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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓 - 2019.06.30(ポケットの窓から)



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今日のアトリエ - 2019.06.29(ポケットの窓から)


はる 6632
 昨日の続き
 所得倍増とかいって遮二無二働いて収入を増やして、それでマイホームとかに費やす。一生何も考えずに家を担保に取られて、会社命で働かざるを得ないように組み込まれる。そういった経済中心、スクラップ・エンド。ビルドを繰り返して大きな企業はもっと大きくなるし、労働者は自らの命を削りながら働かざるを得ないシステムを作ってしまった。所得を上げることがすなわち幸福になる近道だという幻想に惑わされているんだな。確かに一部そういったところもあるのだがね。

 あらゆる競争みたいなものを利用して人々をそれ以外の価値に気付かせないようにしてきたのが資本主義経済ではなかろうか。そこをドロップアウトした人間は異端として排除されてしまう。そんなふうに教育してきた。でなければ闇雲に働くことができないからだな。

 諸外国、例えばイタリア人などそれほど遮二無二働かない。金銭的に日本人よりはるかに貧乏である、にもかかわらず暮らしをみると日本人よりはるかに豊かに暮らしている。それは彼らはストック経済だからだな。我々のように何でもかんでもぶっ壊して新しく作るという生き方を選択してないからだ。確かに経済を金の流れというふうに捉えれば壊して新しくする方が金は流れる。GDPなどという考え方はそういうことだ。たくさん金が流れた方がGDPはあがる。

 それを安富さんは「引っ越し経済」といっていた。田舎から都会に引っ越しするわけだ。そしてその生活を維持するために遮二無二働くわけだ。今までの日本はそうやって経済大国になってきた訳だけど、それで人々は幸せになったかどうかなんだな。

 年収300万より1000万の方が三倍幸せかというとそうではない。自分で家を建てて、自分で食い物作って、そのあまった時間で趣味に生きる。


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ポケットの窓 - 2019.06.28(ポケットの窓から)


はる 6631
 山本太郎の新しい政党から女装の教授安富歩という人が立候補した。その記者会見をユーチューブで観た。この人の事はまぁ週刊誌的な記事で知ってはいたけれど、ほとんど何の興味も持っていなかったので、あぁ世の中にはそんな趣味の人もいるワイ程度の認識しかなかったね。

 もっとも太郎君自身にもそれほど興味を持っていた訳ではないが、確か福一が爆発した時にユーチューブで色々発信していた。タレントにしては真っ向から権力に反抗していた訳で、段々と番組から降ろされて行き場がなくなって、それならばということで政治に直接動き出した。そこら辺の経緯は良く知っている。タレント上がりという事であまり好意的にはみられないで、キワモノあつかいであったことは否めない。

 しかし、学歴も出目もけっしてエリートではない、だからこそ一所懸命勉強していくそのひたむきさはとても好感が持てるものだ。彼の演説をユーチューブでよく観るのだけれど、なかなか感動的な演説をする。いまの政治家で彼に対抗できる演説が出来る政治家はいないのではないだろうか。

 その彼が今度は自分の政党を立ち上げた。政党名は漫画のようで好きではないが、案外これからはイデオロギー抜きの○○組ぐらいの方が若い人たちにアピールするかもしれないな。単にブームで終わらないことを強く願っている。

 ところで昨日立候補した安富さんの話を聞いてよくわかったことがある。さすがに頭の切れる人は簡単な言葉で言い表すことができるんだなと感心したしだい。反対に誰かさんのように頭の悪い人は持って回った言い方をして「言語明瞭意味不明」の言葉の羅列となるらしい。気を付けなければ。

