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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

イタリア個展 - 2019.05.31(写真)
無題
はる 6603
 イタリアの個展当時の写真、どうもにも若いな。


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今日のアトリエ - 2019.05.30(ポケットの窓から)


はる 6602
 個展で一番印象に残っているのは何と言ってもイタリアで開催した個展(1995年)かな。履歴には奨学金を貰って留学のように書いてあるけれど、実際は渡航費ぐらいしか援助してもらっていない。ほとんどが自費でまかなった遊学だった。今ではたぶん留学ビザか就労ビザがなければ同じ国に3か月以上滞在できない。当然当時もそうだった。けれど、長く滞在していた絵描きの経験者に聞いたら3月ごとに海外に出ればいいんだと教えてくれた。本当は見つかれば違法で悪くすれば強制送還になってしまう。まぁ当時はけっこういい加減だったな。一度だけイギリスの空港で止められたけれど、その時たまたま帰国のチケットを持っていたので無罪放免になった。

 今でもあるのかなオープンチケットといって一年間有効の世界一周航空券だった。航空会社は何処でもよかったとおもう、西回りにゆくには何度でも乗り継いでゆくことが出来た。まぁこれが一番安かった、だから帰りは西回りでニューヨーク経由で帰って来たんだ。若かったから何でもできた。

 せっかく異国に滞在しているのに部屋にこもって制作しているのじゃもったいないので、一年間はアトリエ制作は全くしなかった。戸外を歩いて、外国を旅してスケッチするという日課にした。その成果を町の小さな劇場のホールで展示した。

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6601 - 2019.05.29(ポケットの窓から)

はる 6601
 95回目の個展が終了した。このままで行けば来年あたりに記念すべき100回展となる。第一回は1983年に今は無い県民会館地下展示場で開催した。大きな会場だったので学生の時に描いた大きな作品も含めて自分の今までの回顧展のような形になった。何しろ生涯で初めての個展だったのでかなり興奮していたのを覚えている。今から35年も前の事だ。

 東京で初めて個展したのは1988年。これは第三回展。同じ個展を開催するなら東京・銀座でやりたかった。前の年の夏に資料を持って銀座の画廊を手当たり次第に回った。まぁ今から考えると貸画廊なんてお金さえあればどこだって借りいることができるんだけどね。おのぼりさんが一大決心をして画廊周りしたんだな。肝心の支度金が心細かったのでどこでもという訳にはいかなかった。たまたま自分の予算と合ったところが中央画廊だった。これも今は無い。


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手風琴 - 2019.05.28(作品)

はる 6600
 人は自分の生きてきたように死んでゆくらしい。彼は偉大な祖父に憧れて、やがては大きな権力をもつようになった。想像するに彼は勉強が嫌いだった。何故なら周りの人がみんな高学歴で優秀な頭脳の持ち主だったからだ。小さい頃から多くの人にかしずかれて育った坊ちゃんは、自分に異を唱えるものが大嫌いだった。追い詰められれば適当にその場しのぎの嘘をついていれば、周りの人が何とかしてくれた。嘘つきの習性で嘘と本当が分かちがたくなってしまった。お小遣いは使い切れないほどあった。そもそもお金を稼ぐという発想はなかった。気に入った連中にはどんどん分け与えた。そうやって自分の取り巻きをつくっていくのが自分の処世術となった。他人のものと自分のものの区別さえ曖昧になってしまった。今もそうやって莫大なお金をばらまくことで、おこぼれに預かろうとする取り巻きに囲まれてちやほやされることが自分の政治手腕だと思っている。それを世界中でやるからたまったものじゃない。その下についている人々はバカだから誰もそれを糾弾しない。それでますますずに乗って坊ちゃんぶりを発揮できるというわけだ。気にそまない憲法は変えちゃうもんね。爆撃機でも軍艦でも何でも買っちゃうもんね。そのうち徴兵制にして私の国を守ってもらうもんね。それのどこが悪いの?


