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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

音について - 2010.06.03(ポケットの窓から)






 

 音楽についての雑感。



 二十歳過ぎの頃、ジャズ喫茶というのがやたらと流行っていて、どんな小さな町に行っても一軒や二軒、気の利いたジャズを聞かせる専門の喫茶があった。店内はおおよそ真っ暗で、外の光になれた目には何も見えない。大きなスピーカーからは耳をつんざく様な大音響のジャズが流れていて、いらぬおしゃべりをしていると『静かにして下さい」などと注意される。そこの店主はどこも一様に変わっていて、我々お客が行ってもありがたがる風ではなく、さも面倒くさそうにオーダーを取りにくる。そんなスタイルが若い私にはすこぶるカッコよく思えた。



 音楽は元々好きで、なにぶん当時はフォークソング全盛の頃だったので、ギターをかき鳴らして唄うというのはお手の物だった。ジャズと初めて出会ったのはいつ頃だったのか覚えていないけれど、歌謡曲でもない、俗に言うポップスでもない、クラシックでもない、何かしら大人びた、どこか退廃的で、見たこともない世界を見せてくれるような気がした。ジャズが出来るとは思えなかったけれど、いつの間にかドッとのめり込んでいった。



 当時のスターはなんと言ってもピアノのチックコリアとかキースジャレットで、今までのジャズのカッコよさとポップスの親しみやすさを融合してクロスオーバーと言われた。功罪は色々言われるけれど、ジャズが今までのようなアンダーグラウンドの音楽ではなく、陽のあたる表舞台に出てきたのはよかったのではないかな。CMなどでも取り上げられて巷で耳にすることも多かった。



 何でもそうだけれど、ブームになったものはそれと同じように忘れ去られるのも早い。今は彼らの名前を聞くこともほとんどない。かえってピアノならオーソドックスなビルエバンスなどの正統なジャズの方が残っているようだな。まぁそれも日常生活ではほとんど聴かなくなってしまった。



 制作の時に音楽は聴きますか?とたまに聞かれるが、元々ものを考える時はながらでは出来ないたちなので、音楽は聴きません。音楽は食事する時に軽いクラッシックをかける程度で、音そのものをうるさく感じるようになってきたように思う。なぜかな?



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comment(2)

 
No title 
 こんばんは。よく気づいてくれましたね。ここは甲府のど真ん中、例の「cocochi」の一階にあるスローというカフェです。私の作品があるのはちょっと理由があります。実は今年の9/11~9/26に「こうふのまちの芸術祭り」というイベントに参加するためです。

 この催しは、期間中市内の空き店舗とかカフェでいっせいにイベントをやろうという学生の文化祭のような話で、少し前に市主催で同じようなイベントがありましたが、まぁあまり参加するつもりもなかったのですが、音頭をとているのが私のカミサンの教え子なので協力することにしました。

 壁面が白くてゆったりとあるので作品を展示するにはいい空間です。スポットライトもありますし、ギャラリーとしてもいい雰囲気です。

 期間中は6~10点ほど展示するつもりです。また紹介しますので見てやってください。

 「こうふの町の芸術際」
http://ameblo.jp/5323ko/

No title 
ここ、何処ですか? 喫茶店ですか?
写真の中の絵は榎並さんの作品のように見えるのですが?

secret


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