 さてその話を書こうと思うのだが、上手く描けるかどうかわからない。

 一つは「政治」ということば「政策」ということを何のためにするのか?という事を端的に言っていた。「子供たちを守る」そのことだけだというんだね。あらゆる政策がそこにむかっていなければ意味ないという。人類がそれを放棄して「自分だけ金だけ今だけ」をやりとおせば滅亡すると。振り返って考えれば今の政治はすべての点でこの「子供を守る」ということをやっていない。政治は「子供たちを守る」ものだという簡単な言葉に置き換えたのは凄いと思った。

 もう一つは「経済」の話だ。何となく経済というと高級そうでとっつきにくい。専門家でないと話が出来ない雰囲気がある。彼は経済学者なんだな。その彼が経済は「暮らし」だというだな。暮らしという事になるとそこら辺のおばさんでも分かるというのか、話題に出来る。暮らしにくくなった」といえばそれはそのまま日常会話で成り立つわな。

 で面白いのは例えば田舎で月3万円で過不足なく幸せに暮らしていた人間が、都会に引っ越しして月20万の収入がないと暮らして行けなくなる。そうでないと幸せに暮らして行けないと感じる。もうここで7倍もの経済発展をしたことになる。GDPがなんだかんだというのはこういう事だというんだな。問題はそれが幸せであるかということなんだ。どこかにまやかしがある。そろそろそこらのまやかしに気付かなければこれもやって行けなくなるのではないかといことなんだな。

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今日のアトリエ - 2019.06.27(ポケットの窓から)



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今日のアトリエ - 2019.06.26(ポケットの窓から)


はる 6629
 あの時以来ずっと何か重苦しい真実がとぐろを巻いている。言葉にするのは簡単な事なんだけれど、たったそれだけの事と済まされてしまいそうな気がしてはばかられる。

 春が来て周りが一斉に芽吹いて、長い冬に耐えていた動植物が解放されたようにこの世の春を謳歌しているようだ。新緑は目に痛いほどで、鬱々とした気分も、この時ばかりは紛らわされる。

 夏が来た。入道雲がむくむくと盛り上がって、遠い少年時代の夏休みを思い出す。少し寂しいような、昼下がりの昼寝。蚊取り線香の香り。

 アジアの中でも飛びきり恵まれた自然環境があって、人々はそれなりに優しく丁寧に暮らすスタイルも自分たちのモノにして来た。

 にもかかわらず、その昔に戻ることはもうできない。何処からも攻撃を受けたわけでもないのに、台地は汚れてしまった。どれだけ嘘でかためてみないふり、済んでしまったモノにしても、人々の心の奥底にしっかりと刻み込まれた傷がある。それがじくじくとうずくのだ。大きな声では言わないが日本人全員が気づいていることだ。あの戦争と同じ、共通共犯意識ではなかろうか。

 この責任をうやむやにしてこれからの日本はないのではないか。汚した本人が「美しい日本を取り戻す」など何の話だ。このまま何の手も打たなければ、もう日本はだめじゃないかとさえ思うのだ。東電と政府の責任は重い。

 選挙で落とすしかない。



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ポケットの窓 - 2019.06.25(ポケットの窓から)


はる 6628
 今年は異様に涼しい。もう六月も終わるというのに、朝夕は何か羽織るものが必要に感じる。涼しいのは有難いのだけれどね。

 今が一番日が長い。毎年繰り返していることなのに夏が来てやがては秋が来て冬が来ることが不思議でならない。自然の摂理と簡単に片づけるけれど、もし地球が太陽に対して傾いていなければ、こんな季節の巡りはないわけで、多くの動物や植物はそんな季節の巡りを自然に自分たちのライフスタイルにしているわけだ。もしこれが一年中同じ季節なら違ったスタイルになったであろう。

 大体の文明国と言われる国々はこういった四季のある地域が多い。これもやはり一年の中でも意識が変化するということが大事な要素になっているのだろうな。

 さて、つまらんことを書いてないで寝ることにする。おやすみなさい。

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ナルニ - 2019.06.24(イタリアスケッチ)
番外21
はる 6627
 今年は二十年ぶりにイタリアに行く。これが最後かな。病気以来初めての海外です。


