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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

「自分を知る」ということ - 2013.03.31(ポケットの窓から)

はる 4285
 今日で三月も終わる。いつもながらこのところ時間は飛ぶように過ぎてゆく。恐ろしいものだ。

 教えるのは難しい。一番簡単なのは自分の方法を教えることだ。まぁ自分のやり方をコピーするわけだから、ある程度時間があれば習得する事は可能だろう。教わる方も目標が見えるわけだから、教わりやすいかもしれない。ゴールが見えているわけだ。だから反対に言えばその目標をクリアーすれば卒業と言う事になる。いわゆるハウツーものというのはそんなところをターゲットにしているの分りやすいのだろう。百人いれば百個のパターンがある。
 
 芸事というのは基本的に世阿弥のいう「守・破・離」だと思う。最初は師匠について徹底的に真似をする、コピーする。これが守だな。その後は言葉通り破って、やがては離れる。しかし、これは芸の型(スタイル)についていっているのではないかな。

 学校の生徒などに言うことは、私は絵の先生ではない。美術と言う授業を通して見方や見え方、感じ方、もっと言えば人としての生き方を考えるきっかけになればいいと思っている。具体的に言えば、教科はなんでもいいのだ。生徒にやる気と言う火種に火をつけるだけで後は生徒が勝手に燃えてくれるのを待つ。教えることが主ではない、どうやると面白くなるのか、続けられるのか、その方法を自分で考えることだろう。そのきっかけを作ること、それが私の仕事だと思っている。

 突き詰めると、結局「自分を知る」ということなんだ。これは一生かかっても卒業する事はない。永遠のテーマでもある。そのお手伝いをするのが私の仕事かなと思っている。


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no title - 2013.03.31(ポケットの窓から)



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今は内緒。 - 2013.03.29(ポケットの窓から)

はる 4283
 今日は少しばかりいいことがあった。私にとってと言うだけで、他の人には全く関係のないことだ。何があったかは内緒です。そのうちにここに書くかもしれませんが、今は内緒。

 今日は一段と眠い。又明日。


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(源泉)オリジンとは - 2013.03.28(ポケットの窓から)

はる 4282
 昨日の絵の今の状態。これはこれでけっこういいせんいってる。作品は潰した方がいいのだ。誰かがこれは描かれた絵ではないと言っていたが、その通り、無意識に潰したものです。これのよさが分らない人には何を言っても無駄かもしれない。青山二郎が「美は発見である」といったそうだ。朝鮮のなんでもない生活雑器にそこはかとない美しさを感じた。それをいいと判断した、そこに価値を見出した、発見した、そのことを「美」といったわけだ。

 何故そこに美しさを感じたかといえば、長年にわたって使われて風化したということもあるけれど、大事なことは無名の陶工の仕事には芸術作品を作ろうとか、どうすれば賞が取れるだろうとか、などという俗っぽいよくなどまるっきりないからだ。極普通に淡々の日々の生活の中で無意識に無作為に作られたものだ。そこにあらゆる物に共通する普遍的な美がある。

 我々のような中途半端な人間がやろうとしてもなかなか行き着けない普遍的な美がある。そのことを彼は「美は発見である」といったのだ。貴方であるとか私であるといった固有のもの、価値観ではなく、誰にでもあるどこにでもあるものそれを(源泉)オリジンというのだ。そんなものを描きたい。


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今日は又寒い - 2013.03.27(ポケットの窓から)

はる 4281
 上の絵はもうない。描いていく過程でつまらなくなってつぶしてしまった。故にこの世に上の絵はない。アナログなので消えてしまった絵は元には戻らない。大体途中の絵が良かったということは多いな。でもそこに留まっていては前に進まない。壊れても良いから前に進むのだ。

 今日は又寒くなった。


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大きな荷物 - 2013.03.26(原発)

はる 4280
 SFの漫画のような話だけれど、原発の使用済み核燃料プールの冷却装置が想定外のトラブルでまた一日以上停止した。原因は想定外のねずみが想定外のいたずらをしたらしい。おしっこをかけたて電気系統がショートしたのか、配線をかじったのか、なにぶん想定外でわからない。

