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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

自給自足 - 2009.04.07(ポケットの窓から)






 

はる 2849

 隣の家が空家になった話は少し前に書いたかな。80過ぎのジーさんが一人暮らししていたもので、時々親戚の家族が面倒を見ていたようだけれど、昨年の秋頃だっけなぁ、入院したとおもったらそのまま帰ってこなかった。



 私の家はその爺さんのうちと共同で一本の私道を使っている。俗に言う「旗地」というやつで、長い私道の袋小路に小さな地面がくっついている。住んでいる分にはあまり不自由は感じないのだけれど、いざ売却するとなると不動産的には一番価値の無い「腐れ土地」だろう。



 田舎に住んでいるのだから、さぞ広大な土地をもって広いアトリエで絵を描いているというイメージがあるけれど、実際は極々つつましい、日当りの悪い住宅地の一角に住んでいる。なぜこの場所に住むようになったかはまたの機会に譲りましょ。とりあえずは中古の家を買って自己流で改装しまくったわけだ。これが絵を描くより楽しかった。



 で、話は横道にそれてしまったけれど、その隣が空家で草ボーボーだったので、借りて小さな畑にすることにした。理想的には夏野菜の自給自足を目指したい。自分の食べ物を自分で作るというのが究極のスローライフでしょう。まぁあまり頑張らずにコンテナ栽培の延長上ぐらいのつもりでやるつもりだ。



 それはそうと、私ぐらいの年になると週末に帰農する人がおおいなぁ。わざわざ東京からこちらの方に農地を借りて週末に通っている人もいる。土にかえるというのか、自分の口は自分でまかなう、それが一番動物として理にかなっているそんな気もするのだな。



 社会が複雑になって活動期には人は土を離れてパソコンなどの架空の世界に住んでいるだけれど、だんだんそれに疲れてくる。食べることは自分の生命を維持するだけでよかったのが、段々に食うことは生きることと直接つながっていることに気が付いてくる。上手いものを食うということではなくて、何を食うかということはどう生きるかということと同じことなんだな。その最終的なカタチが自分で作ったものを食うということだ。



 



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