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今日のアトリエ - 2019.06.23(ポケットの窓から)


はる 6626
 昨日久しぶりに麻雀をした。相手は私たちより15歳も年寄り夫婦の二人暮らしなので気兼ねがいらない。二人暮らしなので部屋がかなり空いていて麻雀機が据え付けられている部屋がある。御存じのように麻雀機は自動的に組みあがってくるので混ぜる必要がなく、非常に楽にゲームにだけ没頭できる楽しさがある。

 麻雀は学生の時にかなり没頭した遊びだな。むろん学生だから賭ける事はなかったのだが、それでも負けると悔しい想いをする。時間はたっぷりあるので徹夜マージャンもよくやった。下宿生は寂しいものだから夜は集まっては麻雀で紛らわしていたのかもしれん。私は夜の10時くらいまで絵を描いて其のあとどこかでやっている麻雀に参加した。大抵どこかの下宿屋で麻雀をやっていた。

 ゲームはどれも偶然の采配が大きいのだが、麻雀も最初の配牌で大体が決まる。それから不思議に流れみたいなものがあって、それに乗ると上手くゆく。逆らうと大体駄目だな。年寄りのボケ防止にはかなりいい遊びではなかろうか。

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今日のアトリエ - 2019.06.22(ポケットの窓から)


はる 6625
 色んなことが面倒くさく感じるのは歳をとった証拠なのかもしれんな。絵を描いた道具をしまう後片付けも面倒にかんじる。よくないね。昔油彩画を描いていた時は一日の仕事が終わればかならずパレットを拭いていた。そうするとパレットは油を吸ってピカピカになった。道具というものはそうやって大事に扱うものだと最初に手ほどきを受けた。

 混成技法になってパレットというものが無くなった。無い事はないのだけれど、水性の絵の具というものは画面をたてて描くと垂れてしまうので、いつの間にか100均の紙のどんぶりになってしまった。その方が使い勝手がいい。筆もほとんど使い捨てのようなホームセンターで売っている安い刷毛になった。土などを混ぜるために良い筆だとすぐにだめになってしまう。弘法筆を選ばずではないけれど、昔のように道具に頓着しなくなった。いいのかわるいのか。

 工房、アトリエというものは画家にとってもっと神聖な場所だったはずなのに、最近はここでつまみ食いしてコーヒーを飲んで、昼寝さえする。段々とグータラないい加減なオヤジになってきたのじゃないか。まぁそれもこれも私の一部か。こうやって老いてゆくのだろう。

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ポケットの窓 - 2019.06.21(ポケットの窓から)


はる 6624
 小さな菜園だけれど、けっこうたくさんの物がなる。夏野菜はあっというまに大きくなる。最高の贅沢かもしれんな。隣の家の庭を借りている。後10年ぐらいこのまま貸しておいてほしい。

 日本はいつの間にか三等国になってしまった。落ちるところまで落ちないと目が覚めないか。戦争だけは回避したいな。

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青いパパイヤの香り - 2019.06.20(作品)

はる 6623
 2006 F8 「青いパパイヤの香り」
個人蔵
・・・・・・・・・・・
タイトルは随分昔のベトナム映画から拝借したもの、映画の内容はほとんど忘れてしまったけれど、虫の音と煌々と輝く月の光、大きな盥で黒髪を洗うシーンがイメージとして残っている。実際そんなシーンがあったのかどうか、確認もしていない。
ユーチューブに動画があったのでリンクしておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=8bT32Fn-iq8


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スクエア展 - 2019.06.19(ポケットの窓から)



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ひとびと - 2019.06.18(作品)

はる 6621
 私学の建学の精神などの理想を高らかにうたったような文章が好きだな。もちろんその精神がそのまま何百年も続いて維持できるかというのは分からないのだけれどね。とにかく立ち上げた時はそういった理想に燃えていた訳だ。

