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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

だめなら辞めてもいいや - 2008.08.28(ポケットの窓から)
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はる 2627
 何だろうなぁ、学生にとって先生というのはまぁ親みたいなもので、ある意味信頼している存在ではあるのだろうけれど、半面ものすごく煙たい存在なんだな。人は目を離すとついつい楽な方へなびいて行くもので、自ら克己して自分を律するなどという見上げた奴はほとんどいない。それを何とかうるさく、やいのやいの言ってやらせるのが我々の仕事といえばいえる。

 ただそのやらせ方の方法がどうやるのかが、その個人の能力というのか、才能というのか一様ではない。個々のやり方を見つけて行かなくてはならない。そこのところが面白いといえばいえる。

 前にも少し書いたけれど、強制的に高圧的にやらされた教育というのは一見したところ従順でよく管理されたように見えるけれど、本質的には何も変わっていないわけで、例えば力の弱い教師になるとすぐさま問題が噴出す。教育とは名ばかりでただ単に押さえ込んだだけだ。

 管理職などはそういった即効性のある、力のある教師が「いい教師」だとわりと浅はかに評価するようだけれど。確かに物凄く荒れてしまった学校なんかの場合、そういった教育も一時的には必要なところもあるけれど、本来の教育とは全く違うものだろう。

 理想を言うならば、生徒のやる気というのか、眠っている能力に火をつけるというのか、気付かせることなんだろう。それにはある意味信頼関が師弟間のキーワードになるのだろうけれど、どんな手を使ってもいいけれど、その先生なりの方法というのが必ずあるように思うな。

 内側から燃えたエネルギーというものは、なかなか強いもので、少々の雨風には耐えうる。そこまで生徒に火をつけてしまえば後は放っておいても自ら燃えてくれるものだ。どんな人間にもそういった小さな火種が少しずつ残ってはいるのだけれど、ややもすれば忙しいものだから、なおざりにしてしまって摘み取ってしまう。

 私は弱いものだからできるだけ自分を晒さないで、婉曲的に生徒を指導してきた。まぁそれでも何十年もやってきたから、それなりに上手くコントロールできる技を心得てはきた。

 そのままでも当然やれるのだろう。そのままやり過ごすのが無難かもしれないけれど、面白くないなぁ・・。全面的に自分を晒す事は痛いから、もう半分ぐらい生身を晒してもやれるのではないかな。どうだろう。成り行きに任せて楽しんじゃってもいいのじゃないか。だめなら辞めてもいいや。そんな風に思う。


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