no title - 2012.12.31(ポケットの窓から)
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明日は大晦日だ。雪かもしれないな - 2012.12.30(ポケットの窓から)

神父
はる 4195
一年の終りだな。なんだかんだと忙しくかけずりまわっていた。夫婦とも、まずまず健康であったから良かったように思う。体のいうことが効く限り当分個展は続けてゆけるだろう。というわけで明日は大晦日だ。雪かもしれないな。
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夢の値打ち - 2012.12.29(ポケットの窓から)
はる 4194
年に数回の個展を開催する。これが多いのか少ないのか分らない。人によっては一生に一度しか個展をやらなかったなどという人もいるので、展覧会だけがすべてではないとは思う。
生きてゆくための最後の手段はその習得した技や芸を教える事だ。ことに最近は・・教室というカルチャー指南が隆盛を極めていて、誰でもが簡単に先生になるようだ。やれ絵手紙だ、やれ水墨だ、やれ太極拳だと東奔西走しているようだ。まぁそれだけ要するに食うに困らない人たちが増えたということで、我々芸人にとっては生き易い世になったということで、ありがたいことかもしれん。
しかし、本当のことを言えば、芸人は芸を売るのが本筋で、教える事を生業にするのは邪道だろうな。芸が売れないから教授することで糊口をしのぐわけであって、あくまでも仮の姿であろう。○○教室が盛況になって忙しくなればなるほど本来の芸事はお留守になる。名刺の肩書きを並び立てるほど、大した人間ではないのと似ている。大体において学校の先生を始めとして芸人が先生になってしまえば芸は止まると思うな。あくまでも芸人で居たいなら、生業はもたないことだ。
この歳になっても絵を売ることに多少の心の痛みを感じる。それは自分の分身に値段をつけて売り買いすることの、やや自虐的な痛みもあるけれど、それよりも大きいのはそんな自己満足のいい加減なものに適当に値段をつけて売っているのではないかという世間一般の常識の視線かな。いや違うな、本当のことを言えば、私自身の中に絵を売ることに対する胡散臭さ、やましいさがあるからだろう。仙人と俗人のはざ間を行ったり来たりしている。今回ちょっとそのことを指摘されてうなってしまった。
我々はある意味夢を売っているわけで、それが高いかどうか、その人の価値観しだいだ。命がけで生きているといえば、自己弁護に過ぎないけれど、まぁそこらあたりで許してもらおう。
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サイト凍結、事の顛末 - 2012.12.28(ポケットの窓から)
はる 4193
寒いと思っていたら雪が降ってきた。明日の朝はバリバリかもしれない。
この顛末を書いておかなくてはならないな。
ことの起こりはちょうど個展で私が留守にしていた時に起きた。ホテルから更新中に突然画面が凍結されて見えなくなってしまった。多分メールで通知があったかもしれないが、メール転送の設定にしていないので、対処の方法がなかった。取り急ぎサーバーにホテルの方からメールして帰宅するまで待って欲しいという連絡をした。で余計な事に勝手に閲覧のプライベート設定を解いてしまった。これがまたよくなかった。何らかの不都合があって他人が閲覧できないようにしてあったようだ。
何が原因かといえば、さかのぼる事2007年の七月に書いた記事の一部でリンクした記事がリダイレクト設定になっていて、それがまぁ要するに勝手に営利の目的でリンク先に飛ぶようなカタチの設定になっていたということらしい。しらべてみたけれど、くわしい事はわからないのだけれど、そのリダイレクトというのが普通のリンクとどう違うのか今ひとつ分らないところがある。リンクしてあるページは知り合いのサイトだったのでそれが良くないとも思えない?
