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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

香具師など - 2010.06.29(ポケットの窓から)






 

 今日はこれからワールドカップが始まります。あまり興味もないので実況は観ません。勝てば嬉しくてついついテレビを見てしまうのですが、どうもそればかりになってしまうとそんなに以前からサッカーファンだったけと覚めた目で見てしまう。渋谷の雑踏で騒いでいる馬鹿どもを見ると、成人式に酒飲んで暴れたり、奇妙な車に乗って「バリバリだぜ」というのと同じだな。周りが騒げば騒ぐほど、さめてしまう。へそ曲がりだな。



 香具師(やし)とか、傀儡師(くぐつし)というのも面白い。香具とは薬師(やし)ともかく、字のごとく香り物である薬などを売り歩いた渡り者を指していったそうだ。まぁ元来がお祭りとか祝日にお寺の境内や人の集まるところで、何かしらの芸をやってそういったマヤカシノ薬めいたものを売り歩いた大道芸人をさした。



 くぐつ師なども同じようなもので首からぶら下げた箱から小さな人形などを出して、手品や物語を語り聞かせたりした渡り芸人の一つだな。そんなものになぜ惹かれるのかよくは分からないのだけれど、自分の出身が淡路島というのがどこか関係しているかもしれない。



 文楽というのは本来淡路の一つの人形浄瑠璃の坐の一つであったそうだ。それがやがて人形浄瑠璃そのものを指すようになったのは時代の変遷があるのだけれど、重要なのはそういった流れ芸人の伝統があったということだな。まぁ具体的に自分の親戚にそういった人がいたということではないのだけれどね。昔家に文楽人形の本物があったからな。



 今年の団体展の作品のタイトルは「祝人」で普通は(いわいびと)と読む。でもそこにはある意味が隠されていて昔は(ほきひと)と読んだらしい。ほきひと→ほひと→ほいととなる。「ほいと」とは辞書でひけば乞食だな。ようするありがたい祝詞(のりと)を唱えて少しばかりのお布施をもらって流して生きている乞食芸人のことなんだな。



 アーチストなどというとすごく高尚なことをやっている人種かと勘違いするのだけれど、無論そういった人もいるかもしれないが、私などは上のような流れ芸人なのではないかと思うのだな。ぐつ)



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