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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

極楽浄土の色 - 2007.08.20(ポケットの窓から)
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写メ

はる 2256
 例えばね、大漁旗やお祭りの山車を見ると新聞の大売出しのチラシを連想する。多分、極彩色は極楽浄土の色だったのかもしれないなぁ。

 西欧から帰ってきて日本の空港のスタンドを見て週刊誌の表紙の色彩が日本に帰ってきたんだと納得した、という話を聞いたことがあるけれど、極彩色は人の願望でもある。

 アジアの仏教寺院などを見ても,そこにあふれている色彩は極彩色のけばけばしい混沌だ。風化して時のいたずらで・わびだ・さびだと言い始めると人としてのパワーは落ちる。

 我々はいつのまにかアジアの混沌から抜け出して、西欧人の真似が自分たちのものだと勘違いしてきたけれど、実際のところどうなんだろうか。

 アフリカの原住民などの色彩などを見ると脳天を殴られたぐらいのショックをうける。西欧型の色彩のコントロールなど関係ないわけだから、色がはじけている、生きている。ああいった色彩というのは人の本能とか欲とかに直接結びついているようだな。どことなく力が湧いてくる。

 西欧型の秩序というのは、キリスト教などの一神教の教えと呼応するように思うな。色使いも著しく制限される。まぁわれわれもいつの間にやらそういった色彩のコントロールが身についてしまったんだけれど、アジアの本筋は多神教で、何処にでも神がいて、こだわりの無い、もっと自由で混沌とした無秩序なものだ。

 色に対してストイックになったのは大きな病気をしてからのように思う。



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