ここ最近2チャンネルのオーナーが捕まったりしたので、少々過敏になっているのかもしれない。しかし、突然理由もよく分からずサイト閉鎖というような強権を突きつけられると、ここはどこの国だと思ってしまう。かの一党独裁の国ならいざ知らず、一応表現の自由が認められているこの国で、そういったことがありえるということが少々恐ろしくもある。
今回の教訓として、ささやかなことだけれど個人の表現の自由は守らなければならない。でなければ、いつか大きな災いに巻き込まれる可能性があると思ったしだい。
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皆様、ご迷惑をおかけしました。どうやら復活したようですね - 2012.12.27(ポケットの窓から)
はる 4192
皆様、ご迷惑をおかけしました。どうやら復活したようですね。くわしい事はいずれ又書きましょう。今日のところは無事復活したという事で、おめでとうございます。
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.ガンジー名言集 マハトマ・ガンジーの偉大なる名言 . - 2012.12.26(未分類)
Glenn Gould: Bach Goldberg Variations 1981 Studio Video (complete)
ガンジー名言集 マハトマ・ガンジーの偉大なる名言
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帰宅しました。 - 2012.12.25(未分類)
はる 4190
帰宅しました。今回は長い東京暮らしでしたね。でもまぁ色んな意味で楽しい非日常でした。少し落ち着いてから反省を書きましょう。
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個展最終日 - 2012.12.24(ポケットの窓から)
はる 4189
個展最終日
今年度の個展、無事終了しました。おいそがしい中をおいでくださいましてありがとうございました。
閑話休題
画廊も一見しただけではわからないけれど、大きく分けて貸し画廊と企画画廊の二種類がある。多くはその二つを適当に混ぜ合わせて仕事にしている。
よく知らない人は画廊という商売がかっこいいきれいな仕事に見えるらしくて、何のノウハウもなく画廊経営に乗り出すのだけれど、そういったやからは早々に経営が行き詰まってしまうだろう。
貸し画廊というのは貸しスペースであってはっきりいって画廊ではない。開き空間を貸すレンタル屋であってアートとはまったく関係のない駅前の不動産やみたいなものだ。どんなにかっこよく雰囲気作りをしたとしても根底はレンタル屋なんだな。そこのところを勘違いしてはいけない。
企画画廊というのはオーナーがこれといった作家をセレクトして売れるということを前提に作家と契約して展覧会を企画するそんな画廊を言う。これが本来の画廊だろう。
しかし、これを純粋に経営するとなるととんでもない難しいことに直面する。まず売れなければ作家ともども一日として生活が成り立たなくなってしまう。だから多くは当たり外れのない売れそうな作家を選ぶことになる。したがって展示される絵は展覧会を企画すればするほどつまらないオーソドックスな要するに「売り絵」に近づいてゆく。多くのデパートの絵がつまらないのは絵を商品として扱っているからで、その理屈でいえば売れない絵というのは「商品価値」はないという、しごく当然の帰着に行くつく。
さてそこでだが、すごく少数ではあるが気骨ある企画画廊が存在する。手前味噌だが私などの絵を扱う画廊はそういった気骨企画画廊といえるだろう。だからできるだけ応援したいし応援してほしい。そうでなければ作家も画廊も存在できなくなってしまう。まぁ好きでやっていることだかと言われてしまえばその通りなのですがね・・。
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はる 4188 アマチュアとプロの違い - 2012.12.23(ポケットの窓から)
はる 4188
個展7日目
いよいよ明日で終わりです。4時半までですので間違わないようにお願いします。
