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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

裸婦クロッキー 2013/8/31 - 2013.08.31(裸婦クロッキー)

カテゴリ・裸婦クロッキー
今までのクロッキーをすべて見ることができます。




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日常の仲間 - 2013.08.30(ポケットの窓から)

はる 4437
 昼間家にいる仕事なので、普通ならあまり出会わないような人たちと顔見知りになって愉しい。

 たとえば一番よく出会うのは宅急便やさんで、彼らはどんなときでも笑顔を絶やさず、はきはきとして礼儀正しい。特にどこのという区別もないけれど、彼らは留守だと簡単なメッセージを戸口にはさんで連絡すれば大体すぐに来てくれる。一つ一つ手渡しするので、郵便などと違ってかおを合わせる機会が多いので顔なじみになりやすい。

 後、電気や水道、ガスの検針に来る人がいる。ほとんどが女性でいままで男性の検針やさんは見たことがない。かるく「でんきのけんしんで~す」「すいどうのけんしんで~す」と声をかけてゆく。さわやかでいい。

 反対にプロパンの交換は無骨なでかいお兄さんがボンベを担いで「プロパンの交換だ」と少し怒った様な声をかけてゆく。何故かといえばボンベのおいてある場所が狭い上に途中が雑木林のようになっていてキャリアーが使えないからだ。

 変わったところではある党の機関紙をとっているのだが、まぁ特別その党におもいいれがあるわけではないけれど、こうなってみるとずっと変わらないスタンスで、どこからも資金援助なく独自の路線をいっているのはここしかない。どうどうと大企業でも人物でも批判できるのはだれも怖くないからだな。資金はたぶんこの新聞だけじゃないだろうか。

 この新聞の集金は自動振込みにしていないので毎回おっさんがスクーターに乗ってとりに来る。もちろん配達しているのもそのおっさんだが、驚いたことに衆議院に立候補しているのもそのおっさんなんだな。そこまで徹底すれば立派なもんだ。この党が政権とることはないけれど、どこにも入れるところがない場合の受け皿として、批判政党として少し応援している。



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理想的すぎるかな - 2013.08.29(ポケットの窓から)

はる 4436
  嘘か本当か本当のところはよく知らない。だけれども一国が他国と戦うと決めるにはそりゃ相当な覚悟しなければ国民は納得しないだろう。まぁすべての戦争はその国にとって聖戦となるわけで、他国を侵略して滅ぼしてしまえなどという乱暴な動機では戦争は起きない。あくまでも自分たちにとって正義だと思うから命を賭けるわけで、それ以外の理由はない。

 真珠湾攻撃の情報は漏れていたという話はまことしやかにささやかれている。なぜなら国民の世論を戦争やむなしという風にするにはそれが一番いい方法だと考えられるからだ。確かにあれで米国は一気に世論が戦争へと転換した。

 国を治める人間は世の中の動向を一番気にしている。多分どういう世論を作れば自分たちの思いどうりに動いてくれるかそのことのノウハウを一番持っているのではなかろうか。そんな気がするな。今の世の中で一番世論が作れる武器はマスコミだろうな。マスコミをどう使うか、どううまく使えば自分たちの思いような世論が作れるか、日々研究しているのだ。

 戦争は無くならない。人類はどんなに進歩しても戦争はどこかでおきている。まったく懲りない生き物だ。それならばいっそお題目に過ぎないかもしれないが、高らかに戦争放棄をうたった理想を掲げた方が利口じゃないかと最近は思うね。小ざかしい憲法解釈するんじゃなくて、我々は戦わない、凄く勇気がいるけれど、命を賭けて私は武器は持たないといった方がカッコいいと思うがな・・。理想的すぎるかな。

 アメリカさんは戦争が好きだ。いつまでも世界で一番でいたいからだ。きな臭くなってきた。どうする。


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- 2013.08.28(未分類)
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ギャラリーSHIMA DM  - 2013.08.27(未分類)
 

ギャラリーSHIMA DM
希望される方は下記へご住所とお名前を書いて送ってください。
http://enami.sakura.ne.jp/mailform.htm


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寒山拾得 - 2013.08.26(ポケットの窓から)

