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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2014.10.31(ポケットの窓から)
はる 4865
 額装しています。このダンボールには3号までの大きさの額が5枚ずつ入ります。それより大きくなると少し重くなってしまうので、2枚と3枚セットにします。全国といっても今のところ関西と関東だけですが、年間で5,6回の個展を開催しているので、そうやってある程度システマテックに展開して行かないとやり切れません。だから的屋さんみたいなもので、呼ばれたらハイハイってなかんじでどこでも出かけます。移動芸人というのはあながち間違いではない。

 後に続く人のためにほんの少し暴露しましょう。本当はそんなにたくさん個展をやるのは褒められたことではない。じっくり作品を作って年一回ペースでやるのが理想だろうな。私がたくさんの個展を開催するのは一回の個展の売り上げだけでは食べて行けないという切実な理由からだ。自慢じゃないけど、そこのところはお間違えのないように。けっして売れっ子なのではありませんので。

 日常の生活には諸々の経費が掛かります。まぁそんなことはどういう生き方をしても同じことで、かかる必要経費というのがあるわけだ。それがいったい年間どのくらいかかるのか把握しておく必要がある、

 個展をやって作品が売れたとしても、そんなものすべてが収入になるわけではなく、企画であったとしても当然只ではなく画廊に支払う経費、DMの制作から郵送費、梱包して運搬費用、額代はもちろんの事、そこに行く交通費から滞在費もろもろあるわけで、実際の収入はその半分もない、下手すれば1/3ぐらいということもありえるわけだ。

 そういったこと諸々すべてひっくるめて、自分の年収は最低どのくらいあればやっていけるのかを知っておく必要がある。しかしまぁ、就職しない生活というものは予測通りにはいかないもので、上手くいくときはそこそこに、下手するときは腐らずに前を向いて生きてゆく必要があるな。そう言った意味でも、協力してくれる相方は絶対必要でしょう。

 まぁ実際の話、30歳で就職しないで生きると決めてから、定職には一度もついていない。そうやってなんとかやろうと思えばやって行けるのだなぁ。不思議なものだなぁと思います。どうしてもという時に多くの人に助けられたということも大きい。こうやって一生マイナーでも全然かまわない。こうして生きられるのは、こうして生きてもいいということだというのが、私の生き方だろうな。

 


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ポケットの窓から - 2014.10.30(ポケットの窓から)
はる 4864
 昔々就職したときに兄貴がお祝いに腕時計をプレゼントしてくれた。まぁそういえばなかなか愛にあふれた兄弟のように聞こえますが、事実は全く違います。なんたらかんたら弁解を書くのが今日の趣旨ではないのでそれは飛ばします。

 で、その腕時計はそこそこのブランドで私の腕には似合わないのですが、まぁ記念にもらったもので、売り払って他の安物を買うというのもはばかられるのでそのまま使っている。

 ところが、もう35年ぐらい使っていると色々な不具合が出てきます。まずクオーツ時計が出始めたころのものなので、当時のオリジナルの水銀電池というのは今では生産していない。今の電池と規格があわない。それから機械を動かすのに今より相当負荷がかかるらしい。ということで、電池の寿命が半年くらいしか持たない。電池交換に一回そこそこのお金がかかる。でもまぁ骨董品というのはそういったもので、私の周りの物はすべてイワクつきのもので、物語がある。デメリットを楽しむ余裕がなければ付き合ってはいけないということだな。

 ということで、町中のデパートの時計屋さんに電池交換に出かける。これも普通のお店ではできなくて、ちゃんと時計の修理技術者がいないとこではできない。これもなかなか面倒くさい。ところが悪い事ばかりではなくて、半年に一回電池交換にやってくるもの好きな親爺等あまりいないので、店員さんはよく覚えている。時計の技術者みたいな人はこういった骨董的なものを長く使っている人に好意を持っていて、単に商品を購入するだけのお客さんより好意的に対応してくれているように感じる。たぶん私が店員であったとしてもそうだと思うな。

 ということで、今日は町中で珍しくお茶した。

 