 憲法をそんな下世話なものに例えるのは不謹慎なのかもしれないが、日本のように千年もまえから連綿と続いてきたような国というのは革命とか、敗戦とか何かのきっかけがなければあえて成文法みたいなものは作れないのじゃないかと思う。これもよく調べて描いている訳ではないので、不確かな事です。

 明治憲法は明治維新というある意味革命があって、幕藩体制が終わって西欧列国に負けないような強い国を作りたいという所から出てきた物だな。それがなければあえて憲法みたいなものは作らなかったのではないか。詳しい訳ではないがまぁ色々な当時目標にしていた西洋諸国の憲法を研究して真似して日本の現状に合わせてつくったものだろう。

 そこからどうやってあの悲惨な戦争に巻き込まれていったのかは一朝一夕にはいえないことだけれど。たぶんに田舎者が出遅れた分息巻いて格好つけた結果あんなことになってしまったというのが真相だろうな。ヨーロッパではドイツが同じような堅物の田舎者だ。ヒトラーはドイツ民族の中にある劣等感の裏返し、出てくるべくして出てきたヒーローだったんだ。

日本国憲法について書こうかな。これもよく調べて書くわけでないので真に受けない欲しい。ただの世間話だ。良く知りもしないけれど、この憲法が好きなんだな。特にあの前文が好きだ。理想的な国をつくるんだという気持ちがよくあらわていると思うんだ。これについて占領下で米国に押し付けられて制定した屈辱的な憲法なので、破棄して自主的な憲法を早くつくろうという人たちがいるけれど、そうかな。いずれにしろ憲法みたいなものの形は欧米の理想的な精神を真似したもので、その当時の知恵を寄せ集めた物ではなかったのかな。むろん日本という国を二度と軍事的に立ち上がれないようにという意図はあったかもしれないけどね。それが却って、今のまれに見る理想的な平和憲法になったのではなかろうか。

 作られた当時はそういった理想的な気持ちが優先していたにも関わらず、その後朝鮮戦争をはさんでアメリカの要求が変わってきた。自衛隊ができたのもアメリカの要求だ。アメリカがベースをつくった憲法なんだけれど、それが今度は反対に日本を戦争に巻き込まれることを守ってくれたということは歴史の皮肉だよな。今の政府は米国べったりだからこれを変えたくて仕方なにだけれど、どうなるのかな。あくまでも反対だけれど。私は。

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ポケットの窓 - 2019.06.17(ポケットの窓から)


はる 6620
 私たちの若い頃は表現するとか、メッセージを出すにしてもほとんど限られた手段しかなかった。それでも街中で詩集を売るとか大学でアジ演説をするとか、たまたま恵まれればラジオに出て何かしゃべるとか、その程度しかなかったな。一番手っ取り早いのが芸能人にでもなって多くの人の前で、テレビにでも出てインタビューされるとか、そんなことしか手段がなかったな。

 日記を書く習慣があったので、学生時代は日々あった事考えたことなど何でもかんでも大学ノートに書いていった。高校時代からのノートの数は100冊ぐらいあったのではなかろうか。もったいないという気持ちもあったが、2000年に病気していつ死ぬか分からないと思った時に全て処分した。今はもうこのブログしかない。闘病記が最後の日記と言えばそうだな。これは残っている。

 ブログを始めて日記に書くことがなくなった。本当は公開を前提に描くブログと非公開の日記とは内容は違うはずなんだけれど、毎日書いてゆくうちにどんどんその差が無くなっていった。どれだけ隠していても自然と出てきてしまうものだろう。

 ブログとかSNSは個人の新聞のようなものだ。どこの馬の骨とも分からない人間の一日の記録など誰も読みたいとは思わないのだろうけれど、こうやって誰かにむかって発信できる。少し前から見れば夢のような道具だと思うな。ただしいいも悪いも、ピンからキリまで何でもアリの玉石混合で有意義な情報を選ばなければならないので、かえって難しくなったところもあるな。

