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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

WBC日本の野球 - 2009.03.24(ポケットの窓から)






 

はる 2835

 WBCをテレビ観戦した。日韓の決勝戦だ。最近はサッカー人気に押されて野球人気はやや衰えが見えるし、どちらかといえば日本のプロ野球はアメリカのマイナー球団のような感じさえする。そんなこともあってプロ野球などほとんど観ないので、選手の名前さえ知らないありさまだ。



 サッカーはどちらかといえば狩人的な狩猟民族のスポーツだ。チームで追い込んでいって、ここぞと思うところでシュートする。頭で考えていろいろイメージしていると、一手遅れてしまうわけで、とにかく身体能力がほぼ全てのスポーツだ。



 それに比べて野球は農耕民族のスポーツだ。どこか武道に似ているところがある。よく管理された自己統制された人格を求められるところがある。まぁこういったイメージは日本野球の作られたイメージなのかもしれないがね。



 野球の本場のアメリカやキューバの野球を観ていると、明らかに日本の野球とは違うわけで、彼らの野球はパワーのある個人競技だなと感じる。今回日本がキューバに2連勝したのは、荒い個人のパワーだけで勝負するベースボールが日本的な野球に負けたということだろう。



 それぞれの国に独特の野球のかたちが出来る。そうなって初めて野球が世界のスポーツになったわけで、本家のアメリカ野球だけがいつもかつというのであれば、世界のスポーツにはなれない。



 アジアの野球といっても韓国の野球のレベルも凄く高いと思う。まぁ同じアジアの人間として似ているだけにやりにくい相手ではある。今回特に思ったのは、最後の場面でイチローとの勝負になった時、日本の野球なら一塁が開いているわけだから敬遠する。負けない野球のそれが定石なんだな。



 ところが、韓国のバッテリーは他の走者は関係なく、打者イチローとの勝負を選んだ。例えそれで負けても勝負しないで負けたらくいが残ると考えたのだろう。ここのところがその国民性がよく現れている。



 これはバッテリーと打者だけの話ではない。要するに国を代表しているということは、ほとんど大多数の総意であるということだな。意識しているかどうかは分からないけれど、あそこで逃げないで攻めるのをよしとする国民性というのがあるのだろう。同じアジアの野球でさえもその国民性によって微妙に変化する。そんなところが面白いと思った。 



 余談だけれど、清原はそういった韓国野球の素晴らしさ、国民性を踏まえてよく伝えていた。他の解説者は敬遠せずイチローと勝負するのは馬鹿ですねみたいなことを言っていたけれど、馬鹿はどっちだろう。清原自身は好きなキャラクターではなかったのでよく知らないで、ただの野球馬鹿と思っていたけれど、彼はやっぱり一流の役者だと思った。みなおした。私に見直されても何ほどでもないけどね。



 



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