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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

Jazz - 2020.08.31(ポケットの窓から)


はる 7063
 今年は公募展関係の展覧会、グループ展など個展以外はみんなキャンセルになってしまった。まぁたまにはお休みもいきぬきでいいのだけれど、そうすると不思議なことに作家仲間の活動が全く見えなくなってしまうんだな。あれだけ色々活動していた作家が存在しなくなる。DMも来なくなるからね。私はブログやFBで日々活動を報告しているので知っている人はいつものように見ていてくれているようだけれど、そういったSNSの活動をしていない私より年上の作家はほとんど存在しなくなってしまうようだな。みんなどこへいったんだろう?

 JAZZの絵は来年大阪で発表の予定のグループ展があるので少しずつ用意していくつもり。



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今日のアトリエ - 2020.08.30(ポケットの窓から)


はる 7062
 本来の芸道は生き様であるから、飼われてしまうとただの業師になってしまう。もっとも権力者と芸能者というのは千利休のころから相反するものだったな。権力者は従わせようととするし、芸能者はあくまで自由を主張する。
 最近吉本興業が権力者から金をもらって政府の広報支援にまわったようだけど、落ちている物を拾ったぐらいの感覚でお金をもらうのはいいのだけれど、飼われてしまうと芸能ではなくなるな。そういった意味で奨学金や援助金や助成金も慎重でなければならない。
 「地盤・看板・看板」というのは政治屋の話だが、人間が集まるところには似たり寄ったりの政治が生まれる。一番は血族つながりであり、子弟つながり、学閥、地域閥、門閥。どれもこれもおおいなる勘違いだな。基本的に人間の本能というのは第一は自己保身であり、次は自分の分身を残すことであるから、一概に否定はできないのだけれどあまりにも露骨に見せられると嫌になるな。

 こんなことを書きたかったわけじゃない。
 例えば最近銀座の画廊がこんなことを始めた。何か一つのコンセプトで集めた作家ではなくただ単に営業上の理由で出来るだけたくさんの作家に声をかけて回答のあった作家、50人くらいを一まとめにして「新進気鋭の作家たち」みたいなタイトルをつけて企画する。だから作品に何の傾向もなく、コンセプトもない、ガラクタを寄せ集めたような展覧会になる。それでも地方の作家にとっては格安の値段で銀座でグループ展を開催したという経歴にはなるわけで、どちらにもそれなりのメリットがあるので流行ってきた。まぁ趣味で初めてどこかで発表したいというのであれば、それはそれでいいのだけれどね。

 公募展なんかも今はそういった趣味で描いている人たちの発表の場となっているわけで、入選や受賞したからといって自己満足にしかならない。会員だからプロの作家かといえばほとんどの場合、学校の先生かカルチャーの先生で食いつないでいるセミプロばかりだ。絵を描く人口の底辺を広げるという意味では大いに役立ってはいるけれど、そこでどんなに頑張ってもプロの作家とは言えない。

 



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今日のアトリエ - 2020.08.29(ポケットの窓から)


はる 7061
 
日本には家元制度という、すぐれた習い事文化があって、最終的には免許皆伝という看板をもらって一丁上がりというようなところがある。一度決まった師匠につけばほとんど変えることは不可能で、免許皆伝までは小さな器の中でお互いにしのぎを削る。そこまでは涙ぐましい努力をする。しかし、一旦免許を取ってしまえばもうほとんど破門になることもない。何の努力もしなくなる。



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2020「鳥の歌」F10 部分 混成技法 - 2020.08.28(作品)

はる 7060
2020「鳥の歌」F10 部分 混成技法
未発表
・・・・・・
ある道場では毎年恒例の試合があってその年の道場の席順を競う。当然得物は竹刀で防具をつけて何本か先に取った方が勝ちとする。町には色んな道場があってこれもまた何年か一度には集まって試合をする。どこの道場の誰それは無敵であるとか噂される。けれど道場でいくら無敵であっても街に出て無防具で真剣で勝負すれば、命がけで戦った方が勝つ。負けた方は死ぬ。
 欧米の表現者に限らない、マスコミにしても政治家にしても企業家にしても、スポーツマンや芸能人にしても、この真剣の度合いが我々とは明らかに違うように思う。「負けたら死ぬ」そのつもりで勝負している。日本がこれから世界と対峙してゆこうと思うなら、その心がけがないと何事も上手くはいかないだろう。「自尊独立」すること。烏合の衆でみんなでやれば怖くないじゃ世界から取り残されるだろうな。