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今日のアトリエ - 2019.06.16(ポケットの窓から)



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ポケットの窓 - 2019.06.15(ポケットの窓から)


はる 6618
 モンスーン地帯ならではの雨にけむる鬱蒼とした雑木林。

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今日のアトリエ - 2019.06.14(ポケットの窓から)


はる 6617
澤田ふじ子の「将監さまの橋」の中にこんな一句があった。古い中国の詩人の歌らしいけれど、水を手ですくったらその手の中に月がいた、花と手折ったら香りが衣についてはなれない。経済至上主義で失ったものはこんな詩情ではないだろうか。ここにお金では得られない豊かな生き方があるように思う。・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「水を掬すれば月手に在り、花を弄すれば香衣に満つ掬水月在手、弄花香満衣(虚堂録)この句は唐の詩人干良史(うりょうし)作の『春山夜月』の詩より『虚堂録』に引かれているもので、本来は春の夜の優雅さを詠じた句です。
「水を掬す」とは、水をすくうこと、「花を弄す」とは、花と戯れること。顔でも洗おうかと思ったのか、ふと水鉢の水を両手で掬うと、両手の掌の中に鮮やかに月が映っているではないか。行きずりの道の傍に咲く花があまりに美しいのでちょっと戯れると、その香りが衣に移って、いつまでもいつまでも花の香りを楽しむことができる、というわけです。
水を掬えば仏法の光が輝き、花を弄すれば仏法の教えに触れる。すなわちいつでも、どこでも、見るもの、聞くもの、在るものすべてが何一つとして仏法の真理から離れたものは無いことを言おうとしています」 
 http://ryuun-ji.or.jp/learns/z019.html  より抜粋

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今日のアトリエ - 2019.06.13(ポケットの窓から)


はる 6616
 日本は物凄いお金持ちの国だった。そんな実感はまるでないけれど、たぶんそうなんだ。今はその残り香が多少ある程度だな。一気に貧乏国に成り下がってしまった。その責任はもちろん権力を好き勝手に使っている政治家や資本家にあるのだが、それを許している我々一般の国民にも大いにある。持ちなれないお金を持ったがゆえにその使い道が分からなかったと言うべきかな。

 なんだろうな。我々の基本的な生活スタイルは良くも悪くも「今がすべて」といったところがあるな。一見カッコいいけれど刹那的だ、長い目で見れば結局何も残らない。あれだけ世界中からお金が集まってきていたのに、結局終わってみれば手元には何も残ってはいない。文字通りあぶく銭だったんだ。生き方がどうにも下手くそだ。スマートでない。

 世界をみればお金はないけれどもっと豊かに充実した生き方をしている人々がたくさんいる。派遣だ、少子化だ、年金だなんだ騒いでいるけれど、もちろん政治のせいもある、けれど本質的には自分なりの「生き方」を見つけることが出来ないからだ。皆と同じでなければとそんな教育しかしてこなかったからだな。

 考えてみれば自分たちの人生を考える大きなチャンスだとおもうな。

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ポケットの窓 - 2019.06.11(ポケットの窓から)


はる 6614
 ジャングルの中の陽だまりのような私の菜園です。何故か私はこういった鬱蒼とした雑木林が好きなんです。2x4の新築の綺麗なお家を見ているとこんなんで人は棲めるのか?と思ってしまう。建築屋さんが設計した建物というのは案外というのか当たり前だけど建物が主体なんですね。そこに棲む、ひびそこで暮らす住人の事は二の次なんですね。

 こういったジャングルにしてしまうと、蚊が多いのです。住むのには適していないのかもしれませんね。でも何か懐に囲まれたような安心感があるのです。私の家はトトロのいえのような大きな樹に囲まれています。湿気が多くて蚊も多いけれど好きだからしかたないな。