はる 4433
 これは隣の家への通り道だ。爺さんが一人で住んでいたのだが、何年か前に亡くなって今は空き家になっている。甥っ子さんが時々尋ねて来て雑草を刈ったりしていたのだが、そういった管理をするということで庭を畑にして借りる事にした。なんといっても隣だから都合がいい。水遣りにしても自宅からホースでつないで出きるのでこれまた便利に使わせてもらっている。私たちにしても後二十年も使えるかどうか分らない。いずれ誰かが管理するのだろうが、その時はその時、いまはこのままで愉しませて貰えるだけでいい。

 ここもまた私の家の庭とつながっていて、鬱蒼とした雑木林に近い。最近の住宅の庭は小奇麗に洋風に作ったりするのがはやりだけれど、ここは昔ながらの土の道で雨が降ればバイクのわだちが残る程度のぬかるみになる。雑草もはびこるけれど、反面強烈な土の匂いがする。秋には枯葉が散って竹箒でかき集めて隠者の気分に浸る。庭に鶏でも飼えば似合うだろうなぁと一人悦に入っている。

 これもまた自分しか分らない愉しみの一つだろう。


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あれから30年 - 2013.08.25(ポケットの窓から)

はる 4432
 いつの間にかこんなところまで来てしまったけれど、元々はこんな大それたことになるとは思っていなかった。そうひっそりと学校の先生でもやりながらほそぼそと絵でも描いて行ければ御の字だ、そんなふうに考えて教員免許も取ったのだけれど、それもつかの間のことで一年ポッキリで辞めてしまった。あの時は本当に心を病んでいたように思うな。

 そりゃ無理もないだろう。歳は食っていたけれど、一ヶ月前までは学生で好きなように絵を描いて暮らしていた人間が、はいよっと中学二年生40人ほどの担任を任されたのだから、おかしくならない方がありえない。どうあがいても経験不足は否めない。校長先生も凄いよな『辞めます」というと引き止めなかったからな。「あっそう、辞めるの」ってな感じ。

 今考えると、どこかで「絵描きになる」という気持ちがあったのだろうな。いやなれたらいいなぁ・・という願望かな。私の中では、学校の先生と絵描きというのは両立しない職業なんだな。絵描きという仕事にも色々あるけれど、私が考えている絵描きというのはただ絵を描く事を職業にしているというだけではないんだな。青臭いけれど言っちまえば、絵を描くことを通して自分を見つめたい、そんな生き方を言うのであって、職業にはなりにくい。

 学校の先生、教師というのはどうかんがえてもこれは職業なんだな。たとえ美術の教員であっても美術という道具を使って人間を教育するというプロであるわけで、とても片手まに自分のことを第一に考えてできる職業ではない。反対に自分の事など二の次三の次にやってやっと一人前の教師といえるのではないかな。だから教員をやりながら絵描きですということは自分の中ではありえないのだ。教師は素晴らしい職業だ。ただ教員をするなら絵は趣味に徹する、そういうことだろう。

 だから教員をやっり続けているといずれ私の中では何かが分裂する。壊れるという予測はあった。それが意外に早い段階でやってきたというだけのようにも思える。

 まぁしかし、そこからが大変だ。あれから30年経ってしまった。


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ポケットの窓から - 2013.08.24(ポケットの窓から)


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はる 4431
 昨晩は久しぶりに雨が降った。少しだけどね。で、何となく気温が下がったような気もする。だんだん夏も終わってゆくのだろう。

 下の絵は九州の装飾古墳の壁画です。古墳時代の終わりごろ五世紀から七世紀頃だそうです。古墳の壁画だと高松塚の古墳とかキトラ古墳の様式化された大陸の影響がはっきりしている美しい壁画が有名ですが、上の古墳は装飾古墳といって明らかに絵が稚拙になって、スペインのアルタミラの壁画に近いようなプリミティブな面白さがある。

 こんな絵が日本にもあったことが嬉しい。何となく今の私の絵と稚拙なところが似ているように思うのはよく言いすぎだろうか。

 ちなみに装飾古墳で画像検索でググってみると驚くほどたくさんの画像が出てきます。 お試しあれ。
 


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今日のアトリエ - 2013.08.23(ポケットの窓から)



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ポケットの窓から - 2013.08.22(ポケットの窓から)

