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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

1/29-3 - 2009.01.29(ポケットの窓から)






グループ「TAO」展

明日が最終日です。

はる 2781

 「画家の仕事」

 神戸を出てからかれこれ40年になる。ここのところほぼ隔年に神戸で個展を開催しているので、街で偶然お目にかかった人もいるかもしれない。「神戸の文化人」ということでお話をいただいたのですが、神戸出身という点ではそうなのですが、文化人なのかどうか若干疑わしいところもある。



 私が画家になりたいと思ったのは、普通の人より遅くて二十歳を過ぎてからだ。画家になりたいというハッキリした夢を持っていたのでもなく、ただ漠然と絵を描いて行ければなぁと考えていただけで、いまでいうニートのはしりのようなものだ。



 画家というのは不思議な職業で、ただ絵を売ることだけが仕事かといえばそうでもない。「詩人」というのが職業でないように「画家」というのもそれに近いニアンスを含んでいるように思う。だから、今でも自分は画家ですとはっきり言えないところがある。ただ絵を描く職業であるなら、イラストレーターとか漫画家とかそういった仕事もある。絵を描くことが好きだというならそういった選択もあるだろう。



 人が動物から「にんげん」になった時に、神さまから考える「知恵」をもらった。そのかわりに「不安」といういらない物までもらってしまった。この「知恵」と「不安」は表裏一体のもので分ける事ができない代物だ。故に人間である限り抱えて行かなければならないものだ。



 「思索家」とか「散歩家」とか「表現家」とかそんな言葉が気に入っている。自分がなぜここにいるのか、人とは何なのかを絵を描くことで考えてゆくのが、私の仕事のように思っている。

 



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