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今日のアトリエ - 2019.06.10(ポケットの窓から)

はる 6613
 まぁそうだな。政治的なメッセージはなかなか公には書きにくいところがあるわな。政治の事、宗教の事は話題にしないというのが、こういった場合の暗黙の了解というふうに言われるのだけど、だからと言ってそれを避けていればいつまでたっても民は政治的に練れた人間にはなれないのじゃないかね。一時的に険悪な状態になったとしても、日常的な生活の場で政治や宗教のことに触れていかねばならないように思うな。そうでなければお上はやりたい放題だ。

 この籠池という人は、たぶん今回捕まらなければ色んなところで人を丸め込んで、犯罪ギリギリのところで上手く立ち回ってそれなりの成功を収めていたのかもしれんな。それこそカケイと同じようにAB側の人間としてその取り巻きとして恩恵をたっぷりと得ていたとおもうな。たまたま運が悪い事にABのたくらみが悪いところで引っかかって芋ずるてきに悪者になってしまった。

 人相が悪いのでまぁあまりいい生き方をしてきてはいないととはおもうのだけれど、ここにきてあるいみABつぶしの急先鋒になるかもしれんな。けっして教育者として仁徳はないけれど、何も失うものが無くなった今こそ意に反していい顔になってきた。おもしろいぞ。

 内部にいたからこそ知りえたことをどんどん暴露している。ABには痛い事だろう。

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2019/6/9らふクロッキー - 2019.06.09(裸婦クロッキー)


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ポケットの窓 - 2019.06.08(ポケットの窓から)


はる 6611
働き方改革とかいってフリーターなどという、如何にも自由で素晴らしい労働形態のように勧めておいて、実際のところは安い労働力の確保をねらった企業にとって都合のいい改革でしかなかったのじゃないの。それに踊らされた方も浅はかだけど、そのために確かに企業の収益はあがったけれど、労働者、特に若い人が疲弊している。

 失業すれば人生の落伍者(自己責任)みたいに言われて親元に引きこもるか、更に条件の悪い仕事につかざるを得ない。結婚はもちろん子育てなど論外になってしまった。

 日本の少子化は国への最大の抗議だとおもう。こんな政策ではこの国の将来はありませんよという抗議だ。どこまで持ちこたえられるか、国がつぶれるかどうかの真剣勝負だな。いっそ、もっと出生率落ちた方が、今何を一番にすべきか分かるかもね。ABだけのせいではないけれど、国全体が真剣に考えんと本当にこの国は無くなるよ。

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今日のアトリエ - 2019.06.07(ポケットの窓から)



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ポケットの窓 - 2019.06.06(ポケットの窓から)


はる 6609
 今日も一日暮れてしまった。なんということはない一日だったな。
 車のクラクションが鳴らないという事で修理することになった。ふだんあまりクラクションを使うことがないのだが、この間オイル交換した時にたまたま接触不良が見つかって修理してもらうことに。

 最近の修理というのは、例えば接触不良であるなら電気系統の修理をするという事だろうと安易に考えていたら、細かい配線の修理などしない。部品を全部交換してしまうという荒っぽいものだ。これは修理ではなく部品交換という。簡単だけれど、部品代は結構たいものだ。こうやってユーザーからお金をもぎ取っている。修理しろよ。

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ポケットの窓 - 2019.06.05(ポケットの窓から)



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ポケットの窓 - 2019.06.05(ポケットの窓から)



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今日のアトリエ - 2019.06.04(ポケットの窓から)


はる 6607
 そうだな、例えば現代美術の世界でいつも問題作を発表してどこの美術館でも引っ張りだこになるような作家になるとか、美術史に残るような画期的な新しい表現方法を作り出した作家であるとか、どこそこのギャラリーで展示すればいつも完売になって順番待ちになるほどの超売れっ子になるとか、ある会の看板スター的な作家になるとか、名前を言えばほとんどの人が知っている超有名な作家になるとか、まだまだあるけれどどれもこれも狙って成れるものではないし、そんなことのために大事な残りの時間を使いたくはない。

