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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

オリジナルなキャラの作り方・TB - 2005.08.03(日記)

 はる 1507
 パソコンで礼状を書く。

 例えば年賀状。色んなデザインがあって、本人はそういった数多くの中から選べばいいだけになっている。「明けましておめでとうございます」「暑中お見舞い申し上げます」などなど。

 画像を選んで、文章を選択、それで住所を印刷すればほとんど手を煩わすこともない。きれいな印刷が出来上がってくるというわけだ。パソコンが普及した理由のひとつには、こういったDMが簡単に自作できるということにあるらしい。

 100種類の画像と100の文章があれば、10000種類のバリエーションができる。コンピュータはこういったことがお得意だ。

 例えばこういった手を良く使う。物を勧める場合、二種類以上提示する。「どちらがいいですか?」とたずねられれば、必ずどちらかを選択するわけだ。で、あたかも自分が選んだかのように錯覚する。

 今流行りのブログなんかでもそうだけれど、選択肢はものすごく多くあって、とてつもなく変化に富んでいるように見える。しかし、実際の見え方というのか印象はみんな実に似かよっている。これはさっきも書いたけれど、数学的な(組み合わせ)によるごまかしのように思う。


 絵を描く時、(私の場合)ここをこの色にしょうと思って置くわけではない。この色だとおもっても、下にある色や周りの色によって見え方が変わってくる。

 また、ここのところが大事なんだけれど、人の目というものは、ひとつの色だけを見ることはない。必ず周りの環境と一緒にみている。知らず知らずの内にバランスをとっているのだな。

 だから絵を描く場所には好きな作家の画集や写真、もっといえば色のあるものを置いてはいけないというのは、知らず知らずに目に入って影響されるからではないかな。たぶんそういったことがあるように思う。

 子供の頃、百色や二百色もある色鉛筆を自慢していたガキがいたけれど、今考えるとそれでいい絵が描ける保障は全くない。というのは塗り絵ならいざ知らず、ここをこの色にしょうと決めて塗ることはないからだ。

 常に全体を眺めながら、微妙に変わってゆくというのが、生きた絵ということだろう。

 話はもとに戻って、パソコンではがきをかく場合、そこにある例文やイラストを使わない方がいいように思う。それはあなたのものではない。どうやっても手書きにはかなわないのだけれど、少なくともへたくそでも自分の言葉で書きたいと思う。人と差がつくのはそれしかないよだろう。

 きれいなイラストや決まりきった常套句を期待しているのであれば別だけれどね。


 オリジナルとは結局自分自身ということだな。

 ではまた明日。



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