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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

どんでんがえし・TB - 2005.07.06(日記)

 かなり前の映画だけれど、エディ・マーフィの「大逆転」という作品があった。いつものようにハリウッド映画特有のどたばた喜劇だけれど、なかなか現代の問題点をそれなりに言い当てていて面白かった。


 主人公の乞食のエディがひょんなことから、ニューヨークの有名な相場会社の社長(こういうのを何ていうのだろう、日本で言えば証券会社ということになるのかなぁ)に拾われ社長までまかされるようになる。なんだかんだあって又もとの乞食に戻されるのだが、そこからが面白い。元に戻されたエディ、人生をもてあそばれた腹いせに、今まで仕入れた知識を元に悪巧みをはたらく、オレンジの今年の作柄情報を上手く操作して、一晩で社長に返り咲き、相手の社長は一文なしになるという話だった。


 リンクさせてもらっている「まれびと」さんの「エンデの遺言」を読んでこの話を思い出した。お金には二種類あるという話、なるほどなぁと思った。我々が普段なにげなく使っている「お金」とたとえばここでいう相場でいったり来たりする「お金」は全く違うものだということだ。数字上は100は100だけれど、日常の100円と数字の100とは違うものなんだ。


 デジタル時計とアナログ時計との違いに似ているかな。一時間の遅れはアナログの場合、長針を一周しなければカバーできない。けれどデジタルの場合、一つの操作で済む。同じ一時間なのにね。


 我々日本人は未だにここの区別がついていないのかもしれないね。バブルの時やたら浮かれたのはこの数字の泡に踊らされた、どこかの国にしてやられたのも結局はこの数字の数なんだ。ところが怖いのはこの数字は実際の世界とリンクしていることなんだなぁ。

  (はる 609より転載)




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