と言うのが持論であったけれど、特に意識していたわけではないけれど、安藤さんのことが少しは頭をかすめていた。

 まぁ当の本人が「こんなとっぴな駅舎でいいのですか?」と冗談交じりにいってたけれど、安藤さんの建築は自己主張が強すぎるのだよな。世界の安藤の建築ということで、多くの人が訪ねてくる超有名な駅にはなるかもしれないけれど、たぶん使い辛い駅だとおもうぞ・・。

 安藤さんは盛んに住む人のことを考えた、利用する人のことを考えた、血の通った建築の話をしていたけれど、彼の建築が一番使い辛い見本じゃないのかい。彼の建築は建物じゃなくて一種のオブジェだからね。

 世界のオザワセイジが世界中の色んなところで彼を紹介してくれるそうだ。で未だにオザワさんは彼のことを「有名な日本の彫刻家だ」と紹介するそうだ。といって笑っていたけれど、案外それは正しいのかもしれないな。それでも私は好きだけれど。


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