はる 4429
 あまり政治的なメッセージは書かない、描けないのだけれど、極普通に生活していて疑問に思ったことを自分なりの目線で意見を言うのは井戸端会議的なものとして勘弁してくれ。シャカリキにアジテーションするつもりはもうとうない。

 例のドイツのナチスの云々の件でちょうど新聞に記事が出ていたのでアップしよう。確かに国民投票というのは凄く民主的に見えるけれど、誰も反対が出来ないからよけいに暴走する恐れがある。一時の人気投票的な結果になってしまうから注意しなければならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 朝日新聞2013/8/22より
「・・第一次世界大戦で敗れたドイツは経済が破綻し、短命の政権が続いて社会が混乱した。ナチスは混乱と分裂の中で「強力なドイツ国家」を掲げ、既存政党への不満層や不況が生み出した失業者らの支持を得て台頭した。

 首相になったヒットラーは、政権に着くと対立政党を弾圧し、議会の承認なしに政府が立法権を行使できる全権委任法を成立させ、ワイマール憲法を無効化した。それでも政治と社会の混乱に嫌気が指していた国民は、再軍備を進め、敗戦で失われた国土回復する「強い指導者」を求めて独裁者ヒットラーを支持した。

 当時最も民主的と言われたワイマール憲法下でナチスが独裁を確立した記憶から、戦後作られた基本法では、大統領の直接選挙や国民投票などの直接民主主義的制度の要素は除かれた。「民意の暴徒」に深い懐疑をだいているからだとされる」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 なるほどそういうことか、お隣の国などを見ていると一党独裁でない、国民が選挙によって代表を選ぶ民主主義というのは究極の政治システムだと勘違いしていたところがある。どんな政治システムも一長一短があって万能ではないとうことですね。まぁ我々下々の者にとっては独裁政権よりは断然ましなのですが、それでもうかうか油断するとすぐさま自由にものが言えなくなる独裁に変ってしまうから注意しなければならない。今の世界を見ていると未だにそんな事の繰り返しだ。人はなかなか懲りないものだ。

 今回の選挙でも「ねじれの解消」などと大手を振って公言していましたが、本当は何でもストレートに効率よくぱっぱと決めることが出来るのがいいわけではない。反対意見があってすったもんだやって一番いい落としどころを探すというのが人類が長い間考えてきた政治システムで最高ではないけれど、まだましだという方法なんだろう。効率が悪いのがあたりまえなんだろうね。でなきゃ独裁が一番効率がいいシステムということになる。

 世論は操作される。このことは肝に命じておかなければならない。


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ポケットの窓から - 2013.08.21(ポケットの窓から)

はる 4428
 今日も暑かった。夕立もないし、ここ何日も雨も降っていないから、大地が熱を含んで地獄のように暑い。まぁそうはいっても、あと少しで夏も終わるだろう。今週で長い夏休みも終わる。仕事は進んだようなまだまだのような、もう一つ深めないとだめだろうな。がんばりましょう。


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原発のこと - 2013.08.20(原発)

はる 4427
 福島の原発が爆発して二年以上経った。それにもかかわらず大きな変化は何もない。どうやっても何が何でもこれ以上被害が少なくなるように努力するという姿勢が見えない。出来れば忘れて欲しい、なかったものにして欲しい、という後ろ向きの姿勢だけが見える。

 今の状態をみれば原発などなくても電力不足にはならない事がはっきりした。震災直後の計画停電は安全神話の上に立ったももし原発が止まったらどうするかといシュミレーションがなされていなかったための準備不足と反対に電力会社を訴えてもいいくらいだ。

 いまここではっきりしなければならないのは、例えば原爆攻撃がなくても原発を狙えば簡単に同じような被害を起こせるわけで、大陸弾道ミサイルなどという大それた武器がなくとも通常の手りゅう弾一つあれば簡単に原爆攻撃と同じ甚大な被害を与える事が出来るということを公にしたようなものだ。それが今日本の狭い国土に50基以上あるわけだから恐ろしい。サッカーにオウンゴールというのがあるけれど、原発を持つということは自国に核爆弾を持つことと同じだという事だ。そのことの事実にどれだけの人が気付いているのだろうか。

