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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

現代美術について - 2005.07.13(日記)

 第51回ベニスビエンナーレが開催されているそうです。ご存知の方も多いかと思うのですが、世界規模の現代美術の祭典で、まぁ世界の棟方や池田満寿夫なんかも出品した美術界の万博といえば理解しやすいだろうか。


 ヨーロッパの都市なんかにこういった冠のついた世界的な展覧会や映画祭やコンクールが多い。 そういったことだけでその世界では有名な小さい地方都市があったりします。


 観光とか商売抜きで本格的に芸術や文化を奨励する、それも長い眼で育てて行くというコンセプトがしっかりあるように感じますね。ベニスのこの展覧会はすでに100年の歴史があるわけだから、さすがにイタリアだなと関心します。まぁ結局それが長じて観光に結びつけば商売にもつながってつくのでしょうか。

   「現代美術」という言い方ではなくて、「今ここで生きている人たちの絵」というのであれば私の絵も「現代美術」ということができる。


 数年前の秋口にめずらしくこの地方にも台風がきた。普段雨戸など閉めないのだが、風台風ということでガタピシと雨戸を引き出した。

 古い家に住んでいる人ならわかると思うが、戸袋がちょうど大きな木のウロのようになっていて、中に鳥の巣が幾重にも重なりあってとても使える状態ではなくなっていた。

 

 その巣は草の切れ端から針金、ビニールのひも,布のくず、土など、巣の材料になるものならなんでもござれのてんこ盛。下手な「現代美術」より「現代美術」的だった。


 現代に生きて今ここで生活している以上、今ここで手に入る材料で絵を描くほうがより自然な行為ではないか。100年後、当時の人はこんな材料で絵をかいていたのだということも現代を表す重要な要素ということになるかな。
(はる41より転載・一部編集)



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