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修羅 - 2019.05.27(作品)

はる 6599
 2019「修羅」S100部分 混成技法
 展示予定
第29回スクエア展
 6/18~6/23
山梨県立美術館 B...
///////
昨日の虹雲
環水平アーク(かんすいへいアーク、英語:circumhorizon arc、circumhorizontal arc)とは、大気光学現象の一種で、太陽の下46度の水平線上の薄雲に虹色の光の帯が見えるもの。水平弧、水平環 とも呼ばれる。大気中の氷晶に太陽光が屈折して起こるもので、太陽高度が58°以上の時にしか出現しない



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ポケットの窓 - 2019.05.26(ポケットの窓から)


はる 6598
 何かの都合で虹色に輝く雲を見た。これはなんだろう。地震雲などあまり信じないけどな。

 千葉の山口画廊の個展が終わった。三週間あるのだけれど、済んでしまうとあっという間という気がする。他の画廊だと大体一週間単位で入れ替えが行われる。考えてみるとかなりハードスケジュールだな。一週間に一度休むとすれば6日しかない。毎週企画をやって入れ替えもやるなどほとんど一人では不可能だな。それを真面目にやるとほとんど画廊なのか展示屋さんなのかわからなくなってしまう。

 画廊も商売だから兎に角1企画終わった段階で黒字になっていなくてはならない。そうでなければ続いて回って行かないわけだからね。まぁ少なくとも最低一週間分の経費は出さなくてはならない。これだとまだ趣味の段階だな。

 最近山口さんの周りには若い人が集まって新規に画廊をやりたいと真剣に準備している人たちが何人か出てきた。それも貸しスペースではなく、企画展示販売をする本来の画廊を目指している。山口さんを見ていると一見好きな絵画やオブジェに囲まれて、それを売り買いして食っている優雅な商売に見えるのだろうな。思っている以上に続けていくのはしんどいと思うな。なんとか応援したい。


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今日のアトリエ - 2019.05.25(ポケットの窓から)



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今日のアトリエ - 2019.05.24(ポケットの窓から)


はる 6596
 山口画廊個展無事終了しました。お忙しい中をありがとうございました。最近はFBの告知からか随分遠くからいらしてくれる方が多くなりました。作家冥利に尽きます。出来たら会ってお話しできればよかったのですが、申し訳ありませんでした。またの機会に是非ともお会いしたいと思います。とり急ぎおれいまで。次は
2019 10/1~10/6
兵庫県西宮のギャラリーSHIMAです。

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ポケットの窓 - 2019.05.23(ポケットの窓から)



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ポケットの窓 - 2019.05.23(ポケットの窓から)



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今日のアトリエ - 2019.05.23(ポケットの窓から)



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鳥飼い - 2019.05.22(作品)

はる 6594
絵の具にしろ、光にしろ 三原色というのは面白い。誰が発見したのだろうか、その色さえあればすべての色がカバーできるというのは、なかなか意味が深い。

 世の中は色んなことで出来ている。ものすごく複雑だわな。当然。であるにもかかわらず色という特殊な分野だけ取り出してみれば、すべての色が三つの原色で出来ている。これって凄い事だな。景色っていう。色に出にけりという。この場合色というのはありとあらゆる世界の現象をいうのじゃないだろうか。そう考えるなら反対に世界は三つの出来事がからみあって出来ていると考えられる。

森羅万象すべての事は三つの原理で出来ている。それが何なのか、今の私には分からないけれど、ひょっとするとこの宇宙が存在したりすることもこの三つの原理(元素)の適当な絡み合いかもしれんな。

 私が一番最初にパネルを三原色に塗り分けるのは、この世の出来事は三つの原色で描き分けることが出来ると思っているからだ。ありとあらゆるものがここから出発する。源泉(オリジン)だからだ。


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ポケットの窓 - 2019.05.21(ポケットの窓から)


はる 6593
 私の方法は○○画という方法ではない。例えば絵を描きたいと思えば本屋さんに行って「何々の描き方」という本かって基礎から学ぶ。ある程度修練を積むとそれなりの物が描けるようになる。まぁ普通はそこで良しとする。多くの学校やカルチャーでは講師の技法や技術を学ぶことがすなわち絵を学ぶことだというふうに理解する。でもそれはあくまでも「何々の描き方」どまりなんだよな。当たり前だけど、そこからは自分で探り出さなくてはならない。表現するということになると自分の生い立ちから今まで経験してきたこと、観てきたこと、趣味とか嗜好、そんなところまで掘り出して行かねばならない。それは「何々の描き方」といった誰からか教えてもらうものではない。私の描き方は私の生い立ち、生きてきた道のりを表している。だから何も隠すものがない。どうぞ真似してください。しかし、これは私の人生の表現であって真似しても全く意味をなさないということに気付くはずだ。