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ポケットの窓から - 2014.10.29(ポケットの窓から)
はる 4863
 夕方、月が出ていたので写真を撮ったが写メなのでこんなものだ。実際はもっと大きく見える。

 絵を描くときによく言われるのが、「よく見て描け」ということだ。実際に絵を描くときに何を見ているのかということだな。こんな当たり前のことを少し考えてみた。屁理屈なので飛ばしてもらって結構です。

 自然界というのはある一定のルールで成り立っている。万有引力もそういった中の一つだが、物がそこに存在するということをリアルに表現するにはそういった自然の摂理みたいなものを観察して理解しなければならない。

 で、美術を学ぶというのはそういったルールを身に着けるということでもある。西欧的なパースペクティブは一生懸命強制的に勉強しなければ身につかない。右上から光が当たれば影はどうついて云々カンヌン・・。よく見るというのはそういった自然の成り立ちをよく見るということなんだな。見ることで自然とそういったルールが身に付くというわけだ。

 しかし、写生から離れた場合どうなんだろう。物を描写するというルールから離れた場合、自然の秩序から逸脱した場合、どう理解すればいいのだろうか。たとえば子供の絵、障害者の絵、文明から離れた原住民の絵、古代人の絵、それらは明らかに近代的な西欧画のルールから逸脱している。そんな範疇ではくくれない。

 ものを観ないで描く場合、物をリアルに描写するということから離れた場合、どんなルールが適応されるのだろうか。それとも全くでたらめなんだろうか。たぶん思うに何らかのルールに従っているのではないかと思うのだ。それは西欧的な論理的なルールではないかもしれないが、見えない秩序に支配されているのではないだろうかね。

 絵画というのはある一定の秩序で支配された世界であるので、それが分かれば見ないで描くなど簡単な事だろう。


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今日のアトリエ - 2014.10.28(ポケットの窓から)
はる 4862
 こんな絵肌が好きなんだけれど、これは作ろうとして出来るものではない。自然に風化したものでなければこんなふうにはならない。太古の昔の人類の絵とか全く土着の美術教育など受けたことがない人の絵とかアールブリットの人たちの絵など、ややこれに近いかもしれない。全く無作為に何の恣意的なものが働いていない状態などということは普通の人にはありえない訳で、何かしら意識が働いてしまう。目をつぶって描くとか、具体派のように足で描くとか、しなければ無作為、無意識に絵を描くなどということは出来ない。


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ポケットの窓から - 2014.10.27(ポケットの窓から)
はる 4861
 雲が絶妙なバランスで並んでいる。これを撮った時は何も考えずにシャッターを押したものだ。それで右下の屋根がなければこれもまたバランスがくずれるだろう。仮に片目をつぶって右手で屋根の部分をおさえてみると分かる。何の面白みもないただの雲の写真となる。

 雲は無作為に私の意思とは関係なしに並んでいる。それをファインダーで区切るのは私の意思だ。どう切り取るか、で作品となる。作為と無作為、意識と無意識、そこのところを行ったり来たりする。どちらかが優位になるとバランスが崩れて無残なものになる。それがいいか悪いか、美しいかどうかは見た人の度量で決まる。見えない人にはどうやっても見えないのだ。

 「美は発見である」とはこのことだ。


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no title - 2014.10.26(ポケットの窓から)




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はる 4860
 すべての絵は自画像なんだろうなと思っている。それは実際に顔を描いたという意味ではなくても、自画像だとおもう。文筆業で物語を書いても登場人物はある意味で自分の分身であるだろう。その揺れ幅が大きいほど、大きな物語がかけるのじゃないかと思う。ブログなどは一人称で書いている日記みたいなものだから自画像そのものだけれど、絵の場合はどうなんだろう。

 学生の時は静物画ばかりを描いていた。長い時間自由に構成して描けるのと、じっくり考えてモチーフが組めるのが楽しかったからだけれど、人物を描く技量がなかったというのが本当のところかもしれない。それを補うためには自画像を描くしかなかった。だから随分と自画像を描いた。

