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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

山下洋輔のジャズコンサートを聴いて来ました - 2005.04.10(日記)

さくら05

さくら2
 はる 1392
 昨日は途中で書くのを省いてしまった。

 その後美術館に行って阪本トクロウさんの日本画の展示を観る。日本画というのが岩絵の具とニカワで描いた絵というのであれば、彼の絵はアクリル絵の具をつかっているので、正確には日本画?ではないかもしれませんね。

 知り合いの日本画家のリンクをつたって彼を知ったのですが、今私が住んでいる地元(山梨)の出身の画家だったというのと、絵が全く新しい感覚だったのでびっくりしました。今回展示されている絵も飛行機の窓から空を見た風景だったり、ダダ広い空だったりして空気が新鮮で気持ちがいいですよ。是非観にいってください。それから彼は今地元新聞(山梨日日)の挿絵を描いています。これも見てください。

 そして今日は私の誕生日ということで、お祝いにかみさんと東京で山下洋輔のジャズコンサートを聴いて来ました。

 最近は時々この人の名前を聞くからご存知の方も多いかとおもいますが、まぁ日本ジャズ界のなかでも屈指のユニークなピアニストでしょう。あのミジンコ評論家でもあるサックス奏者・坂田さんとくんで、はかたらみればほとんどでたらめな雑音としか聞こえない音楽を、凄くまじめにやっていたサムライです。

 山下洋輔といえば、数多くの逸話がありますが、彼のピアノは指で弾くというより、ひじで弾く、へたすればお尻でも弾く、という過激な奏法でその名前を馳せました。さすがに最近は歳食ってそういうお目茶は聞かなくなりましたが、反面少し寂しい思いもしていました。

 今日も最初はわりと大人しめのバラードから入って行きました。元々かれのジャズにはアメリカのジャズの影響はすくなく、どちらかといえば西欧の現代音楽に近いものがあって、メロディーの美しさを聴くとか、ジャズのスィング感を楽しむとかいう音楽ではなく、音そのものが全て同列で存在を主張してくる、そんな感じだろうか。(本人が聞けば怒るかもしれませんが)

 彼は何かのインタビューで「ピアノを打楽器として歌う」といっていたけれど、あのピアノの弦の音が全て鳴っているような状態から立ち上がってくるかすかなメロディは感動的ですらある。

 圧巻は、最後に演奏したラベルのボレロで、まさに彼の音楽のためにかかれたような音楽だ。ご存知のようにフランスの印象主義の作曲家にドビッシーとラベルがいますが、彼らの音楽には明確な調子とかメロディみたいなものはなく、音そのものの印象、キラキラと輝く美しい光景の描写などが多い。

 少し前に一世を風靡したサティーなどもそうですが、実にユニークな作家があの国からはでてきます。それというのもかの国が自由で色々な国々の人間をその懐にかこったからだと思いますね。

 ボレロはラベルの作品のなかで特に最近はバレー音楽としてよく演奏されるけれど、同じ旋律の無限な繰り返しで、次第に高揚してくる。

 祭りの太鼓や宗教音楽などでもそうだけれど、人は同じ音やメロディの繰り返しに酔ってくるところがある。

 打楽器でもあるピアノと繰り返すメロディーと適当なジャズのスィング感、その全てが大音響で迫ってくる。これは素晴らしかったな。

 文章がおかしいかもしれませんが、感動をそのまま晒します。では

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