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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

そろそろ卒業 - 2009.10.09(ポケットの窓から)






 

はる 3033

 非常勤講師という仕事は教師ではあるけれど普通の先生とは違うところが多々ある。生徒からみれば普通に教壇に立っている先生に過ぎないのだけれど、その内実は大いに違う。



 大体において講師の先生方というのはその学校の真の構成員ではない。身分的には付録のような扱いを受ける。自由ではあるがその自由は「あぁあなた達はかってにやっていていいんですよ」的な自由であって、充分に実力を認められた真の構成員としての自由ではない。



 まぁそれもこれも踏まえて講師になったわけだから、何やかやと文句をいう筋合いではない。ある意味で時給が他の仕事よりいい、肉体的に楽だ、時間も融通が利く、比較的に休みが多い、そんなことで今までやってきた。けれどそろそろ卒業したいなぁ。



 27年もやってきて言うのも妙だけれど、やはり適性がないということかもしれんな。未だに授業のある日は腹具合がおかしくなる。一日に何度もトイレに行かなくてはならない。まるで登校拒否の小学生のようだ。どこかで無理をしているということだろうな。それを少し検証してみよう。



 極々当たり前のことだけれど、決められた時刻に必ず行かねばならないというのが、これまた苦痛なんだな。何を当たり前のことをというかもしれないが、生徒に遅刻は絶対にしないようにと言った手前必ず30分前には教室にいて、換気したり準備して生徒を待ち受けている。そんな自分に疲れてしまう。



 仕事を始めたら私語は厳禁で、少しのゴソゴソが気になってしかたがない。自分で決めたルールに自分で縛られるみたいなところがある。いいかげんなずぼらな性格のくせに何故かこんなところだけくそ生真面目なんだろう、もっと余裕をもって生徒に接すればいいものを何故か余裕のない自分がいる。自分の容量のなさを知られるのが怖いのだろうか。



 選択ならまだしも必修なので、40人いれば半分は興味を持っているが他の半分はやる気がない。興味のない人間に教えるほどむなしいものはない。やる気のない生徒を如何にやるきにさせるか腕の見せ所なんだけれど疲れたなぁ。ありがたいと思ってくれるならやる気にもなるがね。



 もっと本質的なことがありそうだけれど、まただな。



 



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