 学校を卒業して、さて何を描こうかとテーマを考えてみても何も浮かばない。まだ人生を語るだけの経験も知識もないわけだから当たり前のことだけれど、どんなに無理をしてもそこまでの物しかかけないのだな。それがその時の自分自身なんだから仕方ない。意味ありげな知ったかぶりを描くよりも、軽薄な馬鹿なら馬鹿そのものの自画像を描くしかないと気付いて随分と楽になった。

 居直って正直に今までの絵の中に自画像を組み込んだら、それが意外なことにそこそこの評価を得た。今でも当時の作品を覚えている人に時々出会う。まぁありがたいことだけれど。ところが、そのままそれを続けていればいいものを、すっぱりと止めてしまう。手慣れた油彩画からもまったく手を引いてしまう。

 大体モチーフを変えると5年はものにならない。画材を変えてしまえば自分のものになるには10年はかかるのじゃないだろうか。でも当時の自分にとっては凄く自然な流れであって、油彩から水性のミクストメディアになることには何の疑いもなかった。それが1996年あたりの事だ。

 それから20年近く経った。だいぶ形は変わったけれど、今また自画像に戻ってきたようだな。



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ポケットの窓から - 2014.10.25(ポケットの窓から)
はる 4859
 夕空にうかぶロケットのようなものは、鉄塔の補修のためにすっぽり鉄塔を覆った布でした。この写真ではそんなに大きく見えませんが、相当大きなものです。現代美術作家のクリストのようですね。

 


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今日のアトリエ - 2014.10.24(ポケットの窓から)
はる 4858
 今から10年後というには想像できない。実感として10年という時間はどのぐらいのものだということが分からない。で、よく使う手が今が2014年だから2004年は何をしてたのか、何を考えていたのかと考えることだ。まぁその時に多少とも手がかりになるのがこんなブログだったり日記だったりする。

 10年前の2004 10/24のブログ
 ペンキ塗りが終わった。「我が家」とはメンテナンスも含めてのことで、人に頼むのであれば「我が家」とは言わない。あぁそれにしても因果なことだわい。

 今日の新聞の書評に早川義夫さんがこんなことを書いていた。青山二郎の「日本の陶器」から

「優れた画家が,美を描いた事はない。優れた詩人が、美を歌った事はない。それは描くものではなく、歌い得るものでもない。美とは、それを観た者の発見である。創作である」

 おぉまさに私が言わんとすることを的確に言い切っていることか!では又明日。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 しかしまぁ、ほとんど進歩がないなぁ。


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今日のアトリエ - 2014.10.23(ポケットの窓から)
はる 4857

 言えることは小さくても大きくてもアイディアは一つは一つで、物理的な大きい小さいの違いは凄く大きいのだけれどアイディアに関して言えばあまり変わりはない。大きな作品が描けるのと、小さい作品を描くのとどちらが大事かというと、そういった意味では小品をたくさん描くことは作家にとって物凄く重要で、これが出来ないとなるとなかなか作家として生きてゆくことは難しいように思う。

 若い頃は早く世の中で認められたくて大きい作品で何かと勝負する傾向にあるけれど、それで認められるのはほんの一部の人たちだと思うな。そこのところでしのぎを削ってくたびれて辞めてしまう人も多いのじゃないだろうか。

 絵描きとして生き残ってゆくためには、とにかく数多く作品を描くこと。そして発表する機会を出来るだけ多く持つことじゃないかな。そうやって何年か続けていけばやがてはお客さんもついてくる。どんな作品でもファンは必ずいる。信じることだ。天才でもない限り一気に売れるなどということはない。地道に個展を繰り返すことだと思うな。

 一生マイナーでも全然かまわない。その覚悟があるかどうかだけだ。


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今日のアトリエ - 2014.10.22(ポケットの窓から)
はる 4856
 作品にトータル番号を付けている。1980年の卒業制作あたりからつけ始めて今年2014年の最新作が1723番になる。制作番号は付いてはいるけれど、これはすべてが存在したわけではない。途中で潰して他の作品になったものものも多い。たぶん半分以上が世の中には出ていないだろう。最近は小品を数多く描くのでカウントペースは速いのだけれど、単純に年で割ると年間の制作数は50点ということになるか。