 もし、同じような核の暴走が起きれば日本はもう国土の半分以上を失うわけで、それが地震だけではない人為的な攻撃やミスでも起きる可能性があるわけで、そのことをどう考えているのだろうか。未だに安全確認できたら再稼動するなどとのたまっているけれど、コントロールなど人は出来ないのだから即刻原発は廃絶すべきだ。

 それから大事な事は、福島の原発で甚大な被害を受けた人たちには東電と国が徹底して補償すべきだ。絶対安全といいながら騙して営業を続けていたのだから、一種の詐欺罪ではなかろうか。それでもあまりにも被害が大きすぎて東電だけでは対処しきれないなら国の政策、というのか自民党の歴代の政治家が後押ししてきたわけだから責任はどちらかといえば国、政府にある。

 もう一つは我々自身にも責任があるのだな。電気を使っているということもそうなんだけれど、「絶対安全だ」と何回も何回もテレビやマスコミで宣伝されると何となく安全であるという風に勘違いしてしまう。『騙しやがって」というのはかんたんなことだけれど、まんまと騙された方にも若干の責任は多いにある。

 これは前の戦争の時とよく似ている。国威発揚で「鬼畜米英」で「日本は神国で絶対負けない」大本営の手前味噌の宣伝文句ばかりを鵜呑みにしていたがために、戦争にのめり込んでしまった。あの時は本当に日本は負けないと信じていたわけだ。そう洗脳されていたわけだ。だから国が悪い?そうではない、簡単に騙された方も悪いのだ。

 原発はすべて即刻廃絶すべし。国は福島県民のためにも、日本国民のためにもそれを率先して行う義務がある。


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裸婦クロッキー2013/8/18 - 2013.08.19(裸婦クロッキー)
カテゴリ・裸婦クロッキー
今までのクロッキーをすべて見ることができます。



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寝た子は起こされない。 - 2013.08.18(ポケットの窓から)

はる 4425
 今日は朝からクロッキーに出かけた。作品のアップもしなきゃならないのだけど、写真にとってブログにアップしてというのは結構面倒な仕事でサボっている。気ままに気が向いたら又やりましょう。もうすでに1000枚くらいのクロッキーがアップされているのではないかな。ちなみに裸婦クロッキーで画像検索すればかなりの確率で私の作品が出てくる。

 しかし、この国はどうなってしまうのか少々危惧している。今の為政者は信用できない。例えばこの間元首相経験者がいみじくとも言っていたけれど、ヒットラーは軍事クーデターでのし上がってきた独裁者ではない。彼は正統な選挙で選ばれて国の代表になってきたのだ。そうやって考えると民主主義というのは実に危ないというのか、どこかにチェック機能がなければ瞬く間に独裁政権が出来上がってしまうということだ。

 特に今のようにマスコミを味方につければどのような世論も思いのままで、マスコミが天下の公器の役目をしていないこの国は危険だ。太平洋戦争の経験がまるで生きていない。この国は簡単に忘れてしまう。水に流してみそぎをすれば奇麗さっぱり見事に忘れてしまうという特技を持つ。お隣の国の人たちが言っている事も一理あるのだな。

 ここはどうやっても戦わないという、これが日本国民の総意だという終戦直後の反省をもう一度確認する必要がある。たとえそれでインカ帝国のように国が滅んだとしても、そうやって不戦という理想を掲げて滅んだ国があるという歴史が残ればそれはそれで意義あることのように思う。

 選挙をやっても投票率が50%前後しかなければ、まとまった強い力を持ち徒党を組んだ組織が思い通りの勝利を得てしまう。なぜなら積極的に反対の意志をもたない人は投票しないから、徒党の組織票が有利に働くからだ。だから為政者は寝た子を起こすような事はしない。そのまま寝ててください。その間に私たちが勝手に好き勝手にしていますからねてなものだ。

 原発の汚染が心配だ。大きな声で誰も言わないけれど、実際のところはどうなんだろう。今真実を言えば首都圏がパニックになるから伏せてあるような気がするんだな。政府はまったく信用できないからな、東電はもっと信用できない。あれは一民間企業だから儲けにならない、損をしそうなことは絶対に言わないだろう。

 これもまた周りで誰も賛成しないのに、なぜか止まらない。一部の人の利益のためだけに全国民を犠牲にしてでも原発は維持するようだ。それもこれも選挙に行かない貴方の責任だぞ。