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2020「ノマド」 F10 部分  - 2020.08.26(作品)

はる 7058
 2020「ノマド」 F10 部分 混成技法
未発表
・・・・・・・
 ノマド=流浪の民に惹かれるのは元々そういった気質があるからなのか、いつの間にか地方巡業の出稼ぎ労働者になったからなのか分からない。絵を描きながら、食べて行くことはアルバイトでも何でもしてゆけばいい。ただ就職しないと決めていた。正業をもったら絵は余技になってしまう。道場剣法と真剣勝負とは違う。ここまではやってこれた。これからは分からない。ただもう就職はできないから初志は貫徹したことになる。

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今日のアトリエ - 2020.08.25(ポケットの窓から)






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旅寝の夜話 F3部分 - 2020.08.24(作品)

はる 7056
  横道にそれますが、こんな質問もありました。
趣味で絵を描いていて、プロから観てどう思いますか?という質問だったのだけれど、こう答えました。「絵には正解というのがありません。ですからあくまでも私個人の感覚でしかないことを前提で聞いてくださいな。あなたの絵にはセンスがあります。持って生まれた才能だと思います。しかし、天賦の才能だけでは長く続けてゆけないのです。そのために多くの人が勉強しますが、勉強するとその才が削られてしまうのです。難しいところです。徹底して勉強してそのことを忘れるか、まったくしないでそのままやり通すかどちらかだと思います。

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2010「旅行記」 F10 混成技法 - 2020.08.23(作品)
10旅行記n
はる 7055
 2010「旅行記」 F10 混成技法
本人蔵
・・・・・
FBFのタイムラインを読んでいて、自分のスタイルがマンネリに感じられて変えなければと焦って絵が描けなくなったというようなことがアップされていたけれど、変化しなければという気持ちは向上心ということでもあって一概に否定はできませんが、無理して変える必要もないのです。スタイルというのはその人の生き方と一致しているものです。年取れば自然に変わって行くものでしょう。スタイルというのは100人いれば100通りのスタイルがあって、真似することはいくらでもできるのですが、結局そのスタイル事態が作品そのものなのです。真似しても意味がありません。生きてきたように、なるようになるのです。

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木を植える人」F3部分 混成技法 - 2020.08.22(作品)

はる 7054
 2020「木を植える人」F3部分 混成技法
未発表
・・・・・
こんな物語があったような。どこかに引っかかっていて、うだうだやっているうちにふと浮かんだもの。何だって絵になる。今まで見てきたもの、読んだもの、憧れてきたもの、夢に見たものなどなど。
 誰もがそれぞれに生きてきた経験が何層にも重なってやがては自分のモノとも他人のモノとの区別もあいまいになって、ひょっこり顔を出すもの。
 絵は鏡のようなものだ。絵を観ることは自分の心の中を見る事であり、旅することだ。そうでなければただの壁の飾りだよ。

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今日の昼飯 - 2020.08.21(ポケットの窓から)



はる 7053
 もう一度20歳に戻ってやり直せるチャンスがあるとしたらどうする。私はもうやり直したくない。とてもしんどい選択をしなければならない。若いことは可能性が100%あるからなんにでもなれる。選びさえすれば、その可能性は0ではない。けれど、選択肢が少なければ少ないほど選ぶのは楽なんだな。そのことに30過ぎて気が付いた。もうその時には昔には戻れないのだな。もうあと30年は生きられない。もうやり直しは聞かないのだ。もうこのまま全うするしかない。

 


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 「サンタキアラ」 F4 混成技法 - 2020.08.20(作品)
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はる 7052
 「サンタキアラ」 F4 混成技法
未発表
・・・・・・・・・
この絵の下には何枚の絵が眠っているのだろうか。絵の具の層が厚いところで5mm以上ある。描きこんで描きこんでさらっと水で流したら作為が消えて奇麗な絵が残った。これで終わりかな。

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2008「相棒」F6 - 2020.08.18(作品)