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今日のアトリエ - 2019.05.20(ポケットの窓から)


はる 6592
 「鳥飼い」などという商売があることを知らなかった。この絵もほとんど何も見ないで落書きから始まったものだ。たまたま下の写真を見つけてビックリした。ほとんど同じような構成でさらにびっくりした。舞台はアジアのどこかだな。カンフーの達人のような爺さんが鵜のような鳥を担いでいる。もうこんな風景はないのじゃないだろうか。本当の幸せはこんな生活のように思うのは私だけかな。

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朝の散歩 - 2019.05.19(ポケットの窓から)


はる 6591
 朝、久しぶりに川沿いを散歩した。モネの風景画を思い出した。田舎に住むことは嫌いじゃない。もちろん嫌なところもあるのだけれど、それを差し引いてもあまりあるものがある。人と群れないと覚悟を決めたなら、それなりの暮らし方が出来るように思う。皆さん田舎に住みましょう。


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今日のアトリエ - 2019.05.18(ポケットの窓から)


はる 6590
 覚書 いつも不思議におもうことですが、事故を起こした企業に事故処理を任せておいていいのでしょうかね。どんな仕事でも絶対にやってはいけないことってあるでしょう。例えば裁判官が法に私情をはさむとか、オマワリが泥棒するとか、消防士が放火するとかね。

 原発の事故を起こした会社が事故処理をするというのは一見正しそうだけれど、何かおかしい。誰かが言ってたけど、審判を味方に付けた野球みたいなものか。どうやっても、何をやってもセーフだ。もともとどうやっても人間業ではどうしようもない代物だものな。身内ばかりでやるとまぁいいかとなるよな。それにかかった費用は使用者に上乗せで自分たちは腹が痛まない。自分達の保身のために莫大な献金をするわけだ。絶対にずるいよな。

 やっぱり自分だけ、金だけ、今だけのトップが全てに影響しているよな。ズルい不公平嘘つき。そのうちに世界中から袋だたたきに合うのじゃないかと危惧するよ。

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今日のアトリエ - 2019.05.17(ポケットの窓から)


はる 6589
自分の展覧会だけの告知をしていれば可愛げがあるというものだ。まぁ色々な意見の人がいるからね。それはそれで仕方ないだろうね。一方かただけの意見がまかり通るようになれば、それはそれで不健全だ。私はネットを意見の交換の場とはおもっていないので、嫌だと思えばスルーしてもらってもいっこうにかまわない。政治的な事も含めて日常感じたことを絵にしたり文章にしたりする。浅いけれど仕方ない、あれもこれも私の一部だと思っています。よろしくお付き合いのほどを。

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今日のアトリエ - 2019.05.16(ポケットの窓から)



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- 2019.05.15(you tube)

はる 6587
 この動画を観ると何故か泣けてくる。ちょうど犬の鳴き声や、散歩やジョギングする風景が自然に入っていて作為がない。途中シャボン玉が飛んできたりして、なかなかいい雰囲気だ。もともとこの小さな女の子と知り合いではなかったらしい、通りがかりに突然踊りだしたらしい。

 最初のこの動画を見た時に日本じゃないと思った。どこか日本人が欧米を旅した時にたまたま通りがかかった少女が踊りだしたんだと思った。それほど自然に見えたのだな。幸せな瞬間。誰でもがとても幸せを感じる動画だと思う。

 人はどんな時にしあわせをかんじるか 。まぁ色々だけどね。

 すべての人が弛緩した休日の午後の公園。様々な格好で休日の最後を楽しんでいる。少し日が傾きかけてそんな中に一人の若いシンガーが唄い出す。それに合わせて踊り出す少女。絵になるなぁ。

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山口画廊 - 2019.05.14(ポケットの窓から)