 選挙に行かなかったあなた方は後から何もいえないのだよ。そのうちにどんどん自由にものが言えなくなっても。そんな時代がくるような予感がする。杞憂であればいいのだが・・。


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いったりきたり - 2013.08.17(ポケットの窓から)

はる 4424
 2013年度個展サブテーマ「いったりきたり」に決めた。そのテーマのコメントを載せます。何回か下書きは載せましたが、これが大よその決定稿です。まだかわるかもしれませんが・・。
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「いったりきたり」        榎並和春
  この世は「ことば」になるものと、ならないもので出来ている。いつもは「ことば 」の世界に住んでいるが、時々「ことば」にならない世界も顔を見せる。「いったりきたり」私たちは実にあいまいな世界に住んでいる。

 普段何気なく使っている「ことば」も面白い。ふと思いついて言葉の意味を調べてみると、なぜそれに引っかかりを感じたのか、面白いと思ったのか、忘れていたその部分に自分が隠れていることに気付く。

 絵を描くこともよく似ている。もうすでによく知っている事を描いてもあまり面白くない。絵の中に自分が隠れている。それを探しに行くのが私の仕事のように思う。

 日々の生活はじつに単調でたいくつなものだ。ほとんどが以前どこかで目にしたか、体験したことだ。全く経験した事がない、真新しい道だと思って進んで行くと、いつの間にかどこか見た事がある風景や、出来事に出会ってちょっとびっくりする。忘れた記憶はあちらの世界にある。

 多分あらゆるものがラセンを描いているのだ。同じだと思った道も少しずつずれて、実際は二度と重なる事はない。「一期一会」その時々の出会いを愉しみたい。

 いつものように「いったりきたり」回り道しながら、心に浮かんだ色やかたちを絵にしました。今回は絵から抜け出たようなお面も展示します。愉しんでもらえれば幸いです。御来廊こころよりお待ちしております。

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ボサノバ エスターテ - 2013.08.16(ポケットの窓から)
はる 4423
 ボサノバという音楽がある。ブラジルの土俗的なリズムのサンバと先進的なジャズが結びついて、どんな音楽よりも真夏の暑い午後には似合うボサノバの音楽が出来た。ボサノバを聴くと暑い夏もけっこうお洒落じゃないかと思うから不思議だね。
  ボサノバといえば下のジルベルト夫婦が有名だが、嫁はんのアストラッド・ジルベルトはいわゆるヘタウマの元祖みたいなもので、この頼りない唄い方が聴く方の何かをくすぐる。一時のユーミンにも似たようなところがあるな。彼女の歌はとても生では聴けない。旦那のジョアンさんの方はなんだか大学の教授のようないかめしい真面目一点張りのような感じですが、まぁいろいろ悪さをしたようです。ところが彼の唄うつぶやくようなボサノバがめちゃカッコいい。

 ここからはちょっとひとり言です。

 『困った時の神頼み』という言葉があるけれど、祈りというのは、祈ってお願いするだけではない。無論現世ごりやく的にはそちらの方を優先するのだろうけれど、それはまだ祈りの本質ではない。

 天国とか地獄とか、来世のためにというのもまぁこれも一種のまやかしだな。自分の保身というのか、何かのために祈るということも違うように思うな。分りやすく布教するためにそういったまやかしが手っ取り早い方法なので利用するけれど、祈りの本質はそれではない気がする。

 遊ぶ」の本来の意味は魂をあそばせる。ようするに忘我の状態を指すらしい。本来「祈り」という行為もそういったことを指すのではないかと思う。色んな宗教がいろいろな方法でそのことを説いてはいるけれど、簡単な言葉で言えばあちらの世界に行く事だ。




The Girl From Ipanema(イパネマの娘) Astrud Gilberto


Joao Gilberto - Estae





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ポケットの窓から - 2013.08.15(ポケットの窓から)

はる 4422
 さて、お盆も過ぎたし夏もそろそろ終りだな。とにかく今年の夏は異常に暑かったな。夏が過ぎれば今年も残すところ四ヶ月になる。秋から年末にかけては個展の嵐だ。このところ毎年の事だけど、けっこう楽しみだ。


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ポケットの窓から - 2013.08.14(ポケットの窓から)