 人類の明日を賭けて動かしている大そうな道具も、二重にも三重にも安全装置を考えて、もう二度とトラブルが起きないように考えた結果が、ねずみ一匹のいたずらで止まってしまうのだ。ひょっとするとそれで人類が終わってしまうかもしれない、そんな大それた機械なのに、ただ一匹のねずみのおしっこで止まってしまうのだ。これがブラックジョークでなくて何であろうか。

 ゴミが出てそのごみの処理ができない。どんどん溜まってゆく。どうするのかと言えば地面を掘って埋めるんだと、なぜなら今の我々では無毒化できないからという。何のこっちゃ。子供が考えてもわかるような、明らかにおかしいことを平気でやっている今の政治とか企業は恥ずかしくないか。

 いざとなったらすぐに原爆を作れる材料と道具と人材を確保しておきたい。明らかにそうなんだろうな。それ以外に理由らしい理由は見当たらない。上の方の人々はそんな事を考えて原発を維持でも保有しているのだろうか。

 そんなにシャカリキにならなくても、武ばった考えをしなくても、少子高齢化、晩婚、未婚化、男性の羊化、戦う意志は希薄など等考えると、我々は明らかに滅亡へと進んでいるわけで、期限はわからないけれど、そう遠い話ではないきがするな。

 そんな彼らにその上また環境を汚すような、未来に負の遺産を残すのだろう。どう考えても負担が大きすぎる。


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no title - 2013.03.25(ポケットの窓から)



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裸婦クロッキー13/03/24 - 2013.03.24(裸婦クロッキー)

カテゴリ・裸婦クロッキー
今までのクロッキーをすべて見ることができます。




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悲しいものにしか見る事ができない - 2013.03.23(ポケットの窓から)

はる 4277
 桜がほぼ八分咲きです。今年ははやいですね、桜の花の隙間からお月さんが見えます。携帯のカメラなので月はまん丸に見えますが、かなり欠けていますよ。それにしても桜が咲くと何となく心が浮き出すのはどうしてなのでしょう。日本人だなぁと思います。

 子供の頃は桜の花も梅の花も花には変わりなく、単に季節の移り変わりをあらわす風物詩でしかなかったのに、いつのころからか桜の花は「生きている事の証」のように思えてきた。ちょっと大げさかもしれないが、夕暮れ時の満開の桜を見ると儚い命のうつろいのようなものを感じてうるうると泣けてくる。それほどやっぱりどこか尋常でない凄さがあるな。

 何度か書いたかもしれないが、十五年ほど前に癌の告知を受けた。うるうる、おろおろしている時に、満開の桜をみて「これが最後かな・・」と感傷的に眺めたこと、悲しかった事、そんなことが関係しているんだな。もう随分前の話で当時の気持ちは忘れてしまったけれどね。あのぎりぎりの心情の中で観た満開の桜の美しさは二度とは観る事はできないだろうな。

 癌の告知は二度とは聞きたくないけれど、「悲しいものにしか見る事ができない」経験を得られたことは凄く大事な糧にはなっている。塞翁が馬、失えば何かの形で得る事もあるということだ。


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ごくふうつのありふれた日々 - 2013.03.22(ポケットの窓から)

はる 4276
 もうすぐ誕生日が来て61歳になる。このあいだ若い友達夫婦が子供が出来て久しぶりに訪ねてきた。私の感覚だと少し歳の離れた友達だと思っていたのだけれど、ご両親の歳を聞いたら同じだった。私たちは子供がいないので、時間の感覚が少し間抜けなところがある。というのは子供成長を見ることで自分の歳を自覚するのだが、それがない。まぁだから成長しないということだな。

 今日はほとんど一日中アトリエにこもっていた。自由人でありながらなかなか丸一日アトリエにこもっているということは少ない。何かしら雑用があるものだ。まぁそれが日常生活で、そういった日々の生活の中から絵が生まれてくればいいと、思っている。絵だけ描けばいい。仕事だけすればいい。他は何もしないというのは違うと思うな。

 何だろう、芸術とか表現というようなことを考えていると、何か特別な事を考えなきゃならないとか、人とは違う個性的なこととか、目立たなくてはならないとか、主義とか主張とかしなくてはならないとか、若い時はそれが心地よかったり、自己を満足させるんだけれど、年取ってくると段々に面倒になってくる。それに自分はそんなに他と違わない、個性的でもない、繊細でもないし、パラノイヤでもない。