作品を売るというのは恥ずかしい仕事だ。特に絵画などという訳のわからん自己満足的なものに偉そうな値段をつけて偉そうに展示してわざわざ来てもらって購入してもらうというのは何と傲慢極まりない行為なんだろうといつも思う。
それでもそれを生業にした場合、そうやって恥をかきながら生きてゆくしかない。そういう人生を選んでしまったということだろう。だから来てもらった人にはできるだけ丁寧に対応してできるだけ気分よく帰っていただくように心がけているつもりだ。それが少なくとも来てくれた人に対する最低限の礼儀だと思っている。
アマチュアとプロの違いはそのことを自覚しているかどうかではないだろうか。
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はる 4187 - 2012.12.22(ポケットの窓から)
はる 4187
明日は日曜日、普通は画廊はお休みですが、臨時にオープンします。是非来て下さい。
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はる 4186 - 2012.12.21(ポケットの窓から)
会場でメリークリスマス
それもまた楽しい。
はる 4186
個展5日目
すこし疲れてきました。銀座はイルミネーションがきらきらとして何だか別の世界に来たようですな。日常から離れて約一週間すぎた。個展会場につめているだけだけど、少しずつ疲れがたまってゆく。後三日です。明日は雨から雪になるそうです。お早めにきて下さいな。ではまた明日。
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管理画面に入れない場合の対処法 - 2012.12.20(ポケットの窓から)
はる 4185
個展4日目
どうも理由がよくわからないのですが、どこかでやってはいけないことをしてしまったのかもしれませんね。ブログが閉鎖されてしまったようです。でまたあった場合のために対処の仕方を書いておきます。
①まずサーバーのヘルプでトラブルの対処の仕方の例を調べる。同じ症例があればそれに従う。
②私の場合そういった例がなかったので、直接サーバー管理者にメールする。
出先のために返事ができな事を書いておいた。
③その日のうちに何らかの回答があったようだ。
しかし、パスワードが勝手設定されていいて閲覧できない状態になっていた。
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個展3日目 - 2012.12.19(ポケットの窓から)
はる 4184
個展3日目
昨日ブログ更新をしようとして何か不具合の尻尾を踏んだようで、しばらく閲覧できない状態になった。実は今も見ることができないかもしれない。自宅に帰っていないのでサーバーからのメールが受け取れないので詳しいことはわからない。今見ることができない人には申し訳ありません。しばらくお待ち(25日)過ぎまでください。ということで、3日目は終わった。
訪問記
*光の風さん12/18
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個展1日目 - 2012.12.17(ポケットの窓から)
はる 4182
個展1日目
午前中に飾り付けて午後からオープン。いま銀座界隈では13箇所で国画関係の作家が展覧会をしているので、どうしても国画関係の作家が多いですね。オープンしても閑古鳥が鳴いていた昔に比べるとその点随分楽にはなった。しかし、それが私個人のお客さんか?といわれると若干違うようなきがするな。
また明日。
訪問記
*大石正巳アトリエ日記
http://laseine38.exblog.jp/19015299/
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丸山真未展 - 2012.12.16(ポケットの窓から)
丸山真未展
12/15~24
甲府・三彩洞
055-226-8393
はる 4181
いよいよ今年最後のイベントの始まりです。ここから24日まで連日出勤の長丁場ですから、だんだんに疲れてくるでしょうな、病み上がりですから。けれどけっして損はさせません。楽しんでもらいます。是非顔を見せてください。お待ちしております。