はる 4421
 今日は町内の夏祭りということで、朝からやぐらを立てたりテントを張ったり色々と準備をする。午後からはヨーヨーに水を入れて下準備。夕方からやぐらの周りで町内会のメンバーで屋台の真似事をする。屋台も近所のおじさんがやっているわけで、テキヤの兄さんのあのどことなく異郷の人たちの危険な雰囲気はない。安全といえばすこぶる安心なのだが、やはりあれば面白くない。大学の模擬店のようでね。

 今の子供たちにとって屋台のおじさんは近所のオッさんという認識なんだろうな。テキヤというのは的屋と書く。元々は矢場のことだったんだろうな。それから香具師。字からして分るけれど香りの高い漢方薬を売り歩いていたのだろう。・・・

 どうも、今日は眠い。つづきはまた。


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何を残したか? - 2013.08.13(ポケットの窓から)

飛蚊庵

セルビア正教会イコン画 

セルビア正教会イコン祭壇
はる 4420
 今日からここらではお盆が始まる。灯をたいて亡くなった人の魂を迎える。あの世というのがあるとは思わないけれど、どんな民族もそうやって死後の物語を語っている。多くの場合それがその地方の独特な宗教と結びついて、神話になったり聖典になったりしてある種の道徳律をかたち作っている。

 私もいずれはこの世からいなくなる。そのことは知ってはいるけれど、多くの場合忘れている。死は物凄く遠い存在だと普通は考えている。それが時々近い知り合いが亡くなったりして、あぁ我々もいずれはいなくなるんだなと実感する。

 リアルの「死」というものを実感したときに、人はどうするかだな。実際いずれ死ぬ事を知っているのは人間だけで、これが他の生命と決定的に違うところだ。で、どうするか?

  人類は何を残したか?と考えてみると、古今東西残されているものは寺院にしろ彫刻、絵画、音楽、物語、すべて人の「いのりのかたち」でしかない。結局「いのる」しかないのだな。そしてやがては、おおなるものと一緒になるのだろう。


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ポケットの窓から - 2013.08.12(ポケットの窓から)

はる 4419
 携帯やネットがなかった頃は個人が表現する手段はほとんどなかったわけで、我々のような仕事をしていれば一年に一度は個展という形式で自分の考えや意見をなんとなく発表する機会はあったのだけれど、普通に生活していればそんな機会もなかったわけだ。それでもそんなに不都合を感じる事もなく、淡々と日常生活は過ぎていった。

 今はブログなどのツールのおかげで、凄い数の情報が行き交っている。しかし、自分にとって有益な情報というのは意外に少なくて、個人が発信する日常的な日記などはほとんど見る事もない。なぜなら二三回みればほとんど変らない内容になってしまうからだ。

 個人のHPではないけれど、こういったツールの走りで糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」はなかなか面白い。どんどん進化して変化して、今の今求められていることに答えているから、やっぱりこの人は凄いなと思う。それにネットでどうやって商売にしてゆくのか、試行錯誤の手探り状態から今はしっかり商売として成り立っているから、この人はうまいなぁと思う。どんな優れたサイトでも飽きてくるんだな。まして個人のサイトなど長く見てもらうのは難しいだろうな。

 今日も暑かった。でも少しはましだったな。


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なんという暑さだ。 - 2013.08.11(未分類)
はる 4418
 きょうも40度を越えた。なんという暑さだ。

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16世紀、エチオピアのイコン - 2013.08.10(ポケットの窓から)

16世紀、エチオピア
はる 4417
 今日は甲府は40度を越えました。勿論日本一でした。昼下がりは熱風が吹いていました。夏野菜のきゅうりや茄子の元気がありません。みんな茹で上げた葉っぱのようで、だらりと垂れ下がっています。まぁあんな日差しに焼かれたらサボテンぐらいしか生き残れないのじゃないかね。

 上の写真は私の作品ではありません。下に「16世紀、エチオピア」と書かなければ間違う人がいるかもしれませんね。といえば、自慢にきこえるだろうか。これは推測ですが、エチオピアのマリアさんだから、アフリカの土俗の宗教と西欧のキリスト教とが融合してできたものではないだろうか。アフリカらしく頑丈な一枚板を掘り込んでイコンらしく仕上げています。以前どこかで晒した覚えがあるのだけれど、アフリカのドゴン族の扉などの造形と共通する素朴な味わいがある。

