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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

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「永遠の故郷5」 - 2008.03.17(ポケットの窓から)
NEC_0056.jpg

写メ

「永遠の故郷5」
 静物画のモチーフを組んでいる時に思った事がある。机の上にどう物を配置してもそれは作者の自由なわけだ。ところが自由でありながら、何かしらの法則にしたがっている自分を感じるんだな。それは幼稚ではあるけれど、初めて感じた「おおいなるものの意志」だった。

 多分多くの絵画を学ぶ人が通る道筋だとおもうのだけれど、普通にものを見てかく。描写するところから始まる。やがてそれに飽きてき来るというのと、何かしら自分なりの表現というのを摸索し始める。手がかりとして最初に現れるのがセザンヌだ。

 彼がやっている事は見れば見るほど不可解だ。水平線をわざとずらして描いている、何故なんだ?物をいろんな方向からみて一つの画面にまとめて描いている、どうしてだ?

 彼がやっている事は風景も人物も静物も全て同じ次元で捕らえている。一度吸収して解体して自分の法則で組みなおしている。「セザンヌの塗り残し」が起きる訳は、要するに一つの画面の中でいつもバランスをとりながら仕事が進んでいる。だから一日の仕事が終わった段階で、途中でも終了しているというのが彼の理想だったのではないかな。

 ここから始まった近代絵画の歴史はブラックやピカソのキュピズムにたどり着き、やがて抽象絵画と進んでゆくのは、そう遠いことではない。



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