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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

説教する人 - 2009.02.12(ポケットの窓から)






「説教する人」

画面を見ていたら出て来たイメージ

電話帳にコンテのいたずら書き

はる 2795

 蛯子善悦という作家の画集を見た。何年か前にたまたま立ち寄ったレストランの壁に飾られていたもので(多分その時の感想を書いた覚えがあるのだが、暇があれば検索してみてくれ)家に帰って調べてみたら数年前に亡くなっていて、しかも国画会の先輩であるということがわかってにわかに身近な存在になった。



 絵画というものが例えばどこかの画廊で見るとか、美術館で見るとか、パブリックなスペースで見るとか、何かのプロパガンバに利用されるとか、コマーシャルに使われるとか、色々な場所で見る場合があるだろう。



 けれど、作家としては本当は個人の生活の場で、日常的な生活のスペースで、四季折々の花や風景と同じように楽しんでもらうというのが、一番うれしいのではないかなと思う。何かのために利用するとか、まして特別な場所で襟を正して見なければならないような場というのは案外場違いなのではないかと思う。



 蛯子さんの絵との出会いがそういったまれに見る邂逅だったので、特に印象に残っている。



 彼の絵は多分今の公募展などで観ると見過ごされてしまうような、ごく普通のしごくまっとうなオーソドックスな手馴れたえに見える。けれど観ればみるほど自分などが忘れてしまった、絵を描き始めた頃の何か懐かしい、憧れのようなものを持ちつづけているように思うんだな。ほのぼのとした暖かい感覚というのかな。



 多分これはもって生まれた資質で、後から獲得した技術てきなものではない作家の本質だろうな。もしもう一度油彩画の作家としていきるなら、こういった作家もいいなと思う。

 



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