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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

カーニバル(宇宙の話) - 2005.08.23(日記)
詩人と聖人
カーニバル


はる 1527
 どうやら夏も終わりに近づいた感じです。今日はもう秋の空だったな。日中はまだ暑かったけれど。

 水の上に浮かんでいるごみは自然に集まって、それなりの大きさのゴミの塊になってゆく。そしてまたそれなりの大きさのゴミがお互いに引き合って、またまたそうとうのゴミの塊になってゆくのだ。

 これは何の法則なのか正確には知らないのだけれど、素人考えでいえば、万有引力ということになるのかな。簡単に言えば物質というものはお互いに引き合っているということだろうか。

 話を大きくして、たとえば太陽系の宇宙が出来上がってゆく過程を何かで読んだんだけれど、まぁ宇宙にただようゴミのようなものが、水の上のゴミのように引き合って、次第に大きな塊になってゆくそうだ。その中心がやがて高温、高圧になって火がついて燃え出す。それが太陽になるそうだ。

 太陽の燃える燃料になった物質は、燃えてしまえばそれで終わりか?といえばそうではなくて、新しい物質に変わるだけらしい。ちょうど炭が燃えて熱と二酸化炭素になるのに似ている。

 それでやがて燃えカスが溜まってバランスが崩れる。段々に大きく膨らんでやがて大爆発をおこす。そういった爆発でそこにできた燃えカスをまた宇宙空間に撒き散らすらしい。

 生物というのはそういったゴミの様な集まりから、自然発生的に生まれるものだとおもっていたけれど、ゴミはあくまでもゴミであっていくら待っても生物にはならないらしい。まぁそこで「神の意志」みたいなものが登場するのだけれど、実際のはなしそういった無機物から有機物に至る奇跡的な発生はまだまだ謎に包まれているらしい。

 宇宙空間に人類意外に知的生物が存在するかという話は、たぶんに好奇心を刺激するけれど、いるともいないともはっきりしたことはいえないなぁ。

 ただね、人類が発生してこうやって今を盛りに宇宙に情報発信しているけれど、人類が存在する間に他の知的生物にコンタクトがとれる確率は物凄く少ないと思う。なぜなら宇宙的な時間と生物的な時間とは大きくずれているからだ。


 さて日にちが変わって(はる1528)


きのうの続きのようなもの、理論的ではないのでつじつまがあってないかもしれない、そこのところ適当に読み飛ばしてください。

 宇宙は無限だという。ならばその無限の外はどうなっているのか?というのが素人の考え方だ。その外があれば有限ということで、時間も空間もないから無限なんだろう。

 ビックバン宇宙論なるものが流行って、猫も杓子もみんな分かった様に「宇宙は膨張している」などと言う。風船が膨らむように膨張しているならば、風船の外がわが存在するわけだけれど、宇宙の場合その外側というのが存在しない。三次元的なイメージでは追いつかない。

 ところで膨張しているのであれば、時間を逆回しにすればいつかは宇宙の始まりに遭遇するはずだ。今宇宙に存在する全てのもの、それは空間も時間もあらゆるものが含まれている、たった一つの点に集約されるはずだ。

 グラウンドゼロ=バニシングポイント=消失点これもまた想像することが不可能だ。映画「マトリックス」ではないけれど、実際の話この世界は誰かの頭の中か、高度なコンピュータの中に存在している架空の世界なのかもしれないな。そう考えた方が理解しやすい。

 ところで何故宇宙が膨張しているなどと言い出したのか?といえば、まぁこれも確かなことは何も知らないのだけれど、普通に考えて宇宙の果てはどうなっているのかな?ぐらいは誰でも考える。

 で、地球から観察できる一番遠い星を見ようとしたら、どうやっても波長がね赤みの方向にずれてみえる。救急車のピーポピーポの音とが変わるのとおなじ原理ね。というわけで星はいまでも飛んでいるだ!となったわけだ。それも遠い星ほどよりはやく飛んでるという結果が出た。なんのこっちゃ。

 ここのところがちょっと難しい。今蟻んこが長さ100cmの棒を登っていると仮定する。この蟻は変わっていて必ず一分で残りの半分歩くとする。

 最初の一分では50cm登る。次の一分で25cm。次は12.5cm。歩みは鈍くなるけれど、手抜きはしていない。同じ調子で歩いているのだけれど、半分しか進まないのだ。なぜなら自分の体が半分に変化してしまっているからだ。でも彼自身は全く気付かない。

 半分半分と進んでいけば彼は最後にこの棒を登りきれるだろうか?実は彼は永久に目的地には着かない・・。無限というのはそういうことじゃないかな。

 星の話に戻れば、自分から遠い星ほど速く自分から離れているように見えるということは、充分遠い星はほぼ光速に近くなる。光速の半分のスピードになると体は半分の大きさになる。限りなく光速に近づけばこの蟻君と同じことで、行けども行けども永久に宇宙の端には行き着かないということだ。

 よく分からん。でたらめでした。 また明日。




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