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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

全体で一つ - 2011.08.18(ポケットの窓から)







 


はる 3707

 まぁ一応こんなものになってきた。サインなんかも入れてみたけれど、多分また上から描き込んで無くなってしまうだろう。サインも絵の一部だと考える。絵に合わせて自然に変ればいい。



 私の考える方法は「全てが全体で一つ」という考え方だ。ここでいつも書いているように、一つ一つの作品もそんな描き方をする。決して部分的に仕上げてゆくという事はしない。それは意識してそうする訳で、無意識にかきすすめてゆくと、どうしても部分的にすすめてしまう。



 少し視点をひくと、少し前に書いたように例えば50点一緒に描くなら、50点で一つというような描きかたをする。ここでも一つ一つ仕上げるということは極力しない。理想的に言うなら一日の仕事は50点全てに手が入っているというのがいいのじゃないかな。まぁ多分そんなふうには描けないとは思うけれど、スタンス的にはそんな感じではないだろうか。



 個展会場の展示も同じだと思う。必ず全体を見て色や大きさをそろえるのではなく、ある種の「ランダムな統一」ということを考える。例えば色味を考えると、地塗りの時に主調色、中間色、反対色と5;3:2ぐらいの割合でほどこした訳だから、個展会場もそんな感じで配分するようにする。これはあまり気にする人は少ないのだけれど、大事な事ではないだろうか。



 次に自分の一生を考える。自分の人生全体でどれほどの作品を作る事ができるのか、あまり深刻には考えてはいないのだけれど、長くても多分あと2、30年ぐらいのものだ。ここでも全体で一つという考え方でゆくと、私の絵は半ば過ぎを描いているところだろうか。まだまだ仕上げてはならない。まだまだたどり着く先は見えない。そんな状態だろうか。



 やっぱり「フラクタクルの理論」だな。小さく小さく考えても、大きく大きく考えても結局全てが自分で出来ている。だから一日のうちにその人の一生がみえる。




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