今朝は選挙に行って、その後身の回りの荷物をまとめてホテルに送って、彼女の個展を見て東京に向かいました。今はホテルのロビーでこの日記を書いています。最近はどんなホテルにもパソコンが置いてあってブログを更新することができます。
閑話休題
選挙はどんな結果が出るのでしょう。ちょっと心配なところもあります。結局みんなアメリカさんの思うつぼ、思惑通りに進んでいるのではないか。尖閣列島の件も竹島の件も北方領土の件もみんなみんなよーく考えてみれば、裏にはかの国の思惑が絡んでいるようにおもうな。日本は正々堂々、真正面から考えるのを良しとするけれど、戦略というのは策略で国家戦略とは綺麗ごとではないんだろう。そんなことを考えるもうすでに日本はアメリカの戦略にハマッテ、彼らのお先棒を担いで戦いに出るのではないか。そんなことを危惧する。今ここで選挙というのもどうもそんな思惑が見えてくる。
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体調を崩す - 2012.12.15(you tube)
Jordi Savall, Rolf Lislevand, Pedro Estevan, Arianna Savall - MEZZO
はる 4180
風邪ではないのだが少し体調を崩す。原因不明の発熱で来週からの個展を控えて出先で寝込むのはつらい。夕方になって更に熱が出てきたので、いつもお世話になっている病院に電話をかけて出かける。 病院で熱を測ると38.4度、結構な熱だ。
病院では当直医が対応してくれるが、もちろん主治医ではない。若いきれいな女医さんだった。血液検査をしてその結果が出るまで30分くらい仮設のベッドに寝かされる。その間交通事故がらみの救急患者が一件入ってきて、当然緊急性はそちらの方にあるわけだから、私は忘れられたようにそのままじっと待っていた。しかし待てど暮らせど一向に来てくれる気配がない。熱はどんどん上がってゆくように感じられて、気分も悪くなってきた。
12時近くになって、ついに私は「すみません、まだですか」と声をかけた。声をかけられてやっと気付いたようにばたばたとやってきて薬を処方してくれた。けっして緊急ではないけれど、体調が悪いから病院に行っているわけで、まぁ個人の開業医でもない限り対応はこんなものかもしれない。
私などもそうだが、「せんせい」と呼ばれる仕事をしていると自分は大したものでなくとも職業としての「せんせい」業が偉そうに振舞う事を良しとするところがある。この女医さんがそうだというのではないが、一番大事なのはいつも患者さんの側に立つことで、それを厭うなら医者など辞めた方がいいと思う。その方がお互いのためだろうな。
まぁ結果的には丸一日寝たおかげで熱も下がって明日からの東京暮らしになんとか間に合ったという訳だから、めでたしめでたし。
閑話休題
そのおかげで久しぶりにテレビを観た。そうするとニュースは中国の領海侵犯や選挙がらみで憲法改正や自衛隊の国防軍への格上げなど今にも戦争しそうな論調でしゃべっている。毎日こんなニュースを見せられると世論はそれも仕方ないなぁと傾いてゆくだろう。
世論は作られるのだ。それを煽っているのは要するに今のマスコミ、新聞やテレビだな。知ってか知らずか、意図的か無意識かしらないが、確実に戦争肯定の方へ国民の意識を向けさせているように思える。そしてだれがそうさせているのかということになるのだが、背後に存在しているのはアメリカなんだな。彼らは日本に自分たちの斥候として戦う事を希望していると思う。
彼らは戦い好きだ。ベトナム戦争も湾岸戦争もアフガニスタンもずっと懲りずに戦争している。戦争する事で軍需産業がらみの企業が膨大な利益を得るという構図じゃないかな。
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「鳥の歌」 - 2012.12.14(you tube)
Jordi Savall, Mare Nostrum, El Cant dels Aucells
スペイン民謡「鳥の歌」
ESTAMBUL. Dimitrie Cantemir: "El libro de la ciencia de la música"
イスタンブールの民族音楽
挨拶しているおじさんにどこか見覚えが?
