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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

誰も知らない展覧会 - 2011.10.07(ポケットの窓から)


 どこか広い展覧会場の様子ですが、まぁ何のことはない文化ホールという名の県の施設の廊下ですね。元々美術館などという施設は独立してあったものではなくて、どこか大きなお城の廊下だったり、教会の壁だったりしたものだから、こういう風に廊下に絵や彫刻を展示する事は間違いではないように思う。反対に美術館の妙によそよそしい壁に展示するよりいいようにも思う。

 問題はそうやってせっかく展示しても誰も知らないし、広報さえしているかどうか怪しいものだ。県のお役人にとってやったという実績が大事であって、内容はどうでもいいのだ。仮にお客さんが一人も来なくても誰からも文句は言われないし、懐も痛まない。そうやって我々が手弁当で手伝っても「ありがとうございました」でお終いだ。いったいこれは何のためにやっているのか皆目分らない

 展覧会の名称は「○○トップアーチスト展」だと。だれがそんなダサい名前を付けたのか。
 


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comment(2)

 
 
こんにちは。コメントありがとうございました。ボスはそろそろ個展でテンパッテいるのではないでしょうか。まぁそんな機会はそうある訳ではないので、楽しめればいいですね。

 役人はどこまでも自分の仕事の範ちゅうは出ませんね。一生懸命やってもいい加減にやっても評価が変らないのなら、誰でも手を抜きます。

 黒澤明の「生きる」のテーマと同じです。それを踏まえて付き合ってゆくしかないですね。では

お役所 
私も今年初めて地元の公共施設に県展出品作品を展示して、同じ事を感じました。
駐車場も無く、搬出はどしゃ降りで大変でした。

secret


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