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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

地域の活性化 - 2010.01.12(ポケットの窓から)






 

はる 3127

 バブル全盛だったころの話。リゾート法なるものができて北海道の原野にでっかい完全冷暖房のでっかいホテルを中心に、夏はゴルフができたり、プールで遊んだりできる。もちろん冬場はスキーにスケート、温泉にボーリング、遊ぶことなら何でもござれの一大レジャーランドをぶち上げた会社があった。会社なのか法人なのか、流行の半官半民の第三セクターだったのか定かではない。とにかく全国各地にそれに類したような施設がぼこぼこと建っていた。



 今では笑い話のようだが、当時は真剣にそれがこれからの「レジャー」のスタイルだと真剣に考えられていた。



 あっという間に夢はしぼんでしまった。何が間違っていたのか、今なら少し分かる気がする。我々日本人にはそんな風に豪快に遊ぶ習慣がない。遊べないといってもいいのかな。レジャーランドは一度行けば二度目はもう行かない。遊ばせてもらう施設はやたらに疲れるだけだ。



 本当の遊びは「創造する」ところにある。木一本でも、鉛筆一本でもあれば十分に楽しめるのだ。



 勘違いすることが多いのだけれど、レクレーションとは「暇つぶし」ではないのだな。「新たに気持ちを作り直す」といったもっと積極的な意味がある。どうも我々の娯楽というイメージには仕事の合間の「暇つぶし」の感覚があるのだけれど、そうではない気がするなぁ・・。



 地域の活性化みたいなことを考えると、大きな力、例えば国とか地方の自治体などを絡めて考える、どうしても頭でっかちというのか、お題目は立派だけど、内容伴っていない場合が多い。お役人さんとは目線が違うのでねぇ、どうやってもうまくは行かない。大きな企業に資本を出してもらう話もないではないけれど、またぞろハウステンボスの二番煎じじゃなと危惧する。



 反対に地方の親方さんを頼みにしても自分の利益の確保に躍起になっているだけで、大きなビジョンが描けない。どちらもどちらだな。もっと大きなビジョン少なくとも20年30年先のここを想像して計画を立てられる大物がいないものかなぁ・・とは常づね感じることだ。



 本当はね、人材こそ地産地消で地元の人間が主体的に計画して実行してゆくべきなんだな。大きくやる必要はない。小さくても自分たちが抱えきれるくらいのところから出発すべきなんだろうなとは思うのだ。



 ある種の理想郷がここにはあるんだけどな。うまく活用できないでいるのが歯がゆい。



 



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