はる 4179
こうやって民俗音楽を簡単に検索して聴くことが出来るのもインターネットのおかげだな。イスタンブールの民俗音楽を聴きたくて検索したわけではないないのだけれどね。
東の果てはトルコやイスタンブールということになるのだろうか。詳しい歴史を知っているわけではないが、ここからアフガニスタンの破壊された大仏のあるバーミアンの壁画を経てシルクロードを通って敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)の壁画、朝鮮の壁画などを経て日本の高松塚の古墳の壁画へとつながってゆく。
奈良の正倉院にはここで演奏されているような楽器が収蔵されているのだから驚きだな。
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審美眼 - 2012.12.13(ポケットの窓から)

歌姫
はる 4186
まったく素人の発言なので気になる人はスルーして下さいな。
韓国のキムヨナが少し休んでいたフィギアーの大会に復活して世界新のポイントで優勝したというニュースが流れた。キムヨナさんと日本の真央ちゃんとの対決はこれで避けられないことになるでしょうな。
今回に限ったことではないけれど、キムヨナに対する凄まじいいやがらせというのかコメントが多いな。まぁ人間だから自然に身びいきになる、相手をおとしめることで自分たちが優位に立とうとする気持ちも分る。しかし、素直にその演技だけをみれば彼女の演技が素晴らしいということが分る。
今のアジアの情勢をみれば人が良いとか善良であるとか人徳があるなどということは何の力にはならないのかもしれないが、まぁだからこそ今本当に人間として優れた品位みたいなものが要求されるのではないかな。やられたらやりかえすというようなことをやっていたのじゃ、いつまでたっても終わらない。
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来週の月曜日から個展が始まります。 - 2012.12.12(ポケットの窓から)
はる 4185
銀座の個展の荷物を出した。笹子トンネルの事故があって少し心配していたが、まぁ時間は少しかかるけれど問題ないということだった。それにしても日本の物流は大したものだ。私が子供の頃、引越しは別にして荷物は最寄の駅まで取りに行くというのが一般的だった。今は電話一本で集荷して運んでくれる。楽になったものだ。
来週の月曜日から銀座で個展が始まります。よろしくお願いします。少し寒過ぎるのが心配だな。
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昔ながらの田舎の風景が気に入っている - 2012.12.11(ポケットの窓から)
はる 4184
夜になって関節が痛むので風邪かなと思ったのだけど、よく考えてみると午後から畑に堆肥を入れたりしたからだとフト思いついた。一応ハウスみたいなものも作って春菊を植えたりしているのだが、種をまくのが遅かったのか未だに1cmくらいの芽しかでていない。今朝の冷えは尋常じゃない寒さで、その芽も凍り付いていた。隣のルッコラは朝方はバリバリに凍り付いていてもう復活しないかと案じていたら、午後から結構日が当たってけなげに元に戻っていた。こいつは丈夫な野菜だな。
午前中にホームセンターに出かけて醗酵牛糞というのを買ってきた。これと一昨年コンポストに溜めてあった台所の野菜クズなどを適当にブレンドして畑に埋め込んだ。このコンポストという畑の武器はなかなか優れもので、多くの人はもう利用しているから今更だろうけれど、小さな家庭の野菜クズなどいくらでも飲み込んで堆肥にしてくれる。コンポストのおかげで随分ゴミも減量されたように思う。毎日生ゴミを捨てに行く手間さえ惜しまなければ、結構省エネにもなるのではないかな。そんなためにやっているわけではないが。
冬場は畑に出る機会もずっと少なくなるが、こうやって休眠して来春の準備をするのも悪くない。表面の土は凍り付いて大きな塊になっていたけれど、少し掘り進めると中はまだ柔らかな土だった。少し体を動かすとジトッと汗ばむくらいになった。本当に小さな小さな菜園だけれど、この昔ながらの田舎の風景が気に入っている。
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no title - 2012.12.10(ポケットの窓から)
はる 4183
村上春樹対談集から
「もうすぐ60になりますが、僕はまだ自分自身の多くを知らない。・・何が僕句の頭の中にあるのか、そこで一体何がおこなわれているのか。出す本はすべて自分を知るためのステップだけれど、探索の仕事は遅々として進みません。僕の内部にはいまだ多くの闇が存在しており、戦いは長いものになると思います」p461