 この他にクロッキーやスケッチなど制作番号を付けていないものも膨大な数があるけれど、これが多いのか少ないのかよくわからない。こういったものはほとんど世の中には出ないので誰にも知られないまま消えてゆく。別にそんなものは惜しくはないのだけれど。

 コンクールや公募展などに盛んに出品していたころは、大きな作品ばかり何点も描いていた。同じテーマで同じような作品を何点も描いていた時もある。今では大作は年に1、2点だけだ。大きいのはそれなりの気持ちがなければ描き続けられないので、まぁ団体に属している意味がそこらあたりにあるのかもしれない。

 今も来年の展覧会に向けて制作中だ。地元の個展までに何とか目鼻を付けたいと思っている。


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今日のアトリエ - 2014.10.21(ポケットの窓から)
はる 4855
 女性の大臣がうちわもめで辞めた。そんなことは誰でもやっているようなことで、特に彼女たちが特別に悪いことをしたわけではない。そんなことをさも鬼を首を取ったかのようにあげつらって、ここぞとばかりに糾弾する議員たちを見ていると、この国の議会制民主主義のレベルの低さに嫌悪か感じる。結局その程度の議員たちでこの国は動かされいるわけで、何とも情けない。国会は芸能界の人気投票のAKBよりレベルは低い。我々は結局のところこの程度のレベルなのだ。

 それならそれであまりあてにもしない覚悟はできているのだが、あまりにも無関心でいるためにほんの一握りの人たちの想いのままに好き勝手に事が進んでいるようだ。正直こんなに露骨に嘘ばかりついている人たちにこの国を任せていいのか。凄く不安に思う。


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- 2014.10.20(未分類)
DMt



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- 2014.10.19(未分類)


はる 4853
 明日は松本まで運転手です。今日は早めに寝ます。おやすみなさい。


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ポケットの窓から - 2014.10.18(ポケットの窓から)
はる 4852
 今日は昔で言えば県展・芸術祭の審査日でした。今は県民文化祭という。何が違うかというと、聞いた印象が少し違う。文化祭というのは町内の文化祭、小中高と学校で開催された学芸会、文化祭と同じように、とにかく出品することに重点が置かれた催しというイメージがある。だから出品する方も文化祭だからと小さな作品を出品してくる。当然展示してもらえるだろうという甘い予測でね。

 無審査で誰でも展示してもらえるというやり方があってももちろんOKだけれど、審査員がいるということはある一定の基準があるということで、残念だけれど多くの作品が選外となった。展覧会を観てどのくらいのレベルなのかよく研究して来年もう一度挑戦してもらいたい。

 私が学生の頃は、これともう一つの公募が県内の代表てきな展覧会で、毎年腕試しで挑戦したものだ。いつの間にか時代が過ぎて、審査される方から審査する方になった。何でもそうだけれど、ある時期遮二無二挑戦する事も必要かなと思う。大作を描くというモチベーションの維持のためにもそれが必要なときもある。

 しかし、やがてそれも卒業しなければならない。人と争うために絵を描くのはどこか違うなぁという気がしてくる。モチベーションをそこに求めて描いているとやがては自分の絵の方向を見失ってしまう。絵を描く動機を自らの中に見つけるなければ、絵を描く喜びを自分を見つめることに求めなければ、やがては描くことをやめてしまうだろう。

 今もこういった地方の公募展から東京では全国規模の大きな公募、コンクールが存在する。それはそれで、絵画人口を増やしたりレベルの底上げや、絵画に接する機会を増やすという意味では大いに役立っている。日本独特のシステムでしょう。色々批判はあるけれど、私はそれでいいと思っている。


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今日のアトリエ - 2014.10.17(ポケットの窓から)
はる 4851
 歴史教育というのは難しい。確実に言えることは完全に事実だけということはありえないのだろうな。その歴史を記述した側の思惑が必ず入ってくるわけで、例えば私たちは西部劇をアメリカ人の方から、開拓者の方から語られている話を聞くわけだ。だから開拓者がかっこよくインデアンと戦う姿を勇ましいなぁ、かっこいいなぁと眺めるわけだ。ところがこれをインデアンの方から物語ると、彼らは完全に侵略者、犯罪者、悪者になるわけだ。自分たちが先祖代々守ってきた聖地を土足で踏みにじる悪魔のような侵略者ということになる。

