写メ 「今日のアトリエ」
どこから来たのか 2
まとまっていないので、繰り返しになるかもしれませんが、まぁそこそこにお付き合いくださいな。思いつくままにつづって行きます。
誰でもが経験するのが、日曜日の午後の憂鬱というもの。日曜日が楽しければ楽しいほど、日暮れ時の寂しさは増してくる。あれはなぜなんだろうか?
物心付いてから自分の中には「見えない強い力」があることに気が付いていた。それはうまく働けば「道徳心」とか「自制心」ということになるのかもしれないが、まぁそれが私の「枠」ということになる。
その「見えない力」は普段は自分を守ってくれる防御壁の役割を演じてくれているのだが、時には激しく私を干渉し攻撃してくる。すべて私の心の中にある味方であり、また敵なので人にはどうしようもない。免疫とよく似ている。
この「枠」の中で生活する分には、何の問題もなく過不足なく穏やかに暮らせる。大きな失敗もなければ、恥をかくこともなく、生な人の喜怒哀楽を見ることもない。
出来れば、いつもそんな安楽な場所でのんびりと暮らしたいという願望がある。そこが一番居心地のいい胎内のような場所なんだろうか。
しかし、いつまでもそんな生ぬるい温床の中で安穏と暮してゆけるはずもない。一歩外に出ると新たな枠が必要になってくる。でなければ生身の自分を晒さなくてはならないわけだから、それにあった枠を築くことになる。
うん、何だか面白くない・・。
Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館