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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

「七沢秀人コンサート」 - 2008.02.24(ポケットの窓から)
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写メ 「七沢秀人コンサート」2008 2/24

韮崎文化ホールにて


はる番外

 絵を売るということについて、言いにくいことをはっきり言っている。


  山口画廊の「画廊通信」から無断転載
「・・ 略・・
 例えばアマチュアの方でも、「○○会」「××協会」と云う様な美術団体に所属している人を見掛けるが、彼らの中には画廊に価格を付けて並んでいる絵を、何処となく軽蔑を含んだニュアンスで、「売り絵」と呼ぶ人がいる。


 たぶん自分達の絵は純粋な芸術なのだから、売るための商品ではないと云う、笑止千万の屁理屈をお持ちなのだろうが、私はそんな団体特有の歪んだ謬見(びゅうけん)が大嫌いである。中には「絵は売るものではない」とまで宣(のたま)う御仁もいらっしゃるが、「是非その傑作を売って下さい」と数百万の大金を目前に積まれても、なお「NO」と首をお振りになるのであれば、お見それ致しました、その人は本物である、しかしそんな硬骨の士はまずいないだろう。


 率直に申し上げて、価格を付けた絵を「売り絵」と軽んじる言動は、「売れる絵」を描けない者の、僻(ひが)みであり妬(ねた)みに過ぎない。ちなみにここで「売れる絵」とは、「売りやすい絵」と云う意味ではない、売るに値する絵」、即ち「価格を付けるレベルに到っている絵」と云う意味なので、念のため。


「絵は売るものではない」などと云う台詞(せりふ)に到っては、最初から勝負を回避する者の、哀れな開き直り以外の何物でもないだろう。絵を「売る」と云う事は、厳しい評価の目に、作品を晒(ら)すと云う事だ。絵を「買う」と云う行為は、その作品に対しての、最大の評価に他ならない。絵の「売買」とは、作家とその芸術を評価する人の、作品を介した切実な出会いである。だから「売買」のない所に、真の評価は成立しない。


 故に我々にとって、売買に関わらない団体作家の多くは、例えどんなに崇拝すべき大先生であれ、プロの画家とは言い難い。けだし古今東西どんな巨匠であれ、絵が「売れなかった」画家はあっても、絵を「売らなかった」画家など、一人もいないのだから。

 中西さんは正に、正々堂々と絵を「売って」勝負して来た画家である。だから、幾千幾万の厳しい評価の目に晒されて来たであろうその絵には、団体に安住している作家には到底持ち得ない、見る人に強く伝播する芸術の「力」が、静かに湛えられている。・・以下略・・」




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