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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

前夜祭 - 2010.01.26(ポケットの窓から)






 

 搬入、飾り付けが終わりました。8時を過ぎてしまいました。大きな広い会場なので、これをいっぱいにするのはかなり力のある作家でもなかなか難しい仕事だ。うまくいったかどうか、お客さんの反応を見ないことには何もいえない。まぁ明日ふたを開けてどうでるか、楽しみなところではある。



 今デパートは全体的に大きな曲がり角に来ている。戦後すぐ物が少なくて唯一デパートだけがその名の通り百貨をそろえてそれなりの対応でお客さんに満足を売っていた。土曜日に学校が終わってデパートで食事して屋上の遊園地で遊ぶのが楽しみだった頃、デパートは夢の楽園だった。



 ところが今はどうだろう。どこでも同じようなものが、それもデパートより安い値段で買えるわけで、デパートは海外のブランドのテナントが入る植民地のようになってしまった。デパートで買い物をする楽しさはもう昔のものになってしまったのかな。デパートはただの空っぽの箱だものなぁ・・。このまま何の手立ても打たなければ、ここ10年のうちに百貨店は消えるかもしれないな。日航が倒産するのだから何があってもおかしくないか。



 デパートの一部を貸してもらって個展をやっている側から言えば、まぁミミズのたわごとのようなものだけれど、何かしら感じることを言う義務もあるかなと思う。



 総合的な生活のプラン、これからの生き方の方向、それに夢みたいなものをブランドとして売っているわけだから、単に商品が安いとか売れるとかそういったことでない総合的な文化を演出して買ってもらうべきだと思う。



 画廊で言うならば、デパートの画廊は街の画廊ではできないような、総合的な演出をして、生活の中でどうアートと向き合うかみたいなことを考えて提案してゆくべきだと思う。具体的にはどうやればいいのかよくはわからないのだけれど、ある種お客さんを啓蒙しながら、教育しながら売ってゆくというような方法が考えられないだろうかね。



 まぁそんなことを考えながら、明日からの長い一週間を考える私であった。



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28日に拝見します。

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