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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

夜は少し涼しくなってきた。 - 2010.08.07(ポケットの窓から)






 

 村上春樹の「1Q84」の3を読み始めた。かなり厚い本で、それにベストセラー本のように文字数が少なくはない。びっしりと書き込まれた600ページだ。暑い夏に汗をかきかき厚い本を読む。これも夏のすごし方のように思う。



 (これは飛ばして下さい)そうそう、大学の夏休みは帰省せず、図書館から出来るだけ厚い借りて足をバケツに突っ込んで本だけ読んで暮らしている奴がいた。学食も閉じられてしまう夏休みは大学の山の寮に二週間ほど閉じこもって絵を描いた。一人合宿。



 村上春樹はあまり好きではなかった。好きではない割りにほぼ全ての本を読んでいるのは家人がファンで新刊が発売されると必ず購入するからかな。何が触手を刺激しないかといえば、どうにもこうにも理論的でない何物かが前後の脈絡と関係なくでてくるからで、おいおい見て来たような嘘を描くなよ、と突っ込みをいれたくなるんだな。



 けれど、そうだな、ここ最近はそれもありかなと許せるようになってきた。少しは文学が分かるようになってきたのだろうか・・・わからんけどね。いいじゃないか、見て来たような上手な嘘が書ければ、それも面白いじゃない。これ(1Q84)けっこう面白い。こんな言い方失礼だけど。



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