  私は誰にでもある、どこにでもある、極ふつうのありふれた日々を描きたい。それが私にとって一番大切で、私の等身大の祈りのカタチだと思うからだ。

 日中はかなり暖かになってきたけれど、夜はまだまだ寒い。風邪をひかないように、又明日。
  


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作為のない絵 - 2013.03.21(ポケットの窓から)


ルオー「キリスト」

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モロー「化粧」
はる 4275
 ルオーの経歴を見ると彼の師匠はモローなんだね。モローといえば幻想的で超文学的な趣味的な絵で有名な作家だ。日本人にもファンが多いのは今の漫画、イラストに近いところがあるからだろうか、まぁかなりパラノイヤ的な嗜好性の高い作家と言えるだろう。必要以上に描き込んだある種、退廃的な雰囲気がある。

 ルオーの絵には作為がない、感じられないところが好きだ。どちらかと言えばアカデミックな美術教育を受けていない素人臭さがある。

 ルソーの絵もそうだけれど、シャガールとかローランサンとか趣味で描いていて上手くなった人というような絵は最初なかなか受け入れる事が出来なかった。今からみると不思議なんだけれど、この人達は本当はしっかりデッサンが出来ないのじゃないの、カタチが取れにないのじゃないの、そんなことを一生懸命見ていた。

 絵の良し悪しというのはそんなところにはない。なかなかそれが分らない。まぁ一番分りやすいのがアカデミックな色や形がしっかり捉えられていることなんだろうけれど、美大受験の成績はそれでつけられるのだろうけれど、本質はそこにはない。

 今流行の美大卒業制作青田買いなどを見ていると、人生間違うよなぁと思ってしまう。画廊やコレクターもそんなところをみているけれど、絵の上手さなどを、成績のよさなどを判断の基準にすると大きな間違いをおかすように思うな。


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気品がある - 2013.03.20(ポケットの窓から)

はる 4274
 馬に乗ったことはない。当然、身近に馬がいる生活でもなかった。だけど、こういう人が馬に乗ったり、ロバや山羊にまたがったりするポーズが好きだ。上のテラコッタは中国の傭で姿形も気品があって素晴らしい。


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契約更新 - 2013.03.19(ポケットの窓から)

はる 4273
 来年度の仕事の更新のため決まった書類が必要になる。一つは免許書の写し、一つは履歴書、一つは健康診断書。この三点セットが契約更新時に必要になる。

 履歴書を毎年提出するというのも奇妙な話だが、まぁそれでも一年契約だから仕方ない。健康診断は保険が利かないので個人で受けると結構料金がかかる。昔は県のほうが負担してくれたのだが、いつの間にか自己負担に変った。我々非常勤講師というのは県の仕事をバックアップしている人のなかでは最低の補償しかしてもらっていない。何とかもう少し援助してもらいたい。非常勤だけの組合を作ろうという動きもあったけれどいつの間にか消えてしまった。

 個人的には非常勤という勤務形態は私に合っているとは思う。けれど学校という公の組織が段々そういった組織外の講師だけで成り立ってゆくのは考えものだ。我々は身分上、何の発言権も力もない一番弱いところにいる。それをいいことに何も改善されないし、聞く耳ももたれない。見た目は同じ学校の先生だが、内容はまるっきり違うということだ。

 さてかなり暖かくなってきた。そろそろ桜が咲いてきた。


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これからは両極になるだろうな - 2013.03.18(ポケットの窓から)
 


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はる 4272
 友達の紹介で塩山市の織物作家の所に遊びに行く。裏の山はのどかな春の風景。日本のどこにでもある田舎の風景だ。

 糸を柿渋で染めて布を織り小さな袋物から少し大きいバックなどを手仕事で作っている。長く使い込んだ皮のカバンもカッコいいけれど、行者が肩からさげるずた袋のような布のカバンが欲しいと思った。今から注文して出来上がるのは今年の年末頃というアバウトな期限。

 お店に行けばどんなものでもすぐに手ごろな値段で手に入れることが出来る。特にこういったものは大量にお隣の国で生産されている。それはそれで経済を考えれば、いいものをよりやすく大量にというのが商売の鉄則かもしれない。けれど、もうそんなにたくさんの物はいらないし、自分が気に入って長く手元において使う物なら、顔の見える、私のために作ってくれた、そんなものであって欲しい。

