はる 5582
地塗りからプリント布のコラージュに入りました。三原色の地塗りは今回の配分は等分にしました。そうするとかなり青が多く感じます。
パソコンのプリンターのインクでも分かるように色彩は三原色と白と黒でおおよその色が出来る。微妙な色味はもちろん出ないのだけれど、理論的にはどんな色味もそれだけの色で表現可能というわけだ。その事実を知ったのは中学校の美術の時間かな。これはまぁ画期的な事実ですね。あとまぁニュートンの色彩学とかに興味を持って読んだ覚えがある。
初期の数学ピタゴラスの定理とかまぁよく知られているものがあるけれど、美術で言ったら黄金比とかフィボナッチの数列とか、考えたことはこの世界には何か共通した原理とか理があるのじゃないかと考えたんだろうな。今はそのことには触れないけれど、ここらあたりも非常に興味が惹かれる。
こと色彩でいうなら、この三原色と白黒の五原色だな。すべての色はこの原色の組み合わせで出来ているというのはお驚きと共に、何かしら神秘的なものさえ感じてしまう。そうなんだ。この千差万別、融通無碍に見えるこの世界もこの五つの色で表現できるんだと、その事実に感動した。