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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

「美は発見である」 - 2011.08.09(ポケットの窓から)







 


 宮崎駿と吾郎のテレビを観る。テレビはめったに見ないが、こういったドキュメントはテレビの真骨頂だな。「時代の気分」というものを感じた。



 親父さんの言葉「時代が平和で夢見ているような時に、終末を描くことはロマンがあった。けれど今、みんなが傷ついた時にどんなロマンが語れるか、それが問われている」



 それにしても親子で同じ土俵で競うのは難しいというのか、ほとんど無理だな。どうしても比べてしまう。少しくらい良くてもだれも評価してくれない。圧倒的に良くなければ、消えてしまうだろう。



 閑話休題

 昔はそれなりにアートフェアなど多少興味があった。知らない人には全く興味がないだろうけれど、アートフェアというのは、例えば東京ならこんなのがあった。

http://www.artfairtokyo.com/

 簡単にいえば画廊の見本市みたいなもので、世界中の画廊がある期間、ある場所で集まって自分のお抱え画家などを披露するお祭りかな。まぁここで扱われるようになれば一応世界のマーケットに参加したというわけで、それぞれの画廊が一押しの作家を紹介するわけだ。



 良く知らない頃は、なんとかチャンスを作ってこういった一流?の画廊に扱われる作家になりたいものだと考えていた。作家になって食べてゆくというのはそういうことなんだと、かってに解釈していた。



 まぁ、間違えてはいないかもしれないが、それを望むのであれば他の仕事をした方がいいようにも思う。はっきり言ってこういったフェアはビジネスの世界のはなしで、全てとは言わないけれどどことなく胡散臭いものを感じるのは私だけかな。



 一枚の現存する作家の絵が大きさにもよるのだろうけれど、何千万、何億などという金額はどう考えてもおかしい。絵そのものの価値というより投機的な意味合いでしかない。昔バブル華々しい頃銀座では良く一枚何億などという話が飛び交っていたいたけれど、それはもうまともな感覚ではない。いずれ誰かがババをひくことになる。



 大衆というのはいつもスターを望んでいるものだ。今誰が人気があって、流行っていて、良くテレビで見かけるとか・・いったい絵とは何ですかね?絵の本質からどんどん離れてゆく。



 「美は発見である」=自分自身を投影したもの、出来るもの。それが自分にとっていい絵なんでしょう。他の人がどう評価しようが関係ない。自分のモノサシをしっかりもって、いい絵を見つけて下さい。それが今の貴方の姿なんですな。




comment(2)

 
No title 
飯野さんコメントありがとうございます。

 そうでしたね。ファンタジーといっていましたね。適当に自分の言葉で解釈してしまったようです。すみません。これを読まれた皆さんも「ファンタジー」に直して読んでください。訂正はあえてしませんので。

 そう、何をやっても頭の片隅に「あれ」があります。「あれ」を抜きに何も語れないような気がしますね。反対に「あれ」を抜きに作ったものは嘘っぱちなきがします。

 さてさて、何が出てくるのやら、不謹慎ですが楽しみでもあります。ここだけの話。

No title 
あの番組、ぼくも観ました。「ロマン」ではなく、「ファンタジー」という言葉を使っていましたね。3・11以後、どんな「ファンタジー」が可能なのかというのは切実な問題ですね。

secret


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