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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ジャッキの新使用法 - 2013.01.04(ポケットの窓から)

はる 4200
 工事現場のような写真だな。何をやっているのか分りますか?すぐに分った人は私と同じような思考の癖がある人だろう。部屋の模様替えです。

 子供の頃の話。近所に古い大きな空き家があった。私は小学校の五年生ごろだったかな。その頃忍者部隊月光とかサスケとか忍者物が流行っていて、我々ガキ部隊のちょうどいい遊び場だった。どこから入ったのかくわしい事は忘れてしまったけれど、家の中に入ると屋根裏が秘密基地になっていて、集まってはセンベイでもかじっていたのだろう。

 一番スリリングだったのは屋根裏に忍び込んでいる時に、家主さんと不動産屋さんが来て、何事か相談していたのを息を止めて上から眺めていたことかな。たわいのない話でそれ以上の物語もない。

 ある時にその家が立ち入り禁止になった。壊されて新しい家でも建てるのだと思っていたら、その家は土台から完全に引き離されて回転しながら少し離れた新しい土台へと動いて行ったのだった。新しく家を建てるのはもう珍しくはなかったが、家が動かせるということが驚きで新鮮だった。

 という前ふりでお分かりだろうか。上は大きな水屋箪笥を中に物が入った状態で右の方向にゆっくり移動している様子だ。

 まず用意するのは車のジャッキ。これを使って最初に下にベニヤ板を敷く。敷かなくてもOKだが、床に傷がつくのを嫌う人は敷いた方が安心だな。それからジャッキを横に倒して出来るだけ太い柱をアンカーにして少しずつ押してゆけば、そう、まるで大きな船がゆっくり動くように、食器がぎっしり入っている状態の水屋箪笥がゆっくり動いてゆく。最初はけっこう感動するな。車のジャッキはなかなかの優れもので、とても持ち上がられないもの、動かせないものでも簡単に持ち上げてしまう。

 お試しあれ。


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no title - 2013.01.03(ポケットの窓から)
はる 4199
 夏の恒例になりつつあった「こうふの町の芸術祭」で私の発表の場であったバールスローが今日で閉店となった。このカフェの壁面はすごくお洒落で画廊のような肩肘はった雰囲気もなく、気楽に珈琲を飲んだり軽い食事をしながら壁にかかった絵を観てもらえるという、それこそ町中の展示場所としては私にとっては理想的な場所であった。

 絵だけを観てもらうというのであれば画廊が一番いい環境だろう。年一度新作を引っさげて個展という形式で展示して観てもらう、そういった形をずっと取ってきた。けれど、絵はもっと身近な日常的な生活空間で観てもらうのも一つの表現手段ではないかとも思う。

 世界の名画といえば美術館やデパートの催事場で仰々しくありがたく拝見させてもらう図というのが大よその今までの展覧会のスタイルだったけれど、世界最古の油絵であるとか、貴重な資料だというのならそれも分るけれど、たとえばそれがどれだけ美しくてもありがたがって拝見するほど大事なものかな。多くの人にとって単に妙味本位、教養の一つとしてみているだけにすぎないのではないか。無論中にはそうでない人もいるかもしれないが・・。

 例えば信仰のためのイコンとか礼拝のための仏像とか、もっと身近なもので言えば女の子の成長を願うお雛様とか端午の節句の武者人形とか、クリスマスのデコレーションとかイルミネーションとか、こういったものの方がより身近で人の真摯な祈りみたいなものがこめられているように思うな。芸術ではないかもしれないが、人にとってより大切なありがたいもののように思う。

 私が求めているものは芸術ではないようだな。時代の先端の表現ではないようだな。もっと身近に人々が必要とするもの、されるもの、そんなものを作りたい描きたいと思う。


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2013蛇 - 2013.01.02(you tube)


2013蛇
明けましておめでとうございます。
はる 4198
 昨年喪中だったということもあって、今年は若干年賀状も少なくなった気がする。賀状もどこかでセーブしなければ年々増えてゆく。私のような仕事をしていると個展のDMを出すので同じ人に何枚もはがきを出す事になる。「昨年お世話になりました」とだけ書いて年賀状を出して何か意味あるのかな。ということで、少しずつ減らしてゆくつもりだ。不義理になったらあしからず。ブログの動画画面で許してください。

 明日から少し活動を開始する。今日は古本屋さんが20%OFFだというのでそれだけのために出かけた。活字中毒でもないが、最近はどこに出かける時にでも文庫本の一冊はポケットにいれて持ち歩いている。大体が軽いおバカな時代物だけど、これが結構暇つぶしになる。

 東京の地下鉄に乗れば、そうだな6割から7割の乗客が携帯の画面を見ているか、触っている。後の一割は本を読んでいる。どちらがいいとか悪いではないが、どことなく本を読んでいる姿の方が私には好ましく見える。まぁこれも段々かわってくるのかもしれないが、どうなんだろう。

 大晦日に恒例の紅白を見たけれど、もう何が何だか訳がわからない見世物というかんじだな。単に歌を聴く観るといったものではなく、デジタル化したショー番組をみるようでどれもこれも原色がきらきらした携帯の液晶画面のようだった。ああいう映像を見て育った人間は自然の風景などを見た場合物足らなくなるのではないだろうか。良くも悪くも草間弥生の赤い水玉模様や、村上隆の漫画のようなキャラクターが今の時代に受けるのがわかる気がする。

 携帯というのかIT機器というのか時代はどんどん加速して進んでゆくと思う。


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明けましておめでとうございます。 - 2013.01.01(ポケットの窓から)


moblog_bb5675ed.jpg
はる 4197
 皆さん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 一年の計は元旦にありとはいうけれど、今年もまたずるずるとコタツに入って食っちゃ寝、食っちゃ寝の怠惰な正月です。考えてみると東京の個展が終わって一週間もないわけで、あっという間に正月が来たという感じです。毎年こんな調子ですね。

 毎年一月の終りに個展が入っていたのですが、キャンセルになりましていつになく余裕の正月です。五月には例年の団体展が入っています。これに向けて少し大きな絵を描く必要があります。それとまた色々な仕事をしなければなりません。六月にはここ毎年やらせてもらっている千葉の山口画廊さんで個展、十月には西宮のSHIMAさんで個展、十一月には甲府のイノセントで初めての大きな個展を企画して貰っています。順調に行けば年末か年明けに銀座で予定しています。場所は今のところ未定です。いずれにしろ三回か四回の個展を予定しています。

 後出来たら今までやった事がない地で個展を開催してみたいとは思っているのですが、これは私がいくらやりたいと思っても誰か企画してくれる人、画廊が出てこなければあまり意味のない展覧会になってしまう。積極的に動くことはもうあまりしたくない。ただ待つだけだな。

 兎に角一年が始まりました。昨年と同じように淡々と仕事をしてゆきます。今年もよろしくお願いします。


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