 これからは両極になるだろうな。


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役者だのぅ。 - 2013.03.17(ポケットの窓から)

はる 4271
 絵の前に座ると眠くなる。これは受験勉強をしていた頃を思い出す条件反射。最初の30分を何とかやり過ごせば、そこそこ集中してくる。それでも一時間ぐらいかな集中できるのは。後はちんたらお茶飲んだり、何か考え事をしているフリをしている。絵描きなどという仕事は嘘八百で眉唾ものでどこか世間を欺いてやいないか。それでも少しずつ仕上がってゆくから不思議だ。私が描いたものではない?


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さてこのまま終わってしまっていいのか? - 2013.03.16(ポケットの窓から)

はる 4270
 毎日は忙しく過ぎてはいるのだけれど、充実感はないなぁ。こんな風に何気なく過ごしてしまって本当にいいのだろうかね。いまさら何をやっても遅すぎるという気もするのだけれど。

 若い時は兎に角一歩でも前に進むのだと本当にがむしゃらに描いて来た。仕事に3日行っていたので仕事のない時はやたらと眠くなった。一旦ベッドに寝てもこのまま朝まで眠ってしまっては出遅れるという焦燥感で目が覚めてゴソゴソとおきだしては絵を描いた。そこで一筆描いても描かなくてもほとんどなにも変らないのだけれど、描かずにはおれなかった。

 描く事が好きだというのでもない。兎に角描かねばならない、描かねば自分の存在が無意味だと思ったからだ。

 変ったのは大きな病気をしてからだな。あれは2000年だったから私は48か。仕事のスタイルを夜型から昼間に変えた。夜は不思議な力がある。奇妙に集中するし、情熱的でもロマンチックにもなれる。けれどそのために自分の体も蝕んでしまうようだ。自分の体を犠牲にして布を織ることは嫌いではないが、寿命は短い。それならそれでもいいのだが、如何せん才能がなかった。

 その後は割りとゆったりと仕事しているように思う。焦燥感もない変わりに充実感も少なくなった気がする。まぁ追い込まれるように、追い込むように仕事する時期でもないのかな。さてこのまま終わってしまっていいのか?


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県内人口85万人を切る - 2013.03.15(ポケットの窓から)

はる 4269
 ちょっと、ピントがずれますが、根の部分は同じかな。面白ければ人は集まります、楽しければ人は放っておいてもやってきます。・・・すべきとか町おこしなどという掛け声や看板で人が動くのは最初のうちだけです。観光客や通りすがりの一見さんを相手にするのではなく、地元のそこに住んでいる人たちを巻き込んで楽しい町、村を作ってゆくことでしょうな。遠回りかもしれませんが、そこらあたりが肝ではないでしょうかね。


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楽しければ人は自然に集まってくる - 2013.03.14(ポケットの窓から)

はる 4268
 午前中、春の嵐の中免許の更新に出かける。今回はゴールド免許ということで30分の講習受講だけで即日交付された。更新料金が¥2000で手数料が¥650で3000円で済むと思ったら、交通安全協会加入をほぼ義務付けられていて入会は自由なんだけれど、あの状態で断ることはちょっと勇気がいる。何らかの不都合があるなら2000円ぐらいと思うのだが、このお金は安全協会の重要な収入源になっているらしい。そうやって見渡すと何とか協会というわけの分らん圧力団体は結構多い。

 甲府の街中がいま建設ラッシュ。県庁が10階建てぐらいのでかいビルディング、市役所がこれまた5,6階建てのお洒落なファッションビルのような空間のたっぷりあるビルになっている。まぁここだけを見るととても死にかけた町とは思えない華やいだ街中にみえる。特に夜になると今は最終的な工事段階にはいっているのか、雛まつりのボンボリによく似た照明灯が何機もたって昼間のように明るく照らし出して、静まり返った人のいない街に工事関係者だけが立ち働いている奇妙な空間を演じているな。もうすぐそれも終わるのかな。

 街中がシャッター通りになって久しい。上に立つ人たちは街中活性化、町おこしに頭を痛めている。空き店舗やスペースをつかってアートで町おこしなどと言う事も何度も関わってみた。少しは根付いてきたところもあるけれど、どうなんだろう、あまり一般の人の関心を呼ぶまでには至ってないのじゃないかな。