「人の精神というのは、地表の部分を高くしようとすればするほど、地下の部分も深くなるわけです。つまり人が善を目指そうとすれば、悪というのは補償作用として必ずそのひとのなかで伸びてゆきます」p532
村上春樹の対談集をやっと読み終わった。文学的なセンスというものが私には乏しいので彼の物語はほとんど読んだけれど、今ひとつぴんと来なかった。今回彼のインタビューをまとめた物を読んでみて彼の文学よりも私には理解しやすかった。しかし、それは本当に彼を理解した事にはならないのだろう。
しかし、昨日今日はすこぶる寒い。温かくしてお休み下さい。では
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Nessun Dorma (Pavarotti, NY 1980) . - 2012.12.09(未分類)
Nessun Dorma (Pavarotti, NY 1980)
はる 4182
このパバロッティーという髭のおじさんは美男子でもないし、スタイルもけっしてよくない。けれど歌を唄わせると声は抜群にいいし、高音がまた素晴らしくいい。世界の三大テナーなどといって一時いろんなところに出向いて稼いでいた。でもこれだけ太ってしまったら、オペラの役も限られてくるだろうと思うのは素人だ。芸術家は生活苦でやせてげろげろというのは一方的な勘違いのように思う。
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世界は美しい - 2012.12.08(ポケットの窓から)
Naomi Kawase - The value of movies
なぜかウルウルします。
世界は美しい

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個展の紹介 - 2012.12.07(ポケットの窓から)
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彼の面白さは私にはわかっていない - 2012.12.06(ポケットの窓から)
はる 4179
村上春樹は1949年生まれだから三つほど年上だけれど、ほぼ同時代の作家といえる。それに彼も神戸で少年時代をすごして、ある時期にJAZZに傾倒していたという点もおこがましいけれど、近しいものを勝手に感じている。人間として持っている資質やその量が決定的に違うので比べる事自体お恥ずかしい話なのだが、作家としてシンパシーを感じさせるということが第一歩だとすれば、そこだけで完全に打ちのめされている。まぁそれだけのことだ。彼の面白さは私にはわかっていない。
今日も寒いなぁ。明日の朝は零下だろう。温かくしてお休みなさい。では。
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中村勘三郎亡くなる - 2012.12.06(未分類)
はる 4178
昨日の続き。
村上春樹の短編の一つの手法。
「何でもいい、全く意味のない例えば「サルと将棋をさす」「靴が脱げて地下鉄に乗り遅れる」「五時の後に三時が来る」というのを脈絡なく20ほどピックアップしておく。そのなかから三つを取り出してそれを一つの話に作ってゆく。落語の三題噺に基本的にはにている。ただ違うのはお題は人から貰うのではなく、自分の中から自発的に潜在的に出てきたものなので、全く関係がないように見えてその実、内的には必然性があって出てきたものだからどこか自分の潜在意識とつながっている。全く無関係という事はない・・」
おもしろいなぁ、こんな風に自由自在に物語を作って行けたらどんなに面白いだろう。普通に作家志望の人というのは小さな話を書く場合も多分最初っから何かしらのモチーフを選んで何やかやと準備をして、主人公の性格付けをしたり、コンセプトを考えたりするのだろう。あーでもないこーでもないとぶつぶつ言いながら書き進んでゆく。
しかし、彼のやり方はそんな面倒な手続きを一気に飛び越えて、まるで子供がお話を作るように、素人が物語を語るように、楽しんみながら事前の約束事は何もない。あるのは裸の私自身だけ。まぁそれだけ蓄えたものがあるからできることなんだろうけれど、誰もが出来ない事をいとも簡単に成し遂げてしまう彼はやっぱりある種の天才なんだろうな。そういわれることを一番嫌がるかもしれないけれどね。
手前味噌だけれど、こうやって物語をつむいでゆく手法というのは今の私の絵の描き方と共通する部分があるように思う。最初に何を描くかを決めないで、まずコラージュしたり色を置いたりする。それはランダムなんだけれどそれなりに今までの造形の原理みたいなものを自然に踏まえているわけで、全く無意識というわけではない。自分の中にある今まで見たもの感じたものが、それなりに影響しているように思う。
その後、そこから見えてくる形、色から何がしかの物語を見つけてくるわけだ。そんなところもやや似ている。