 暑いので、風呂に入ってきます。後でまた続きを書くかもしれません。

 こういうのを観ると絵画の原点をみるような気がする。美しい、奇麗だというのではない、美は「よし、良し、善し、好し、義」でもあるのだ。人智を超えた普遍的な理みたいなものを「美」と呼ぶのだ。


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タイトル未定 - 2013.08.09(ポケットの窓から)

はる 4416
 自分で描きながら、この絵がどこから来たのかを考えている。取っ掛かりは少し前の「泣くことはない」という作品が頭にあった。この作品は2010年の作品だけれど、2011年の震災を経て予想外の共感を得た。二匹目のドジョウではないけれど観た人に共感を持ってみてもらえる作品にしたいというのが第一の動機。

 もう一つはこれも随分前の作品「なにもいらない」(画像を探しましたが見つかりません)この作品も好きな作品ですが、どうしてか手元にあります。これはフランチェスコの物語から取りました。親からのものは財産は言うの及ばず、着ている服さえ要らないと裸になっているシーンを描いたものです。フランチェスコは男性ですが、女性のヌードにしました。

 もう一つはマグダラのマリアを描いた「誘惑」という作品。希望があれば、これも後日画像を探してみましょう。

 この上のシーンからどんな物語を連想しますか?ぴったり合うタイトルは何でしょう、考えてみてください。では。


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大衆芸能一般 - 2013.08.08(ポケットの窓から)

はる 4415
 杉本苑子の『滝沢馬琴」上下二巻が終わった。その前に世阿弥の一生を描いた「華の碑文」も読んだ。にわか読書家の私にとってこの作者は初めてみる作家だった。聞けば女流作家の草分け的存在の大御所らしい。女流作家でも最近でいえば松井今朝子に肌合いがよく似ている。芸能というのか歌舞伎や浄瑠璃その他役者や絵描き、座付き作家、などをメインテーマにしているところもやや似ている。

 杉本苑子の作品は女流女流していない。どちらかといえば男前な作家だな。それでも細部の感性は女性らしくこまやかである。難をいえば教養がありすぎて文章が硬い、大衆小説をねらっていながら大衆的でないところが難かな。

 こんな部分があった。
下巻P216「義をもって交わるを上とす。言をもって交わるをその次とす。酒食をもって交わるを又その次とす。財利をもって交わるを下とす」

 同p217「・・・書き手が自分一人面白がっては売り物にならない。・・略・・十の内七分が俗で三分が雅ならば間違いなく売れる。十の内七分が雅で三分と逆転するともはやはかばかしくは売れません、随筆類などがこの類です。十の内まるまる雅ばかりで俗気がそなわってないとなると、まったくのお手上げ、好事家の漢詩文集などがこれに該当します」

 これって芸能一般、だいたいすべてに言えますね。ミュージシャンをアーティストなどとほざいていますが、自分がさも偉い人のように考えていれば大きな間違いですね。かの昔は河原者として一般の社会からはさげすまれていたわけだからね。


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風立ちぬ - 2013.08.07(ポケットの窓から)

はる 4414
 実は昨日の記事は途中で眠くなったので途中の記事でした。以下に続きを載せましょう。

 私も子供の頃は工作少年で、どちらかといえば機械工作みたいなものが好きだった。時代は鉄腕アトムがテレビで放映される頃で毎週火曜日の7:30から欠かさず観た覚えがある。

 日本の機械工業が戦後たくましく復興して全盛を極めたのは、そういった工作少年や機械工作少年の夢を育んだ土壌があったのではないか、多分今はオタクといわれる範疇に入るのかもしれないけれど、と思う。

 ロケット技術なんかもそうだけれど、最先端の科学技術というものは必ず軍事産業と結びついている。反対にいえば時の権力者が是が非でも欲しい力があるものだけが、推奨され特権的に開発が進む。科学者や技術者は単に自分の研究や技術が完成されることを望んでいるだけで、それがどう使われれようとほとんど関知しない。ある意味すごくエゴイスティックなものだろう。科学はそうやって発展してきた。

