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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

裏庭 - 2009.05.13(ポケットの窓から)






 

 午後の一時裏庭に日が通る。ここに来た当事あったコデマリは何時の間にか影をひそめて、反対に私たちが植えた青かえでや花桃や豊後うめなどが勢いを増した。大きな金木犀は二階の屋根より大きくなって隣の樋を詰まらせているようだ。今年は何とか少しは剪定したけれど、いつまでこんなことができるのだろうか。それにしてもこんな裏庭でも、春になるといっせいに芽吹いて、毎年五月の新緑の頃は一番美しい。



 ほとんど手入れもしないので、まるで雑木林のようなありさまだ。これから夏になるとやぶ蚊の温床になる。隣近所のはなつまみだろうか。しかし、私はこの混沌とした雑草も含めた雑木林が好きなんだ。何だかどこにでもあるようなしゃれた洋風の庭とか、盆栽のような松や楓が絵のように取り澄ましたような日本庭園など面白くない。消毒も水撒きも施肥もしないので、自然淘汰されていつのまにか消えてしまう木も有る。下草が枯れてやがては自然の堆肥になってゆく。。ときどき繁茂しすぎると剪定する程度。私はただそうなるように見ているだけ。これって私の絵の描き方と似ている。



 庭木もやっぱりその住人を現している。そのことに気づいている人は少ないだろうな。洋服や靴などには気を使うけれど庭の体裁には気配りしないのはおかしいな。絵を描くのと全く同じことだと思うんだ。絵だけ特別おしゃれな絵を描いても実生活がおしゃれじゃなきゃそれは嘘だろう。色んな顔つきをしているけれど、それはまったくあなた自身であり、私自身でもある。どうでもいいならどうでもいい庭になる、その人の好みや嗜好がそのまま出てくるのです。とても興味深くありませんか?



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