 今では先進国面している西側諸国のメンバーも百年前は大いに侵略戦争に明け暮れて、植民地を増やすことに躍起になっていた国々なんだなな。鎖国政策で安穏と惰眠をむさぼっていた我国も、あのままではたぶん色んな国の植民地になっていたいたであろう。それを免れたのは、まぁいち早く西欧化したということもあるけれど、国民がお上に対して従順でまじめで、勤勉であるということや、それから単に運が良かったのだろう。

 百年前の我が国を想像してみると、どんな国だったのだろう。支配者階級の武士たちも含めてほとんど土俗の原住民のような生活をしていたのではないだろうか。江戸や京都に住む町の人は比較的にあか抜けていたかもしれないが、さて90%以上の田舎に住む人々はどうだったであろうか。

 こんなことを考えるは、我々は経済的に豊かになる、金を儲けるということはしっかり勉強してきたけれど、自尊独立、自らものを考える人になるということを教えられてこなかったということに気が付いたからだ。人格教育、人間教育というものが忘れられている。

 明治維新があってしゃにむに、何が何でも国を富ますこと、西欧化に突き進んだ。でなければ欧米諸国の餌食になってしまうから、それを是が非でも避けなければならないと考えたわけだ。今の隣の大国とやや似ている。それはまぁそれでまぐれに成功した。日清日露の戦いで勝利したことで自負心をくすぐられた。尊大になったわけだ。有頂天になったわけだ。で、さらに富国強兵と突き進んで、泣く子も黙る軍事大国になってしまう。

 東洋のはずれの田舎者が一気に世界に躍り出て何をやったかということだな。民衆はほとんど無知な田舎者だ。何も考えないように軍事訓練された兵隊だ。絶対服従、物を考えたら人など殺せない。敵は動物以下だと教えられた。又そうでなければ優秀な軍隊など維持できない。

 これは観るのがつらいけれど、インデアンの方から観た史実だろう。ただの抗日映画ではない。

 https://www.youtube.com/watch?v=VWjHyCKaRUg#t=630
 中国映画-『南京!南京!』


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ポケットの窓から - 2014.10.16(ポケットの窓から)
はる 4850
 すこし、サボっていたチョロに触る。相変わらずヘボだ。

 西宮から絵が帰ってきた。額装した絵はかなりのスペースをとる。絵だけ取っておくならそんなに場所も必要ないのだが、どうにも仕方のないものだ。最近は額装しないで展示する人も多いけれど、どうなんだろうか、絵は額装することで作品になる気がする。

 裸の作品はまだ私たちと同じ世界にいる。私の自由になる世界で、切っても貼っても汚しても自由自在に変化、変形して変わってゆく。こちらの世界にいる限り私の所有物だ。だから極端に言えば、ただ単に汚れた一枚のパネルに過ぎないように見える。実際放り出してあれば誰も作品だとは思わないだろう。

 けれど、いったん額装してしまえば私の手の届かないあちらの世界に行ってしまっている。額はそういった意味でこの世との結界だという気がするのだ。少し大げさな言えばね。

 どんなへちゃむくれの作品でも額装することで、一段ランクが上がって見える。そう思うのは私だけかな。


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今日のアトリエ - 2014.10.15(ポケットの窓から)

はる 4849
 一日降ったりやんだり。なんだか冬のように寒いです。宅急便を出しに行ったぐらいで一日家にこもっていた。想っている以上に疲れているのかもしれないな。


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甲府個展DM - 2014.10.14(未分類)


甲府個展DM

はる 4848
 今回の個展でも感じたことだが、ブログとかFBをみて来られる方というのはもうすでに私の事をよく知っておられる方が多く、一見さんのお客さんではないコアな感じがひしひしと感じられる。全国の人が何らかの経緯で見つけてつながったわけだから、私のような表現活動をする人間にとってはこういったツールは大事な媒体だな。だからと言ってやたらと増やすとまた問題もあるようだから、これもまた難しい。