 富岡鉄斎が言ったのかどうか良くは知らないのだけれど「万巻の書を読んで、万里の旅をする」何と魅力的なことばだろう。さしずめわたしがそうありたいと願うのはそんな漂泊の吟遊詩人のような人生だ。家庭を大事に思う私には家を捨てることはできないけれど、気分的には旅する芸人のようでいたい。

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2018阪急梅田個展動画 - 2019.06.03(you tube)


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今日のアトリエ - 2019.06.02(ポケットの窓から)


はる 6605
 そうだな、売り絵」という言葉がよくないね。昨日地元の古いデパートに用事があって出かけたのだが、そこには相も変わらずどこでもあるような売り絵が展示されているわけだ。まぁ要するに風月花鳥の明らかに綺麗なインテリアとしての絵画なんだな。それがよくないのか?といわれるとそうでもない。そういったコーナーがあるという事は需要があるということだな。インテリア絵画ならそれはそれでいいのだが、それが芸術という仮面をつけてかなり高価な値段がついている訳だ。

 デパートで個展を開催するということはそういった「売り絵」を描く作家になるということだ。はたして私の絵がそういった範疇に入ることが出来るのか?やったはいいけれど売れなくて一回で終わってしまうのではないか。まぁそれならそれでいいのだけれど、明らかに自分の路線の変化ではないか、これから売り絵作家としてやって行くのか?色んなことが頭をめぐる。

 あれから10年以上たったけれど、さてどうなんだろう。隔年で東京と大阪の代表的なデパートで個展を続けて開催している。だからといって自分の絵が大きく路線の変化をしたとは思わない。他人からみれば分からないけれどね。あいつは売り絵作家になったという人もいるかもしれんな。

 お客さんを意識しないかといえば嘘になる。小品は売ることを売れることを前提に描いている。第三者の目で見てこれを欲しいと思うかどうかが大きな判断の基準になることは確かだ。だからと言って自分の表現を無視しているかと言えばそうではない。私は私の絵の中に自分の分身を入り込ませている。綺麗にこまかく描こう、お客さんが気に入る作品を描こうとは思ってない。そこのところが微妙だな。私は私の絵を描いているに過ぎない。それで人様が喜んでくれればこんなに嬉しい事はない。作家冥利につきるというものだ。

日々生きているそのことが作品そのものだ、発表の形態は街の画廊でもデパートでも同じことだ。そう思う。

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今日のアトリエ - 2019.06.01(ポケットの窓から)


はる 6604
 88年に銀座で個展を始めて開催した。最初は物珍しさも加わって親兄弟が大挙して訪れて祝ってもらった。ご祝儀相場で購入してもらって黒字になったわけだ。そんなご祝儀相場がいつまでも続くわけではないが、幸いなことにそれからほぼ毎年開催で今日まで来ている。

 一番うれしかったことは今のギャラリー惣さんが2000年から企画にしてくれたことだ。貸画廊と企画とでは全く違うことなのだな。まぁ今でもそんなに売れるわけではないが、兎に角一応プロの作家として認めてもらったという証になるわけだな。ここからが私のプロとしての始まりと言って過言ではないな。

 画期的に変わったのは2007年に阪急デパートで開催したことだ。デパートで個展を開催することは大きな踏ん切りが必要だった。まぁ要するにくだけて言うならばこれから「売り絵」を描いてゆくのかということを自分に投げかけられたわけだ。普通考えるとデパートから声がかかるというだけで有難いことなんだけれど、それまで私のスタンスが「売り絵」とは全く違う生き方をしていたからだな。ある意味デパートの「売り絵」作家をいいとは思っていなかったからだ。

 つづきは風呂に入ってから書けたら。

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