2008年「バラーダ」F3 No1107 混成技法
はる 5485
一連の不具合に一応の決着がついた。まぁ分かってしまえば何でもないことだけれど、ばらばらに思えた事柄が全てつながった一つの出来事だった。そのことに気づけばあぁなるほどとうなづけるし、解決できたみたいなものだ。
問題はやはり古いパソのメモリー不足(2G)ですね。まぁ今だと当然4~10Gぐらいあるわけですから、難なくクリアーできるのでしょう。しかし、誰もが新しい大きなメモリーを持ったパソを持っているという前提で事が運ばれているということにやや怒りに似た感覚を覚えるな。企業という物は売ってしまったもののアフターケアーはほとんどしない。
さて本題に入って行こう。
前々回の不具合をマイクロソフトのワクチン(Windows 7 用更新プログラム (KB3050265)で何とかしのいだ話を(3/13日)に紹介した。それでその後は不具合もなくスイスイサクサクと動いていたパソが先日(4/13)に新たなWindows Updateを受け取った後にまたおかしくなった。タスクマネージャーを見てみると前回と同じCPUが100%使用されている状態になっている。だからフリーズして動かなくなってしまう症状がでたわけだ。
そこで先日公開した(復元ポイント機能)を使って不具合なく動いていたシステムの状態まで戻ったのだが上手く動いたのは一日だけでまた元に戻ってしまった。理由はよくわからないけれど、症状は出ている。これでもうお手上げ、いよいよだめかと思った。しかし、パソが立ち上がっている状態であるからまだ処方はあるに違いないと、駄目もとでまたパソの検索機能を使って同じ症状の報告を探した。
そこで見つけたのが↓のサイト
http://freesoft.tvbok.com/tips/optimise_vista/stop_trustedinstaller.html
ここにすべてが書かれている。この人も書いているが、これを解決するに2年かかったらしい。全く色々な人がいるものだ。
結果だけ書けば
① まずWindows Updateの設定の変更をする。具体的に言えば自動受信設定を→「更新を確認しない」に変更する。そうしてタスクマネージャーを立ち上げてCPUが通常に戻っているなら、この症状はWindows Updateの自動受信のせいだということになる。まずそれを確認する。
そしてこの後が画期的なんだな。アップデートの設定をいったん戻して。
②電源が切れる設定をスリープも含めてすべてOFFにする。すなわち電源が入ったままにする。そうしておいて半日か一日放置する。
それだけです。
理由は上のサイトに詳しく書かれていますが、簡単に言えばWindows Updateの更新情報を受け取った後の事後処理がまだ終わっていなかったということなんですな。なぜならアップデートされるたびに復元ポイントが新しく設定されるために、受け取った後もメモリー君は事後処理に追われるわけだけれど、なにせ容量が少ないために精一杯働いても遅々として進まない。それがCPU100%の訳。止まっている訳ではなかった。精一杯仕事しているにもかかわらず処理能力が追い付かない状態を表している。
それにもかかわらず、電源をすぐに落としてしまうとそこでまでで処理が終わってしまう。だから一日電源をつけっぱなしにして処理を終わらせてしまうこと。実際やってみると見事にそれが証明された。びっくりだな。やってみる価値はありますぞ。