 甲府の個展のDMができました。県内在住の方で五年以内に一度でもかられた方には、11月に入りましたら郵送いたします。いま少しお待ちください。それ以外でご希望があれば↓のメールホームに、お名前、ご住所をお書きになって送信してください。

http://enami.sakura.ne.jp/mailform.htm


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尻に帆をかけて - 2014.10.13(未分類)


はる 4847
 台風のためあわてて新幹線の予約を昨日する。本当はもう少しゆっくり帰るつもりだった。一番怖いのが台風もそうだが大雨のために電車が不通になってしまうことだ。特にここは山がちな場所を切り開いたところを通るので、大雨が降ればすぐに陸の孤島になってしまう。何年か前に東京で足止めを喰らって急きょホテルに泊まったことがあった。

 というわけで「尻に帆をかけて」という例えのごとくバタバタと帰ってきてしまった。無事到着。これで何かあっても仕方ないと諦められる。


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個展楽日 - 2014.10.12(未分類)


個展6日目
 はる 4846
 夙川の個展は無事終了いたしました。お忙しい中をおいで下さいました皆様、どうもありがとうございました。台風が近づいているという強迫観念がどうも期間中あって、落ち着きのない対応をしてしまったのではないかと危惧しています。これに懲りずに又のおこしをお待ちしております。また来年同じころに同じ場所でお会いしましょう。

 
 
 


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個展5日目 - 2014.10.11(ポケットの窓から)

はる 4845
 個展5日目
 いよいよ明日で終わりです。終わりとなると少し寂しい気がします。ここは画廊に向かう途中の川沿いの公園です。松林のにおいが懐かしい。昔地元の公園(舞子公園)の松並木が有名だった。そこでよく遊んだ記憶がある。松は意外に繊細な樹で虫や病気で簡単に枯れてしまうらしい。これだけ大きくなるのは何年もかかるだろう。

 
 台風が不気味な動きをしている。昨年もそうだったが、よほど台風に縁があるようだ。会期中でないのがありがたい。


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個展4日目 - 2014.10.10(ポケットの窓から)

はる 4844
 いよいよ台風が近づいてきた感じがする。風が生暖かい、不気味な感じ。どうか明日、明後日と天気が持ちますように。いよいよあと二日ですぞ。


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個展3日目 - 2014.10.09(ポケットの窓から)

はる 4843
 
 
 個展も三日過ぎました。ここは住宅地の一画なので、街中のように通りすがりのお客さんというのはあまり期待できない。私の事をよく知っているお客さんか、画廊のお客さん、あとはブログかネットでこの個展を知ったお客さんだけだ。

 一人一人のお客さんは熱心に観てくれている。お客さんと作家の間隔がずいぶん身近だとかんじる。こういった街中の画廊のそれが多分いいところなんだろうな。

 まったく偶然なんですが、たまたま同じ時期にこの夙川で洋食屋さんを始めた知り合いがいる。彼の事は高校生ぐらいの時から知っていて、食べ物屋さんで修行していたことはしっていたけれど、こうやってたまたま同じ場所でデビューしたことがなんだかうれしい。今日は嫁さんを連れて観に来てくれた。明日はそこで夕食を食べようと思う。

ハットジューンベリー
http://tabelog.com/hyogo/A2803/A280301/28035782/
 


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個展2日目 - 2014.10.08(ポケットの窓から)
個展2日目
 はる 4842
 阪急の夙川駅の裏手。この急カーブしているレールの様子がおかしいなぁ・・と眺めていた。なんだか遊園地のおもちゃの電車のレールのようだ。関西独特なのか、よく言えばかわいらしい。悪く言えばせせこましい。

 今日もここを通って、画廊まで歩く。台風一過の青空がひろがって気持ちがいい。日常ではない風景がここちいい。ちょっとした異邦人。
 


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個展1日目 - 2014.10.07(ポケットの窓から)

