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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

医者と坊主と絵描きは方外というらしい。 - 2005.03.17(日記)
はる 1368
 午前中は健康診断に出掛ける。

 非常勤の仕事は毎年更新なので、半強制的に健康診断書、履歴書、免許の写しなる三点セットを提出させられる。健康診断書は仕方ないとしても、後の二つは毎年同じものを出すわけだから、免除して欲しいものだ。そこらあたりが何とも融通が利かないお役所仕事だと思う。

 健康診断といってもほぼ定型の問診がある程度で、レントゲンを撮って他、色盲検査とか身長、体重など毎年やってもあまり意味ないものが多いな。何じゃろか?で五千円はちと高いなぁ。

 医者の話と言えば、今司馬遼太郎の「胡蝶の夢」を読んでいるのだけれど、これは幕末の蘭医学者の話で、この間の「竜馬が行く」とダブルところも多い。

 司馬遼といえば歴史小説の第一人者というきこえがたかいけれど、小説として「竜馬」ほど面白くないな。「竜馬」は人物そのものに魅力があったので、面白かったのかもしれない。「胡蝶」に関しては、ただ歴史的な事実をそれなりのエピソードを交えて追っているだけで、物語としての面白みに欠ける。なんて偉そうなことを書くとしかられるかな・・。エッセイ「街道を行く」とか「この国のかたち」は名著だけれどね。

 で話の中で、医者と坊主と絵描きは方外というのがでてくる。どういうことかと言えば、江戸時代というのはしっかりした身分制度の上に成り立っている社会で、例えば同じ身分、職業だとしても、けっして同じということはなく、その中でも年齢による上下とか、習熟度による区別とか、差別があったらしい。

 江戸幕府という封建制度そのものも、そういったがんじがらめの身分制度を世襲するということで、成り立っていた社会で、能力そのものはどうでもよく、どの階層に生まれたかによって生き方が決まってしまう、よく言えば至極安定した、悪く言えば停滞した社会だったらしい。

 話は飛ぶけれど、最近のライブドアの話なんかを見聞きしていると、そういった安穏とした、安定を貪り食っている世襲制度の大会社に挑む一匹狼のホリエモンが、幕末の坂本竜馬に見えてくるね。好悪をいえば好きじゃないけれど、今のていたらくのオヤジ頭には刺激になっていいかもしれないね。

 方外の話はまた明日だな。では



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