はる 6586
 20年も前になるか、バブルが終わりかけたころ千葉の川村美術館でキーファー展(1998)をやっていた。それはバブルの頃に世界中からそれこそお金が集まってきて、訳も分からない日本のキュレーターや成金たちはたちは世界中の詐欺師たち憧れの的で、莫大な資金で世界中のゴミのような現代美術を売りつけられてストックしていた。ジャパン アズ ナンバーワンと言われた絶頂期が過ぎた頃の話だ。どこかの馬鹿がゴッホのひまわりを買って自分の棺に入れてくれとか言ったとかいわなかったとか。普段持ちなれない莫大なお金を持つと世界中からカモにされる。という話だ。

 日本は物凄いお金持ちの国だった。そんな実感はまるでないけれど、たぶんそうなんだ。今はその残り香が多少ある程度だな。一気に貧乏国に成り下がってしまった。その責任はもちろん権力を好き勝手に使っている政治家や資本家にあるのだが、それを許している我々一般の国民にも大いにある。持ちなれないお金を持ったがゆえにその使い道が分からなかったと言うべきかな。

 なんだろうな。我々の基本的な経済感覚は「宵越しの金はもたない」という刹那主義経済だと思う。一見カッコいいけれど、長い目で見れば結局何も残らない。あれだけ世界中からお金が集まってきていたのに、結局手元には何も残ってはいない。

 例えばそうだな、生き方そのものが刹那的だ。蓄積されたものをいとも簡単に捨ててしまう。


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個展 - 2019.05.13(ポケットの窓から)


はる 6585
 三日ほど不在にしていました。まぁこれからは事後報告というカタチにさせてもらいます。よく見れば色んなところで個人情報が洩れています。探す気になればネットで検索掛ければ住所も電話番号も出てきますね。いやそれは危ないです。もう隠しようがありませんね。

 山口画廊の個展と六本木の国展を同時に開催というカタチに昨年からしました。なかなか両方観てくれる方は少ないのだけれど、これは私にとっては手間が一度ですんで楽ですね。個展は小品が主ですし、国展は大きい作品という見せ方が出来ます。

 最近山口さんの影響で俄かに新しいブームというのか風が吹き始めて面白い。今のただ綺麗なだけの絵画ではない、心の糧になるような作品を観たい、手元に置きたい、扱いたいという人が増えてきた。これが本来の画廊の仕事だよな。地方ならではの新しいスタンスの画廊が出来てくれば嬉しい。

 小さな集まりだったけれどとても楽しかった。どうもありがとう。



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ポケットの窓 - 2019.05.12(ポケットの窓から)



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山口画廊 - 2019.05.11(ポケットの窓から)



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今日のアトリエ - 2019.05.10(ポケットの窓から)


はる 6582
 このブログもそうだけれど、無料で借りている以上何らかのCMが入るのは仕方ないのかもしれないが、最初の頃と比べるとどんどんエロ系のイラストや写真が増えてきた。それに私はパソコンで観ることが殆どだが、たまに携帯で観ると周りをはばかれるようなエロいCMが入っている。それを何とかクリアーしないと本文が読めなかったりする。どんなに小難しい文章を書いてもおっぱいブリブリでパンツが見えているようなイラストの隙間から読んでいると思わず周りを見渡してしまう。何なんだ。このえげつないコマーシャルは。これはそろそろ有料のブログを借りないとエロ親父がばれてしまう。

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今日のアトリエ - 2019.05.09(ポケットの窓から)


はる 6581
 新作の準備にかかる。毎年どれくらいの作品をかいているのだろうか。仕上がらなかった、または潰してしまったリメイク作品も多い。それでも半分以上は下地から作り上げて行く。ざっとカウントすると百点以上描いている。

 昔は油彩画を描いていたので、まずキャンバスを買ってきて地塗りしてといった方法だった。何の疑いもなく、それが普通だったのだな。それが今の混成技法になってからまったく変わってしまったわけだ。最初の頃はキャンバス地を裏表逆にはったりしていたのだけれど、色んな画材をコラージュするようになってくるとキャンバスである必要がだんだんなくなってきた。もっと堅牢な支持体が欲しくなってきたわけだ。