はる 7050
 今日は蔵出し
 回想記「こたえてください⑤」
はる 6314
 1996年イタリアから帰ってきて考えたことは、今までのような山っ気のある一発当ててやろう、みたいな博打のような仕事に頼っていては自分の絵が段々と貧しくなるような気がして来た。自分が描きたいから描くのではなく、まず誰が審査員か調べてその人たちに受けるような絵を描こうとする。これは本末転倒だな。しかし、コンクールや公募展に出品する限り上位入賞がほしい。だんだんとそんなさもしい心根に傾いてゆく自分を発見してがっかりした。という訳できっぱりとコンクールとは縁を切ることにした。
 マイナーならマイナーな生き方があるだろう。売れないな歌手とかバンドなど、はたまたドサマワリの演歌歌手、村から村へ移動する旅芸人、大衆芝居、サーカスなどなど、芸術家としてではなく一人の大道芸人としてならぴったりとその役割を果たせそうだ。出来るだけ近場にいる一人の作家としてその生きざまを見てもらう。一年間に創作した作品を携えて、いろんな場所に出かけて展覧会をする。観に来てもらって、今年はこんなことを考えました。こんな絵を持ってきましたといって、気に入ったら身近に置いてもらう。そんなスタイルが出来ないモノかと考えた。
 それには一緒にやってくれる、私の絵を好んで企画してくれる画廊がどうしても欲しいんだよな。絵の専門家である画商さんがこの作家と一緒にやりたいと思わない作家など、一般の人に受けるわけない。昔演劇の蜷川さんが「女(女房)ひとり騙せないような役者が、大衆を騙せるはずがない」そんなことを言ってた。その手でいうなら「画商一人騙せない絵描きが、コレクターを騙せるはずがない」あとは一緒にやってくれる画商さんの出現を乞うだけだけだった。

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これを聴いてみてください - 2020.08.17(you tube)
LY8
はる 7049
これを聴いてみてくださいな。かの国がどれだけ偉大な国だったかを知ることができる。楽器一つにもそのルーツを遡ればかの国に至る。多くの人が憧れて行ってみたい、そんな国の人に会ってみたい、その言語や文化を知りたいと思うような尊敬できる国になれば自然に人は集まってくる。強権的に従わせるのは愚の愚だということが分かっているだろうに。
・・・・・・・・・・
https://www.youtube.com/watch?v=Shtxb2A5Nu0
私の親愛なる友人Wu Tong wú tóngと一緒に作曲し, 演奏した′′ Rain Falling from the Roof," これが彼の音楽のストーリーです. #songsofcomfort #songsofchange #sdg3 #sdg12
′′北Song王朝の物語があり, 未熟な僧侶が有名な禅師に仏教の意味について尋ねる. マスターは屋根の軒下から落ちる雨を指し示す. 未熟な僧侶は, 長い間苦しんでいた後, 突然ひらめきを経験する.
雨の嵐の中, 私が最初にこの物語を読んだ. 当時, 人類全体がコロナウイルスのパンデミックの試練に対処していた. 雨が降る音を聞いて, 人々はお互いに平和な共存と母なる自然と真の調和の中で生きることを思い出させました. 孤立の中に誰も存在しない."

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今日の朝飯 - 2020.08.16(ポケットの窓から)






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さいわいびと 23×16cm - 2020.08.15(作品)

はる 7047
 あぁ、今日も一日が終わってしまった。暑い一日だったな。坊さんが午前中に来てナムナムやっていったので何となくすっきりした。我々は子供がいないので、お墓とかこういったお盆さんなどどうなるのやら。いずれは無縁仏になるのでお墓はいらない。そのまま海にでも撒いてくれればいい。仏教徒でもないから、戒名もいらない。葬式は家族葬だな。本当はやらんでもいいけどな。こういう事も決めておかなくちゃならんわけだ。

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灯籠に絵を描いた。 - 2020.08.14(ポケットの窓から)


はる 7046
 お盆です。
 最近見たDVDのはなし。「世界から猫が消えたなら」という映画をみた。年に何本も観ないのだけれど、ここのところ続けて観た。こういうのは癖になる。主人公が若い有名な俳優ということでわりとメジャーらしいけど私は全く知らない。知らないからえこひいきなしに作品で評価する。面白いかどうかだな。

 ネタばれだけどいいか。知りたくない人は飛ばしてください。主人公は若いのに脳腫瘍か脳の障害で死の宣告を受ける。余命一か月だったかな。で、死神みたいなやつがあらわれて(実は自分の分身)一日寿命を延ばす替わりに何か一つ世の中から消すというんだな。消えたらそれに関係することがみんな消えてしまう。大切な人との思い出も消えてしまう。

 自分が死んでも周りの世界は何も変わらずに淡々と過ぎて行く。実は誰も何も変わらないという事実。それがいやだから、自分がいなくなることで世の中も変わってほしい、少なくとも自分を知っている人たちには喪失感を味わってほしい。などと考えているわけだな。

 しかし、なぁ自分がこの世からいなくなることで世の中が変わってしまえばそれこそ大変だ。病気をしたときにそんなことを感じた。何も変わらずに淡々と過ぎて行くことの方がありがたいことなんだ。そんなはなしかな。