 何を今更と思うかもしれないが「風たちぬ」を観ての感想めいたものを書くつもりで始めた。作者はここではほとんど戦争については触れていない。無論どんな技術も使い方しだいで、天使の道具にも悪魔の道具にでもなるわけで、道具そのものには何の落ち度もないわけだ。それを使いこなす人間の方に問題がある。

 飛行機の開発も自動車産業も原発も基本的に同じ線状にある。違うのは核は人が未だに充分コントロール出来ないということだろう。将来ひょっとするとコントロールできるかもしれない。そういう意味では科学的に研究することは止めてはならないと思うけれど、未完成の技術をさも完成したかのように使っている今の状態は即刻中止すべきだな。これはちょっと脱線かな。




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今日のアトリエ - 2013.08.06(ポケットの窓から)

はる 4413
  飛行機の開発も自動車産業も原発も基本的に同じ線状にある。違うのは核は人が未だに充分コントロール出来ないということだろう。将来ひょっとするとコントロールできるかもしれない。そういう意味では科学的に研究することは止めてはならないと思うけれど、未完成の技術をさも完成したかのように使っている今の状態は即刻中止すべきだな。
 


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スイカと朝顔 - 2013.08.05(ポケットの窓から)
はる 4412
 スイカを見ると子供頃を思い出す。真夏の昼下がり大きな体の親父がスイカを一個ぶら下げて帰ってくる様子。裏のいつも冷たい水が噴出している溝をせき止めて丸ごと冷やしていたこと。夜になって大きなまな板にヘタを落としたスイカが置かれ、真ん中に包丁を入れた時に稲妻のように走る亀裂。山形に奇麗に切りそろえられて並んだスイカ。兄弟が争って口の周りをべたべたにして食い散らかしたこと。などなど、みんな遠い昔だな、、。


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一角獣と騎士 - 2013.08.04(ポケットの窓から)

はる 4411
昔書いた「オリジンの話」より
http://enami.sakura.ne.jp/memo/orijinn.htm  から一角獣の部分を抜き出し
「・・ところで、きりんというのは、一角なんだな。一角獣ということでここでも西欧のユニコーンと関係してくるから面白い。

 ところで、このユニコーン(unicorn)というのは一つの名詞だと思っていたんだけれど、ユニ(uni)+コーン(corn)なんだな。ユニというのはなんとラテン語で一を表す、でコーンは(角)なんだそのままじゃないか!と思うなかれ。

 で(only one)のラテン語は(unicus ウーニカス)、ここからが面白い。この(uni)は(unique ユニーク)(universal 普遍的)とつながってゆく。

 ということは、オンリーワンの元の意味をたどってゆくと、ただ一つのものは個性的であるし、普遍的でもあるということになる。

 でさらにこの普遍的という意味を調べてみると、
 1.すべてのものにあてはまること。すべてのものに共通していること。
 2.宇宙や存在の全体にかかわっていること。

 結局言いたい事は、全ての源(オリジン)はすべからく自分のなかにあり、でそれは宇宙や存在の全体にかかわっていることでもある、ということなんだな。・・」

 



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邂逅 - 2013.08.03(ポケットの窓から)

はる 4410
 何だろう?これは。私にも分らない。けれど何か面白いと思うのだ。新しい布をコラージュして絵の具を乗っけて、何度かデッサンをする。気に入らないので水を流してタワシでこすり落とした。自然の造形だけれどここらあたりが一番面白い。人の手が入るほどつまらなくなって行く。

 しかし、これでは何も表現されていない。宇宙の混沌そのままだ。ここから何かを見つけ出してゆくのだが、描くという作為的な行為と何もしないという無作為のぎりぎりのはざ間に、これしかないという一瞬が隠れている。その瞬間を見つけた時の喜びは多分やった事がある人にしか分らないだろう。

 神が提示した場と私という全く個人的な思惑がたまたま奇跡的に出会う。そんな時が時々ある。


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ポケットの窓から - 2013.08.02(ポケットの窓から)


わじあじあ甲府
はる 4409
 この「わじあじあ」というカフェは夢で見るような不思議なお店だ。終戦直後はよく知らないけれど、たぶんこんな風などこかで拾ってきたようなガラクタで出来たバラックがそこかしこにあったのだろう。「ハウルの動く城」にも出てくるけれど、よく考えると人の棲家などはこれが理想かもしれないな。


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