 油彩画以前のイコンなどのように絵というより一つのオブジェとしての作品を作りたかった。そこら辺の事は何度もかいてきたことだけれど、絵画の需要というのはまぁ一つはインテリアとして飾るというのも大事な要素だとは思う。でもなぁ作家として一生かけてやる仕事としてインテリア工芸作家じゃいやなんだ。何とかもっと切実な観る人のこころに食い込むような表現にしたかったわけだ。そう考えるとどうしてもイコンのような観る人の心の拠り所としてのオブジェでなきゃならない。それならば一生かけ甲斐がある。

 キャンバスに描かれる絵というのはどうも飾り物、インテリア風なんだな。物としての抵抗感、存在感が薄い。昔旅人が長い旅をする時に、魔除けというのかある種のお守りとして手のひらにサイズの小さな護符や仏さんを持って歩いたそうだ。人はやはりそういったモノが必要な動物じゃないのかな。信仰、宗教というほどいかめしいものじゃなくてね。自分がここに居ることを確かめる、確かにここに居るんだと確認するみたいな。

 時代はどんどん仮想世界になってゆくのだけれど、人間が人間である限り、やっぱりしっかり物が存在する、そんな確かなモノがほしかった。

 こうやってパネルを綿の布でくるんでさらに麻布を貼りこんでジェッソで地塗りしてというふうにやっていく過程で、段々とただのパネルのベニヤ板が掛替えのないモノに変わって行く。そこの工程を経なければパネルはただのパネルでしかない。そこが面白い。ただキャンバスを買ってきて絵を描くだけでは絶対に得られないものだ。

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ポケットの窓 - 2019.05.07(ポケットの窓から)


はる 6579
 上手な絵には全く興味がわかない。あまりにも違いすぎるからかな。どういった絵に嫉妬を感じるかといえば、全く作為のない捉えどころのない絵を何気なくひょいひょいと描く人または絵だな。どういう修行をしているのだろう。究極の目標がそこにある。

 パッと見て何か違和感があるのは何処かに破綻があるからだな。それは正確なデッサンということではない。囚われているということだ。そこのところが難しい。

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- 2019.05.06(ポケットの窓から)



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ワイナリー - 2019.05.05(ポケットの窓から)


はる 6577
 いよいよ始まりました。
山口画廊との巡りあわせも不思議なもので、最初の個展から一回も休まず今回の個展で11回目になります。

 画廊には大きく分けて貸画廊と企画画廊の二つがあります。二つの体裁は一見よく似ていますが、中身は全く違うものです。前者は字のごとく貸しスペースであり、後者は画商の画廊です。欧米の画廊はほとんどこの画商の画廊であって、貸画廊というスペース貸しは画廊とは言わないようですね。この山口画廊は企画画廊です。

 絵描きは絵を描きます。しかし、それだけでは親類縁者、友人知人にしか売れて行かないのですね。最初はそれでも助かりますが、やがて売れなくなります。どうしても一緒にやってくれる画商さんが必要なんですね。

 ただこの画商さんとのめぐり合いというのがなかなか難しいですね。焦ると何だか詐欺みたいな話に引っ掛かります。預けた絵が戻ってこないとか、いろいろトラぶった事もあります。

 絵描きが絵で食べて行けるかどうかは二人三脚でやって行ける画商さんが見つかるかどうかで決まるきがするな。画商さんを本気にさせる、それだけ熱量が必要ですね。まぁあまりお互いに頼りすぎるのもよくないけどね。あくまでも仕事として付き合うという面も必要でしょうね。

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会場当番 - 2019.05.04(ポケットの窓から)



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憲法記念日 - 2019.05.03(日記)

はる 番外
今日は憲法記念日だものな、これをアップしない訳にはいかないな。平成から令和になって何かしらすべてのミソギが済んで新しくなったような浮かれ気分で騒いでいるけど、よくよく考えてみれば何も変わっちゃいない。我が国でしか通用しない目くらましだ。いつも思う事だけれど、この国の為政者は自分たちの都合の悪い事を隠して、無かったことにしたり、責任をあいまいにしてうやむやにしてしまう。「今だけ、金だけ、自分だけ」それは多分、自分たちの問題でもあるんだろうな。臭いものに蓋、長いものには巻かれろ。このままでは確実に破たんしてゆくのが見えているのに、具体的な対策を取らない、取れないというのも昔から変わらない。もし、変わるとするなら、こういった小さなメッセージの積み重ねからではないかと思うのだけれど、どうなんだろう。

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