 街中で言えば一箇所でいい、一通りでいいから人が歩いてショッピングを楽しめる、歩いて楽しい、そんな場所が欲しい。人が街に求める楽しさはただ物を買うため、食べるためだけではない。街中という舞台を歩く役者でもあるし観客にもなっている。歩く人が似合う町並みであって欲しいし、集まる人を何気に観てもいたいわけだ。それが街に多くの人を集める魅力になっている。

 楽しければ人は何度もやってくる、自然に集まってくる。こうすべき、こうあればというだけでは人は動かない。


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Kyary Pamyu Pamyu - PONPONPON . - 2013.03.13(you tube)


きゃりーぱみゅぱみゅ - PONPONPON

はる 4267
 今更かもしれないが、面白い。我々の時代で言うとサイケデリック とか、もう少し前じゃ何だろうちょっとシュールなコラージュみたいな感じもする。音楽はテクノ風だな、完全に現代音楽の手法であるミニマムミュージックを使っているように思う。だからいけないと言うのではなく、完全に自分たちの音楽に昇華しているところが凄いと思った。彼女の仕掛け人が誰なんだろう。



ミニマルミュージックの制作例




Joe Hisaishi
The End of the World 
 ミニマルミュージック


 ブームと言うのは一気にやって来て同じスピード去って行く。それからブームは手を変え品を変えて同じようなパターンで繰り返してくる。だからこのきゃりーさんを見ても聞いてもそう目新しいという気にはならなかった。どこかやっぱり既視感があるのだな、懐かしい感じがする。

 日本といえば文化的にはアニメーションやおたく文化が世界中で認められているわけで、すこし違うけれどそれを逆手にとって村上隆や奈良さんなんかは有名になった。水玉の女王もややそれに近いところがある。

 日本のメイドキャラクターやコスチュームなどもアニメから派生したものだな。「かわいい」というのが世界語になりつつあるらしい。100年ほど前に日本の浮世絵の役者絵や風景画がヨーロッパの芸術に大きく影響を与えたようにこういった音楽やファッションがネットのyoutubeなどを通じて世界中に広まっているようだ。いいとか悪いとかで流行するのではない、面白いから広まるのだ。


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絶滅種 - 2013.03.12(ポケットの窓から)

はる 4266
 3,11で少し前のリポートなどを観ていると、今更ながら東電のいい加減さ、当時の政府の関係者の官僚的な無責任さに腹が立ってきた。原発の恐ろしさは彼らが一番知っていて、それで万が一にも自分の担当期間だけ事故は起こらないと願っていたんだな。それが無事すめば後はどうでもいい。自分の責任、汚点じゃないからな。

 大なり小なり大きな組織の管理者というのは官僚的になる。天下りとか賄賂とかコネとか派閥そして金だ。今回も多分事故の防災対策を充分に想定していなかったのは多分原発に意外にお金がかかるからじゃないかな。だからその部分を出来るだけ考えないようにしていた。

 結局はアメリカの思惑通りなんだけれど、原子炉の材料であるウランとかプルトニュームは原爆の材料なんだけれど、その輸入先は原子炉も含めてアメリカだったんだな。アメリカも最初はたくさんの材料を作りすぎていたので、冷戦構造が終わってそんなに必要なくなってきたわけだ。特にスリーマイル島の事故以降批判が大きくなってきた。それでその尻拭いをまたまた日本がしてきたという構図だな。誰も言わないけど、アメリカはいつも自国の事しか考えていない。したたかだ。

 日本はまだ独立していない。いつもアメリカさんの意向をきにしている。例の楯突く北の小さな国は好きではないけれど、ある意味独立独歩、何が何でも我が道を行くという気概は凄いなと思う。まぁ昔の日本もあんな感じだったのかなとはおもうけれどね。今はそんな気概もない。

 最近よく思うのだけれど、例えば草食系の男子とか女性の晩婚化や少子化など、うつらうつら考えると我々ヤマト民族は絶滅種なのかも知れんな。古代の文明を築いたインカとかマヤみたいに、歴史の中から忽然と消えてゆく民族なのかもしれん。


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「3・11メルトダウン  - 2013.03.12(原発)


