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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

「自分を認めて欲しい」という声 - 2011.02.09(未選択)
イノうえ・ナおひさのイバラード日記より勝手引用

http://megezo.ddo.jp/inoue/tackynote.cgi?action

=view&year=2011&month=02&day=02&no=1071#1


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

略・・

絵を描くことを仕事にする。それはもちろん

絵を描くのが好きだから、であるのは間違いない。

けれど大抵それに、いろんなものがくっついていたり隠れていたりする。

大学で教えていた頃、それも後半になって特に気になったのは、

学生の作品が叫んでいる作者の声、“自分を認めて欲しい”だった。



それは“絵を描くのが好き”を覆い隠すほどに強かった。

絵を描く楽しさや、描くことで何かを見つけるときめきよりも、

とにかく「感心して欲しい」「驚いて欲しい」「褒めて欲しい」

そして何より「自分を認めて欲しい」という、切実なそういう気持ちが、

少なからぬ数の学生作品に、見るのがつらいほどにあふれていた。





僕の絵にもそういうものはもちろんあると思う。

そういう強い思いなしには、絵を描くという独特の労力を要する作業を、

長い時間続けるのは難しいかも知れない。

仕事として絵を描いている人たちの作品にも、

上に書いたそういう気持ちが強く現れているものも多い。



けれどこの左の絵と右の絵の間の、あらためて何も意識しない時間

この世界のおもしろさだけに浸っていた時間が落ち葉のように積み重なって、

絵になっていくのが、どうも一番いい方法らしいと、いまの自分は思う。



ひとに説明するのは難しい。

特に悩み苦しんでいる画学生の、すぐの役に立つようには出来そうにない。

それで作家としてやっていけるのかと聞かれると、僕にも分からない。

ただそうやって描けた絵は、他人の目にはどうか分からなくても、

自分には面白く、不思議で、珍しい――愛でたいものになっている。

【井上直久】

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