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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ニセアカシヤの樹 - 2005.08.07(日記)

はる 1512

 まだトラブルが解消しません。もう少し待ってください。


 中庭にあったニセアカシヤが枯れてしまったことは、どこかに書いたおぼえがある。ここに引っ越してから階段の隅に窮屈そうにはえていた子株を、裏庭の納屋のそばに移植したのは、もう10年以上前になるかな。


 一時は春になると一せいに若葉をだし、豆科の植物独特の白い房状の花を枝いっぱいにつけて、ブンブンとミツバチが蜜をあさりに来ていたものだ。


 知らなかったのだけれど、庭木としては不適切だと何処からか聴いた。なぜかといえば、あまりにも大きくなりすぎるということ、深く根を張って例えば水道管などを持ち上げてしまうこと、などなど。


 秋にはいっせいに小判色の小さな葉をハラハラとちらせて、あたりは一面の黄色だった。そこらまでは許容範囲、許された。


まぁいいやと高をくくってはいたのだけれど、言われたように大きくなりすぎた枝から落ちる落葉は、隣の家の樋まで詰まらせた。何にも言われなかったけれど、それが無言のプレシャーとなった。


 いつ頃からか、私の心の中でも疎ましく思えてきた。彼には責任はない。私の責任だろう。大きく枝を落とした。


 次の春、花のつき具合がおかしくなった。多分天候不順のせいだとばかり思っていた。花が終わって夏に入った頃に、季節はずれの花をつけた。おかしいなぁとは思ったけれど、そのままやり過ごしていたら、根元に大きなキノコが生えた。調べたら、これが出たら二年くらいで木は枯れると書かれてあった。


 ちょうど二年して春になっても葉をつけなくなった。死んでしまった。ごめんなさい、私のせいです。


 昨日、切り倒しました。



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