「3・11メルトダウン 福島原発取材の現場から」Part1


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no title - 2013.03.11(ポケットの窓から)



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原発は原爆製造の副産物 - 2013.03.11(未分類)

http://hiroakikoide.wordpress.com/2013/03/07/8bitnews-2013mar6/
より勝手間引き引用
********************
(引用開始)
2013年3月6日、8bitnewsインターネットラジオ【ペイフォワード環境情報教室】第20回目に小出裕章さんが出演されていましたので、このブログでも共有させていただきます。 以下、小出さん出演部分を文字起こししました。

◆人間が原子炉を動かしたのは、米国という国がマンハッタン計画という原爆製造計画を立てて、その中で長崎原爆の材料にするためのプルトニウムを生み出したいという動機で、原子炉を始めて動かしました。
え〜、日本の皆さんは、原子炉というと、原子力発電、発電のための道具だと思われるかもしれませんがもともと原子炉というのは、発電なんかに興味があったわけではなくて、原爆材料を生み出すための道具だったのです。
その当時から、なんとかその生み出した放射性物質を消さなければ、たいへんなことになるということが分かっていたのです。

残念ながら未だに生み出した放射性物質を消すという力を人間は持っていないのです。

仕方がないのでどこか地底に埋めようということになっているわけですし、日本でも地底に埋めるという案が、唯一の案として既に法律で決まってしまっているとそういう状態になっています。

皆さん、もうご承知だと思いますけれども、思いますし、先ほど私、聞いていただいたように、日本という国は世界一の地震国なんですね。
え〜、この地球という星は、プレートというものが動いているというのが最近の定説なんですけれども、プレートのちょうどぶつかり合うという場所に日本というこの国がありまして、安定している場所というのは、残念ながらこの日本という国にはないのです。
そんな国に原子力発電所を50機を越えて作ってしまったというそのこと自身がたいへん異常な、世界から見ればたいへん異常なことなわけですし、未だにそれを反省しないでまだまだ原子力をやるというようなことをまあ考えている人福島の事故も起きてしまいました。

事故から2年経って、国のほうはもう福島の事故を忘れさせようとする、そういう戦術に出て来ているわけで、マスコミも含めて、福島のことを報道しない、未だにたくさんの人が苦難のどん底にいるということについても報道しない、すべて忘れ去らせてしまおうという戦術で来ているわけですが、でも、忘れない、決して忘れないという人たちが、日本中にあちこちにやはり残ってくださっていて、私の話を聞きに来てくださったりするわけですから、最近はああありがたいなあと、こういう人たちがまだ居てくれるのであれば、私もその人たちと一緒になって原子力を止めるためにまだ働けるかもしれないと思うようになっています。
(引用終り)
***************



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大黒さんを踊る - 2013.03.10(未分類)
 
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「猫の後姿」さん
http://ameblo.jp/e-no4765/entry-11487166084.html  
はる 4264
 明日は3.11だね。今回も震災だけならピークがそのときで徐々に時間がたてば癒されて行くのだろうけれど、もっとも大きな問題が残っているからなぁ。

 どう考えても、広大な敷地を汚染してしまった責任は東電とその時の政府にある。絶対安全だなどという甘言にその気になってしまった、札でほほを張られて言う事を聞いてしまったのはまぁ少しは責任はあるけれど、ある意味仕方のないことだろう。人間は弱いからな。

 よく分からないのだけれど、上の方人がどうして原発にこだわるのか、お金だけのことなのか、それともその原爆をすぐにでも何とかできる方法として原発関連の施設を維持していたいのか。お隣の国がそれこそやけになって原爆を使ったらそれこそ世界の終りなんだけれど、原爆など持たなくても原発に爆弾一つで同じような効果があるように思うな。

 まぁ何度もどこでも書かれていることだから、今更気がせんでもないが、そんな物騒な原発をどうして持とうとするのか、もし仮にもう一度同じような事故を起こしたらどうなるんだ。ドイツみたいに国民投票でもして国民に決めさせると言う方法しかないのじゃないかな。でもまぁ民主主義の多数決で決めるというのも怖いところがあるのだけれど。