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迎え火 - 2020.08.13(ポケットの窓から)






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牧歌 理想郷 - 2020.08.12(ポケットの窓から)


はる 7044
 
コロナ関連で感じたこと。マスコミ、特にテレビや新聞は視聴者を得るためにはどんな手でも使う。要するにお金儲けのためにはプライドも正義もかなぐり捨ててエロであろうが、いじめであろうがウソであろうが利用するということだ。特にテレビは世論を作るにはもってこいの道具だ。もうテレビなど観ないほうがいい。
 もう一つは、コロナの蔓延とグローバリズムの関係だな。グローバリズムという市場経済が世界を覆ってしまった。言い方はかっこいいけれど、いってみれば少しでも安く作って多量に売りさばく、要するに大阪の商売の鉄則「薄利多売」を世界が選んだちゅうことだな。自由主義国の一企業がこれをやっても、それを真似て他の企業がもっとすごい手を使って競争してくるので、それはそれでバランスが取れていた。独占禁止法などという法もあるしな。
 ところが独裁国家が国を挙げてこの薄利多売をやりだすとだれも止めることができない。自由経済のおっさんたちは自分たちの利益しか考えないので、この薄利多売の独裁国家株式会社に取り込まれてしまった。結局自分たちの仕掛けた罠に自らがはまってしまった。その結果何が起こったかというと、自国では何も作れなくなった。自国民の仕事が減った。何よりも問題は独裁国家が絶大な力を持ったことだ。世界制覇を目論めるほどの力を持ったという事だ。どうすればいいか?単純に地産地消、自分たちのものはお金がかかっても自分たちで作って暮らす。そういった小さな経済を目指すべきだ。皮肉だけれど、かの国の老荘思想の小国寡民がいま目指すべき理想のように思う。


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2019 イタリア カピトーネ村 夏 - 2020.08.11(動画)

はる 7043
 昨年のイタリアの旅 もうすでに世界は形を変えてしまった。

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今日のアトリエ - 2020.08.10(ポケットの窓から)


はる 7042
 好きなことなら何時間でも飽きずにやることができる。それこそ寝食を忘れて集中する。それ以外はまったくちゃらんぽらんだ。物を作ることが好きだ。奇麗に仕上げることはあまり眼中にない。とにかくうかんだアイデアを見える形にすることに一番興味がそそられる。まだ誰も見たことがないものを形作ることに興奮するのだ。

 考える事が好きだ。それは難しい哲学的なことではなく、ごくごくありふれた日常生活のなかで考えたこと、感じたことをメモするように綴って行くのが好きだ。書くことによってだんだんに自分の考えが明瞭になって行く。あぁ自分はこんなことを考えていたのかと後から気が付くことも多い。

 絵を描くことは好きか嫌いか分からない。生業にしてしまったので、嫌いではないが楽しいかと問われるとそうでもないと答えるだろう。正直そんなに面白いものではない。ただ上の話とつながることだけれど、あぁでもないこうでもないと試行錯誤しながら作品を作って行くことは面白いと思う。まぁだから、私の作品は絵ではない、思考思索の産物だといえるかな。



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今日の朝飯 - 2020.08.09(ポケットの窓から)


はる 7041
 個展のDMに一人前の経歴を載せたくて仕方ない頃があった。おかしなもので経歴がない頃にはものすごく欲しかった画歴が、年をくうことでどうでもよくなる。DMに画歴を載せなくなって何年にもなるな。フリーランスで仕事をしているにもかかわらず肩書にこだわる人がいる。名刺にやたらと肩書を入れたがる人は、それ以外には何もないということを証明しているようなものだ。

 絵描きの場合に限らないけれど、学歴というのが大きな肩書になる。芸大卒というのは何物にも代えがたい勲章である。それ以外の美大はどこでも同じようなものといえば反発があるだろうか。どこの世界にも天才的な人間がいる。凡人が逆立ちしてもかなわないような達人がいる。それはそれで一つの領域として当然あってもいいし、認められるべき人たちだ。その人たちが芸術家であるかどうかは別の話だ。

 画歴をみると1994年以降、個展以外に載せるべき経歴がない。反対にいえば94年まではやたらにコンクールに出品していた。賞金を狙っていたわけではないが、とにかくこの世界で名前を知られるようになるには名の通ったコンクールで上位入賞、できれば大賞をゲットするしかないと焦りまくっていた。いまでも覚えているのは「月刊公募」という雑誌に「無名の新人が世の中に出る手っ取り早い方法はコンクールで大賞を取ることだ」と自画自賛していた。

