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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

喜捨する - 2009.06.25(ポケットの窓から)






 

 例えば、老後が困らないだけの蓄えをするべきだ。という前提で考えるとそれじゃ出来るだけいい会社に勤めるべきだし、そのためにはいい大学へ、いい高校へ、皆と何も変わらん発想となる。まぁそれが楽ではあるな。



 何だろう、とりあえずとやってしまうと、次々とつながってみんなと同じでいることが、いいことだ、皆と同じ価値観で生きるべきだという風になる。抜けられなくなるんだな。特に最近はマスコミのせん動に乗せられる。何かが流行れば右へならえ、ワァーとなると訳がわからなくなる。我々は物事を批判的に見る、考えると言う習慣が身についていない。親方日の丸で一つの方向に向きやすいところがある。



 本当は自分の人生は自分で決めていい訳だ。無論その分責任は取らなきゃならいのだけれど、自分で自分の命の責任は取らなきゃね。よく言うのだけれど、「最悪でも死ぬだけだろう」そう思うんだな。それだけ覚悟して生きてゆけばおたおたすることはない。他人と同じでなくていい。



 まぁそりゃ、少しでも蓄えが欲しい。楽に老後は暮らしたい。人情としてよく分かる。もしそう考えるならサラリーマンやって平平凡凡やてばよかった。それを止めたい以上、頑張って意地張って、泣き言いわないで、やせ我慢しなきゃ、ならないのだ。それがダンディズムだろう。インフルエンザが流行ってマスクかいに走るようなことはしたくない。



 大事なコンセプトは「喜捨する」ということだ。全て捨ててしまうのだ。喜んで。命さえもね。保身にまわらない。言い訳しない。それが私の選んだ生き様だったはずだ。今更こんなことでおたおたするんじゃない。絵を描くということは絵を描く生き方を選んだということだ。それ以外はすべて捨てるんだな。それが死ぬまで満足してし尽くして生きる唯一の方法だ。

 

 



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