 日本人は我慢強い国民だから、けっこう最後まで我慢してしまうのだけれど、原発は今止めないともうチャンスはない。

 で、どんな生活を選ぶかを国民自身が決める事だな。
 


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風邪かな - 2013.03.09(未分類)
はる 4263
 風邪か、花粉か、鼻水ぐじゃgじゃ具合ワルー。



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尻馬に乗っかるととんでもない目にあうぞ - 2013.03.08(ポケットの窓から)

はる 4263
 さて上の写真はどこでしょう?すぐに答えられた人はなかなかの通です。カインズホームというデカイホームセンターです。DIYのものでここでなければ他を探しても多分ないでしょう。サイズも色々そろっている。店内をぐるりと一周するだけで結構楽しめる。私のような作りたがり屋は尋常ではいられない場所だ。

 昔は金物屋と言ったこういったホームセンターは最近はそこかしこにある。それにもかかわらずけっこう流行っているのが不思議だな。町の金物屋さんはそんなに流行っていなかった。それからドラッグストアーなどというクスリ屋さんくずれも多いな。中学生の頃英語の授業でドラッグストアーというのが出てきて意味が分らなかった。当時の薬屋さんのイメージではちょっと違うからね。

 スーパーマーケットを始めてみたのが小学校の頃だ。今では当たり前になっているけれど、お店の備え付けのカゴを持ってたくさんの商品のなかから好きなものを適当に選んでレジで清算するというスタイルはアメリカ映画のワンシーンのようで
かっこいいと思った。徐々にそういったスタイルが普通になって下町の市場が自然に消えて行った。

 関西では主婦の店「ダイエー」が一世を風靡して安かろう悪かろうではないけれど、1円でも安いほうにお客は流れていった。当時のダイエーの勢いは凄まじいものがあったな。学生の頃、一時ダイエーでアルバイトした事があるので、その内実も少しは知っている。当時の店長さんなどは物凄い鼻息で、社会人になるというのは大変な事だと思ったね。勢いのある時代、右肩あがりというのはそんなものかもしれん。

 ところで今まやかしのバブルを演出しているアベノミックスだけれど、何のいい材料もないのにやたら好景気、脳天気を演出されてそれに乗って株価が上がっているようだけれど、おいおい、昔の勢いのあった鼻息の荒い日本じゃないからな、そんな尻馬に乗っかるととんでもない目にあうぞ。アベノミックスはアベノミスだとどこかで書いてあった。うまい!
 


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若いって素晴らしい - 2013.03.07(ポケットの窓から)

はる 4262
 免許証の更新の知らせが来た。このあいだ済ませたと思ったのにもう5年も経ったということだ。今回はゴールド免許ということだけれど、実は小さな事故や違反はいっぱいやっている。届けていないだけだ。

 運転していると危ないと思うことは多々ある。間違ったら大きな事故だったなぁと安堵することも多い。まぁ出来たら運転はしたくはないのだけれど、田舎に住んでいる限り車の運転は仕方がない。いつまで出来るのだろうかねぇ。

 最初に乗った車はスバルサンバー360だった。これはなかなかの名車だった。今は軽といっても660ccもあるから昔の普通車並みの大きさだけれど、このスバルの360というのはまことに小さくて可愛い合理的な車だったな。ところが私が手に入れたこの車は屋根があって動くというだけの車でね、ほとんど自動車とはいえない産物だった。冬場はセルを回してもエンジンが始動しない。何回かやっているうちにプラグが濡れてしまって全く死んでしまった。そうなるとプラグを抜いてライターで焼いてもう一度やるなどというのは普通の日常茶飯事の出来事だった。

 最後の頃はラジエターが壊れてエンジンをふかすとマフラーから水を噴射していた。だからポリタンクに水積んでこれで絵を積んで東京まで搬入したりしたのだから自殺行為だな。若いってすばらしい。


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当時の事を思い出した。 - 2013.03.06(ポケットの窓から)

はる 4261
 もうすぐ3.11だね。ちょうどお袋が危篤になってそのあとすぐに葬儀になってばたばたと関西の実家を行ったり来たりしていて、放射能のことも心配しつつ飲み水の確保をどうしようとか、ガソリンがいっせいにスタンドから消えたり、計画停電の実施で乾電池とか、ろうそくなんかも店からいっせいに消えてしまったし、原子炉がその後どうなるのか、放射能はどうなるのか凄く不安であたふたとしていたこと、そんなことを思い出した。忘れてはいけないよな。未だに避難生活をされている方がいるんだものな。

