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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ショッピングモール - 2011.08.20(ポケットの窓から)







 


はる 3709

 この間たまたまついでがあったので、○○モールというショッピングセンターに行ってみた。もう長くここに住んでいるけれど、こういったショッピングセンターなるものに出かけたのは初めてのことだ。自慢じゃないが・・。



 馬鹿でかい体育館の何倍もあるような建物が現れて来て、これにも最初に驚いた。その周りはこれまたそれ以上の広さの駐車場で占められている。お盆休みということもあるのか、駐車場は満杯だ。で、一歩会場の中に入ってこれまた驚いた。



 一つの町が作られている、ショッピングモールというのはそういった意味だったのね。食料品はもちろんのこと、色んな雑貨、ブティック、本屋さん、酒屋、映画館もあって片隅にはベンチがさりげなく置かれていて、子供づれの若い家族が休んでいた。いやはや駅前なんかより全然人が多くて、ちゃんと雑踏になっているだな。



 素晴らしいことに、このくそ暑いなかでもモール街のなかは適当な温度に保たれている。もちろん日焼けする心配もないし、雨がふることもない。ハウステンボスとかディズニーランドのようなテーマパークを想像した。



 快適、便利、綺麗・・そうなんだけれど、なんだか少しおかしい。街中に人がいなくなる理由が分る。人は群れを作る動物だ。放って置いても自然に群れる。けれどある法則がある。何々すべきだといった原理原則では人は動かない。面白いから楽しいから、人は集まる。面白くないところは自然に寂れてゆく。これは止めようがない。



 だからといってこんな人工的な町で、人が用意してくれたおあつらい向きの、行動が読まれてそっくりそのままお任せした施設でいいのかな。予定調和というのか、どこにも破綻のない、良く計画された人生など、大げさに言えば生きてゆく価値はない。もっとも生きる事に意味など元々ないのだけれど、それでもあっちこっちで頭をぶつけて、暗中模索で生きてゆくのが、時には大怪我するかもしれないが、病気になって途中で死んでしまうかもしれないが、そうやってうだうだ言いながら生きてゆくのが人ってもんだ。



 ぼうふらもわかないような生簀で、どう間違っても溺れ死ぬような事のない水溜りで遊んで、面白いかい。血わき肉おどる興奮が味わえるかい。



 パソコンのバーチャルな世界とどっこいどっこいだな。と思った。 




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