はる 4841
 個展1日目 
 無事開けました。絶好のお天気でスタート。一週間楽しみます。明日も終日画廊にいます。疲れが出ない早めに来てください。
 


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ポケットの窓から - 2014.10.06(ポケットの窓から)

 はる 4840
 今日搬入して飾りつけを終わりました。明日(10/7~10/12)から始まります。私は連日在廊する予定です。台風も去って気持ちのいい秋空が期待できます。散策がてら絵を見に来ませんか。お待ちしております。


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高速バス - 2014.10.05(ポケットの窓から)


はる 4839
 乗り換えなしで、大阪梅田まで、時間はかかるがお安くて便利。年に何回も往復するからね。


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今日のアトリエ - 2014.10.04(ポケットの窓から)

はる 4838
 また今年も台風が二つ来てますが、どんなもんでしょう。明日から私は旅芸人です。みなさんよろしくお願いしますよ。七日から個展が始まります。例によって期間中は写メによる更新だけになるかもしれません。あしからず。
2014年 10/7(火)~10/12(日)
  期間中作家在廊
第71回・榎並和春個展
個展タイトル「いったりきたり6」
 
西宮・ギャラリーSHIMA
〒662-0036
兵庫県西宮市大井手町7番地15号
TEL:0798-70-7000


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- 2014.10.03(you tube)


どうであれ、やっぱりこういう若者を応援したいし、我々も他人ごとではない。
自尊独立、自由平等、を高らかに歌いたい。


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On lache rien"(オン・ラシャ・リアン) あきらめないぞ! - 2014.10.02(you tube)


On lache rien"(オン・ラシャ・リアン) あきらめないぞ!


同じだ、あきらめないぞ!

■歌詞
"On lache rien" あきらめないぞ!

オレが住んでるスラムから
アンタが住んでる田舎の村まで
オレたちの現実は同じなんだ
そこらじゅうで反乱が起こりそうだ
この世界でオレたちのいる場所は無い
オレたちの顔じゃイイ仕事は見つけられない
オレたちは豪邸の生まれじゃない
親父でさえクレジットカードなんて持っていない
ホームレス、失業者、労働者、
農民、移民、不法滞在者、
奴らはオレたちを分断した
奴らはうまくやっていた
オレたちが連帯しないから
奴らは甘い汁を吸えたんだ
でも、オレたちは目覚める時がくる
そして、また奴らの首を落とすんだ

だからあきらめない!
あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめないぞ!

奴らは平等だと言っていた
オレたちはバカみたいに信じていた
『民主主義』?冗談じゃない!
ホントかウソか見ればわかるよ
投票用紙に価値はなく
株式市場の方が大事なのさ
ハッキリ言ってしまおう!
オレたち、ハメられちまったんだよ!
人権なんて価値はなく
エアバスのセールスの方が大事なのさ
一言で言ってしまえば
もっと稼ぐためには魂まで売れってことさ
この国は堕ちた売春国家
世界の独裁者を客に取る
奴らのきれいごとは、もう信じない
政治家たちはウソつきだ

だからあきらめない!
あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめないぞ!

まったくバカげているぜ
平和の話?友愛の話?
ホームレスがのたれ死にし
移民たちが追われている時にする話か?
奴らは労働者にパン屑を放り投げた
労働者をなだめるために
この社会で大切な "財界のお偉方" に
労働者がたてつかないようにさ
どれだけ奴らは守られているんだ
金持ちや権力者……
優遇されるのさ
社長が大統領と繋がりがあればね
同志のみんな、有権者のみなさん、
忠実な消費者のみなさま、
さぁ、その時がやってきた!!
出直すときが来た!!
闘いあるかぎり希望がある
命あるかぎり蜂起する
闘っているかぎり倒れることはない
起き上がるかぎり引くことはない
勝利への執念がボクたちの血に流れている
いま、なぜ闘うのかわかるだろう?
理想はただの夢じゃない
さぁ、もう一つの世界をつくるんだ!

だからあきらめない!
あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめないぞ!

だからあきらめない!
あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!
あきらめないぞ!


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あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

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