 思い出すために2011年の3月のブログを貼り付けておこう。
 http://asobibe.blog.fc2.com/blog-date-201103.html


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仮面途中経過まとめ - 2013.03.05(未分類)
 

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はる 4260
 今日は何を書こうかと考えてもまるっきり何も浮かんでこない日もある。ネタは新鮮な方がいいわけで、今現在自分の中で問題になっている事や問題でなければ何も面白くない。ネタ帳を作って置いておいても案外役にはたたない。鮮度が古くなるようだ。

 そうそう、こんなことがあった。英語の試験で12時半の時刻を図示する問題。アナログ的な時計で暮らしてきた我々は当然短針と長針は常に動いていると認識している。ゆえに12時半を表示した場合短針は12と1の中ほどになければならない。ところがデジタル表示の時計で暮らしていると、12:30と表示されるわけだ。時刻の12の部分は15分でも45分でも変らず12である。1;00になって初めて時刻の部分が変る。

 で、デジタル的な発想の人がアナログ時計で表示する問題の場合奇妙な表示をすることが分った。短針は12の位置をしめし、長針は30を指す。実際はそんな表示はありえないのだけれど、彼らにとっては時計というのは単に時刻を表示する機械であると考えているようだ。

 確かにその通りなのだが、大事な事は時は切れ目なくつながって流れているという認識だろうな。例えば我々は日々生きている。生きてはいるのだけど、少しずつ死んでいっている。生の反対が死ではない。そこのところが大事じゃないかな。


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芸は生き方 - 2013.03.04(ポケットの窓から)

はる 4259
 まぁ極身近にある風景の一つだが、こんなものこれだけ必要なのかな。コンビニと同じようにやたらどこにでもある。震災以後一時自粛したようだけれど、今や前にもまして勢力を伸ばしているように感じる。奇麗さっぱり忘れて昔の出来事にしようとしているようだな。私は忘れない。震災の時にお上は何をしたか、何をしなかったか、そのことは絶対に忘れない。

 世論など簡単に操作される。新聞や雑誌、マスコミを上手い具合に使えば想い通りのところに着地できる。ちょっと頭のいい人なら簡単に運転できるだろうな。操作されていることさえ気付かずにいる。

 まぁこんなことを書こうと思っていたわけではなかった。

 フェイスブックをやり始めて気付いたことを書こうと思っていた。まぁそれはアーテイストといわれる人達のことだな。いや彼らだけじゃなく画商とかコレクターとか評論家などひっくるめた人たちのことだ。

 先日70を越えた人生の先輩と話をしていて、75歳で芥川賞をとった作家の話しになった。まぁ作家は人生最後の職業で誰にでもその可能性はある訳だけれど、人生の最終コーナーでピークを迎える生き方は最高だなという事になった。出版社の利益のために十代や二十代でピークを演出されて使い捨てられる運命になる若い作家たちは可愛そうだ。そんなところで注目されたら後の人生はカスしか残らない。

  絵を描く事は職業として成立するけれど、芸術家という職業はない。まぁ芸事というのは突き詰めて言えば「生き方」であるわけだから、そんな若い時点で生き方など語れるはずもない。まぁ一時のきらめきみたいなものはあるかもしれないが、それだけでは長く語ることはできない。まして芸事が商売事になるには当分時間がかかる。結局『どう生きたか」というのが芸なんだからね。

 まぁ毎年膨大な数の自称作家が卒業してゆくわけだけれど、職業選択の一つとして作家活動があるわけではない。今の状態を見ていると、単に絵を描く技術的なもの、仕事として絵を描く人間を探しているだけのような気がするんだな。まぁ客観的に判断できるのはその部分でしかないのだけれど、なんだろう受験の偏差値を見ているようで、成績のいい人から順番に売れてゆく、早い者勝ちだよみたいな。コレクターもそれを煽っているような気もするんだな。

 芸事ってそんなに割り切れるもんじゃないよな。下手なら下手なりにその人の味まで持ってゆけば『芸」になるんだよな。そんな長い目でみた、そういったものを見極める、そんなものがいいという作家を育てなきゃならないし、コレクターであって欲しいわけだ。

 分るかな?
 

 


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