中村勘三郎が亡くなった。歌舞伎はあまり詳しくもないが、彼の舞台は結構観ている方だろうな。彼が勘九郎と言われていた子役の頃から知っているわけで、同じ世代の大きな役者が居なくなったという喪失感がある。寂しいなぁ・・。
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はる 4177 - 2012.12.04(ポケットの窓から)
はる 4177
クリスマスのデコレーションを納戸から出して飾った。こんなことが結構楽しいのが不思議なきがするな。とくにクリスチャンでもないのに毎年ウキウキと小さな人形など出して飾っている。そういえばこの布をプレゼントしてくれた彼女は昨年亡くなってしまった。これからこの布を見るたびに思い出すのだろう。まぁそれも供養かもしれないな。
昨日東京展のDMを出しました。近いうちに着かなければ下記に住所と名前を書いて請求してください。
http://enami.sakura.ne.jp/mailform.htm 笹子トンネルの事故があって東京への荷物の輸送がどうなるのか少し心配だったので、宅急便やさんに確認の電話を入れる。まぁ当然影響はありますという返事だったが、今日又懇意にしている人に確認するとあまり遅れはないということなので少し安堵した。自然災害ではないが、いつ何時何が起きるかわからないということだな。
車でトンネルを通過する時はいつも怖いなと思う。地震があったり、事故があっても逃げ場がないわけだから、閉じられた空間というのは何か恐ろしいなぁとはいつも感じていた。天井が崩れてきたというのはもう防ぎようがないわけで、これからトンネルと通る時はそんな事も考慮しなきゃならないのかと、余計に運転が嫌になる。
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はる 4176 - 2012.12.03(ポケットの窓から)
はる 4176
引き続き村上春樹の対談集を読んでいる。これがなかなか示唆に富んでいて面白い。以下少し勝手に意訳してピックアップする、私の空想も入っているので適当です。あしからず。
自分には度肝を抜くような他人と違う才能はない。子供頃から読書家ではあったが文学青年ではなかった。どんな風に作品を書くか、仕上げるかという風に作品を書いた記憶はない。だから淡々と毎日少しずつ書き溜めてゆく。長距離ランナーのようにほとんど変らないスピードで書いてゆく。
最初に6人のうち3人が亡くなると決めていた。それが誰なのか書き始める時には決まっていなかった。書いている内に勝手に人物が動いて決まってゆく。どうなるか分らないから私自身面白い。
人を家に例えると、一階は人が訪ねたりするオープンスペースです。そのニ階は寝室やリビングや個室があって個人が一人になれるスペースだ。その家には地下室があってそれは個人が経験したことなどが資料として蓄えられている、まぁ半分は意識された記憶の倉庫みたいなものかな。でその家には更に深い二階の地下室があって、これは個人の記憶とか体験ではなく、前の世代親とか祖父さんとかどんどん下っていって人類のといったDNAレベルの記憶になる。
そこまでゆくと勿論個人的には何も覚えていないし、記憶にはないことなんだけれど、ふとしたことが心に引っかかったりすることがある。通奏低音のような響き。
五色譜展
紹介してもらいました。
*オヤジさん
http://hnasake.blog60.fc2.com/blog-entry-304.html *猫町文庫さん
http://ccnet.easymyweb.jp/member/fukuoka/default.asp?c_id=33837
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no title - 2012.12.02(ポケットの窓から)
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ちょっとおそい甲府個展礼状 - 2012.12.02(未分類)
はる 4175
拝啓
毎年、木枯らしが吹く季節になると耳や手にしもやけをつくりながらも、元気に外で遊んでいた子供の頃を思い出します。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
さてこの度の、ハーパーズミルでの個展「どこか遠く」ではお忙しい中おいでいただきましてありがとうございました。人の一生は意外に短いのかもしれませんね。はてさて、いったいどこまで漂って行けるのか、道中心行くまで楽しみたいと思います。
また来年、同じ頃に同じ場所でお会い出来る事を願って制作に励みたいと思います。
最後に皆様の健康と幸せをお祈りいたしまして、お礼の挨拶といたしたいと思います。 敬具 平成二十四年師走
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