 幸いなのか、幸運の女神は私の前後をかすめただけで振り向いてはくれなかった。まぁだから今の私がある。大きな渦に巻き込まれることもなく、淡々とドさ回り続ける今の私のスタイルが出来上がった。これはこれで私には似合っている生き方だと思っている。



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トトロ似合う庭 - 2020.08.08(写真)

はる 7040

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WEBギャラリー「くじらのほね」西千葉 - 2020.08.07(写真)
無題1
はる 7039
「企画画廊くじらのほね」
Web Galley 始めました。
https://www.gallerykujiranohone.com/web-gallery
私も参加している新しい画廊の週一度のプレオープン・グループ展「旅支度」のWeb Galleyです。

・・・・・
人生をリタイヤした人たちが最後の仕事として好きな物に囲まれた仕事をしたいと画廊を始められる方が多いなか、彼らは無謀にも生涯の仕事として画廊を始めてしまった。余りにもいちずな生き方ゆえ、爺さんは遠くから見守って応援せざるを得ない。無理せずに頑張って。


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1945/8/6 - 2020.08.06(写真)


無題4 
はる 7038
 原爆の日 アメリカによる無差別テロの日 
 当時アメリカは広島長崎の原爆実験に成功したと論評した。

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手水鉢 - 2020.08.05(ポケットの窓から)


はる 7037
 この水の循環システムはどうにか上手くいっているようだ。懸念していたボウフラもわかないようだ。おもしろいものだな。少しの水の流れが感じられると蚊も躊躇するようだ。問題は一週間ぐらいで藻が生えてくることだ。どんどん水が汚くなってくる。メダカでも飼えばいいのかもしれないがね。野良猫が近所を徘徊しているので、それもちょっとな。

 私がやったことは竹を買ってきて取り付けたこと。あとホームセンターにいって水槽の水の循環機をかってきたこと。上手く竹と組み合わせたことそのくらいだ。



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今日のアトリエ - 2020.08.04(ポケットの窓から)


はる 7036
 色というのは不思議なものだ。最初に色の三原色というのを習ったのはいつのことだろうか。子供頃はたくさんの色が使える人が正しいと思っていた。24色の色鉛筆というのが私たちの頃のスタンダードだった。ところが何故か50色とか100色の色鉛筆を買ってもらって誇らしげに持ってくる奴がいた。子供心にうらやましく思ったものだ。24色より100色の方が高級なんだと勘違いしていたんだ。確かにずらりと並んだ色鉛筆は美しくはあったけれど、使うには面倒だと思うな。その違いがたぶん子供には分からないだろう。

 この世にある色はほとんどの場合三原色と白黒で作ることができると知って驚いた。単純でシンプルであるほど源泉に近づけるきがする。私の絵の具箱には三原色と白黒しかない。

 究極的には色はいらないとさえ思うときがある。墨色一色表現出来たらそれが究極のかたちではないかな。



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制作途中 仮題名「ヤギのひかれて」 - 2020.08.03(作品)

はる 7035
 制作途中 F8 タイトル「未定」
・・・・
こういうのはどうなんだろう。多くの場合人は完成作品しか見ない。作家は途中の段階は企業秘密だな。私の場合特に秘密でもない。ヤギに曳かれたピエロを描いたもの。いったん完成作としてネイムまで入れた。半年ぐらいアトリエに立てかけておいたのだが、どうも気に入らない。ということで、人物の部分に新たに綿のガーゼのような布を貼りこんだ。どんな人物を描くか?もともとヤギに曳かれた人物の発想はカルメンマキの「ヤギに曳かれて」というフォークソングから取ったものだ。知らない人も多いかな。それとイラク戦争の時にアメリカ軍の兵士に追い立てられヤギに乗った砂漠の民の写真があった。そんなのもちょこっと頭の隅にあったかな。で小さな女の子が眠そうにヤギに乗っているという絵柄が浮かんだ。これで仕上がるかどうかはやってみないと分からないな。
「ヤギにひかれて」はオリジナルが見つかりませんでした。代わりに「時には母のない子のように」
カルメン・マキ 時には母のない子のように


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今日のアトリエ - 2020.08.02(写真)

はる 7034
 このモノクロームのアトリエの風景がなかなかいいね。修道院の礼拝堂みたいだ。
 
 

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ポケットの窓から - 2020.08.01(ポケットの窓から)






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画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

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